スピーカー端子の組付け 「DCP-T002」

　スピーカー端子は、パークオーディオさんの「DCP-T002」を組み付けました。
　周り止めのピンが儲けてあり、ナットも緩み防止の為に２個の共締めという、贅沢な構成となっています。
　絶縁シートは不要だったので、今回は使いませんでした。
　ケーブルを組み付けるための、圧着端子も２種類が同梱してあります。
　至れり尽くせりです、既に販売が停止されていることが残念です。
　できれば、再販をお願いしたい。

　参考：　https://www.parc-audio.com/shopdetail/000000000005/disp_pc/


　木材に直接ナットを締め付ける構造だったので、裏側の板面に厚めのワッシャーを追加しました。



　裏側はこんな感じ。
　
　
　表面もいい感じになりました。



　所で、アマゾンでこの製品に関して、誤った評価をしている方がありました。
　どうも女性っぽい名前の方ですが、構造をきちんと理解できていないようです。

　

　「締め付けネジの手前が細くなっていて、ケーブルやY端子に負担をかける」と書かれていましたが、全く誤っています。
　きちんと構造を見ているのでしょうか？この方は？？？。

　ケーブルや端子を締め付ける部分は双方とも平らに加工されていて均一に面圧がかけられます。
　しかも圧力をかける面は回転しないでスライドする構造を内包しており、ケーブルにとても優しい。
　また、軸にはしっかりとした廻り止め構造が儲けられており、ナットを強く締め込んでも、回転することはありません。
　オーディオフリークの使い方をよーく理解し、工夫し、誠実に作られた、パークオーディオさんらしい良い製品です。
　アマゾン内の評価は、時々、構造をきちんと理解できていない人がおり、誤った記事が多いので注意が必要です。

　

　ちなみに、最も簡単で接触抵抗の少ないスピーカーケーブルの端末処理はこちら