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クロスオーバー周波数は、最終的に1500Hzに設定しました。 [FOSTEX W300A2]

 当初は、可能な限りウッドホーンの特性を活かす為に、900Hz以下のクロスオーバー周波数にしようと考えて設定していたのですが、ユニットの特性からこの設定であれば高域が不足気味になるため、少し高めのクロスオーバー周波数に変更しました。

 ウーハーユニットとホーンドライバーを900Hzで結合し、出力レベルを合わせると、高域で10dB以上の落ち込みが発生してしまう様です。
 同時に2000Hz付近も落ち込む様に成るために、元気のない音に感じられます。
 また、なんとなくホーン臭い音にも感じられました。

クロスオーバー900Hz.jpg

 対応として、クロスを1500Hzで結合しました所、高域の落ち込みはかなり改善されます。
 ホーンドライバーのゲインを、900Hzより上げ気味にしてウーハーとつなぐことが出来ますので、一番フラットに近い特性となる様です。
 正面位置で2500~3000Hzが少し盛り上がってしまいますが、ちょっとしたスパイス程度と言えるでしょう。

クロスオーバー1500Hz.jpg

 個人的な憧れですが、「TAD 2402」に近い特性だと思います。
 今のところ満足しています。

tad周波数特性.JPG


 ホーンツイーターを加えて3WAYとすれば、もっとクロスを下げられるかもしれませんが、2WAYであれば今の設定が最もベストと考えられます。
 実際の聴感上でも同様に感じられます。

 3WAY だと、もう少しバランスは改善されるのかもしれません。

3WAYはこんな感じ.jpg

 そうなると、高次の3WAYチャンネルデバイダー(バンドパスフィルター)が必要です。
 高次チャンネルデバイダーにすようとすると、新たに同じ基盤が3枚と、電子ボリュームが必要になりますが、できるだけシンプルにしたいので、このままでも十分と思っています。



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