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「EVシフト」幻想を疑え、欧州や中国すらHEVを認めている現実 [電気自動車の闇]

 日経クロステック
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00026/00082/
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 2050年のカーボンニュートラル(温暖化ガスの排出量実質ゼロ)の達成に向けて、電気自動車(EV)シフトの必要性が叫ばれている。
 自動車・環境技術戦略アナリストの藤村俊夫氏は、「EV1本に絞ることは危険。重要なのは、グリーン電力の拡大とグリーン燃料の早期開発・導入による既存車も含めた二酸化炭素排出量(CO2)の削減だ」と説く。

 藤村氏:本当にEVシフトの機運が高まっているのか疑問だ。

 まずはメディアの報道を真に受けないほうがいいと忠告しておきたい。
 十分な理解もないまま欧州メーカーの表明をうのみにし、EVが世界的に売れているとあおっているようにさえ見える。
 「補助金や低価格の超小型EVの導入が販売増に大きく貢献している」というのが実態だが、そう記述している記事はほとんど見当たらない。

 「欧州ではEVが売れている」と報道されているが、欧州で最も販売されている電動車はハイブリッド車(HEV)でEVの2倍程度だ。
 プラグインハイブリッド車(PHEV)もEVと同程度の台数が販売されており、1~2年後にはEVの販売台数を超えると予想される。
 顧客もHEVとPHEV、EVのどれを購入するのが正しい選択か判ってきたのだ。

EVの現実.jpg

 この記事の後の内容は、日経クロステックのHPへ

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 販売シェアを示す円グラフを見ると、確かにEV(BEC)は2年の間に倍増しているのは間違いない。
 しかし、実はハイブリッド車も倍増している。
 しかも、元々の台数はハイブリッド車が遥かに多いのだから、実際の台数を比較すると、ハイブリッド車の完勝である。
 欧州の一般の人も、やっとハイブリッドの良さを理解し始めたのだ。
 欧州には小型車が多いが、燃費はヤリスハイブリッドとは比べ物にならないほどに良くない。
 これだけガソリン価格が上がってくれば、誰でも小型ハイブリッド車の優位性が理解できるだろう。
 多くの欧州の一般人は、電気自動車なんて補助金が有ってもEVは買わない。
 結構、金に対してはみんなシビアなんです。
 
 まあ、10年以上前にフランスのパリに旅行に行った時には、沢山のプリウスタクシーを見かけたが、プロは既にそのときには理解していたのでしょう。
 日本の頭の悪いメディアは、未だに世界中でEVシストが進んでいるなんて事を言っていますが、正確な数値を見る限り、実はハイブリッドへのシフトが加速しているんです。

フィアット電気自動車.jpg

YARISUHAIBURIDDO-X.jpg

CIVIC ハイブリッド.jpg

 参考動画: 【EVシフトの厳しい現実】EV一台売るごとに450万円の赤字。。 EV推進フォードの決算に見る、EVシフトの厳しい現実とは
 https://www.youtube.com/watch?v=_QR1-vCxJyA

 参考:「EVシフトは綺麗事ばかり」電気自動車先進国の「悲惨な現状」とは
 https://car-moby.jp/article/news/ev-shift-leads-to-disastrous-situation/


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