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中国恒大株が売買再開、一時87%安 [中国ウオッチング]

 ブルームバーグ
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-28/S02UJYT0AFB401
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 中国恒大集団の株式売買が28日、香港市場で1年5カ月ぶりに再開され、87%下落した。
 今年1-6月も赤字に陥る中、同社株は超低位株の仲間入りとなった。
 事実上のデフォルト(債務不履行)に陥った中国恒大は、28日から開く予定だった債権者との会合を延期した。

 参考: 超低位株
 株価の水準が極端に低い株式のこと。
 日本では、1株500円~1,000円で取引されている株式を低位株、価格が3桁台前半または2桁台の株式のこと。
 1株あたりの価格が10円以下の銘柄も存在。

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 中国の不動産バブルは既に弾けてしまった。
 不良債権化した企業は中国恒大だけではなく、ほぼ全て中国不動産企業が同様である。
 下請け業者への支払いが出来ないため、多数の建設途中のマンションは窓や扉も壁も無い。
 当然であるが、電気も水道施設もない状態で、エレベーターも無くドウシヨウモナイ状態で放置され続けている。
 周辺道路も整備されいないため、車での移動も出来ず荒れ果てるばかりだ。
 当然、近くには店舗も何もなく、人が済むことは出来ないはずだが、全財産をつぎ込んだり借金をして住宅を購入し、お金を払ってしまった一部の購入者は、そんなマンションでも仕方なく家財を持ち込んで住み続けて人もいるそうだ。
 中国では法律上土地を買うことが出来ないので、上モノだけに多くの金を払ってしまった中国人は、本当に哀れである。

 ゴースト化したマンションは、壊すにしても莫大なお金が必要であり、保証の問題も有るためにどうすることもできない。
 現状では中国恒大等の不動産開発業者の破産はドミノ倒しに進んでおり、ますますこの状況は加速するだろう。
 習近平の手腕に期待したいが、彼には経済を理解する能力はない。
 日本企業は、多くを失う前に中国から資本を引き上げるべきだ。
 幸いなことに、中国政府はここに来て、反日的な主張や行為を繰り返しているため、日本企業の中国離れもスムーズに進むだろう。

 参考:習近平もお手上げ…34億人分の在庫を抱えた「中国のマンションバブル」の行き着く先
 https://president.jp/articles/-/54210?page=1

 参考:マンション工事中断で各地に「ゴーストタウン」 利用する農民も 中国
 https://www.afpbb.com/articles/-/3476117

 参考動画: 住民の9割が金を貸し…着工済み物件の8割が工事ストップ!
 https://youtu.be/xo5_dbKUKNs


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