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軽自動車での事故は本当に普通車よりも危険?安全性の高い車の選び方 [自家用車]

 カーネクスト
 https://cmgroup.jp/column/6459/
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 相互事故での死亡率はわずかに高い
 事故全体の死亡率は、軽自動車が0.26%、普通自動車は0.22%であり、車両同士がぶつかる相互事故の場合、軽自動車0.22%、普通自動車0.19%です。
 全体と相互事故、ともに軽自動車のほうが死亡率は高いですが、それほど大きな差ではありません。
  相互事故で軽自動車の死亡率が高いのは、車体の軽さが原因です。
 車同士がぶつかると大きな衝撃を生み、軽いほうが飛ばされ、大きく損傷します。
 同じスピードでぶつかった場合でも、外からの力の影響を受けやすいのは重量の軽い軽自動車のため、相互事故には特に注意しなければなりません。


 単独では普通自動車の死亡率のほうが高い
 単独事故の死亡率だけを見た場合、軽自動車4.47%、普通自動車4.51%と普通自動車のほうが死亡率はやや高いです。
 これも車体重量が関係しており、壁やガードレールなど、固定されたものにぶつかった場合は、重量が軽いほうが被害が小さくなります。
  固定されたものにぶつかる場合、「車の重さ」と「速度」が事故時に発生するパワーです。
 同じ速度でぶつかっても、重量が軽い分、全体のパワーは少なくなるため、軽自動車のほうが安全性は高いと言えます。

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 カーネクストの単体事故に関する、衝突安全性の考察は、正しくないと思います。
 それは、衝突エネルギーの大きさは考慮されていますが、エネルギーの吸収スペースのことに触れていないからです。

 単独では普通自動車の死亡率のほうが高いのは、単にスピードが関係していると思います。
 軽自動車は女性ユーザーが圧倒的多数ですから、速度はそれほど高くないと思われます。
 比較して、普通車はスピードも出ますし、男性ユーザーが多いので、事故時の速度も早めです。
 だから、単独では普通車の事故のほうがダメージは大きいでしょう。

 しかしながら、普通自動車は衝突時のエネルギーも大きいですが、エンジンルームや後部の荷室が広めなので、衝突のエネルギーを吸収する部分は大きく作られています。
 事故時は軽自動車より大きな衝突エネルギーが発生しますが、吸収できるエネルギー量も普通車の方が遥かに多いのです。
 
 どう考えても、軽自動車より普通車のほうが、事故時の安全性が高いのは間違いないでしょう。

 其の証拠に、安全性に厳しい米国では、軽自動車は新車で販売していません。
 アメ車の重い車体と衝突したら、日本の軽自動車なんてひとたまりもないでしょうね。
 だって、衝突エネルギーを吸収するスペースが無いのですから、技術がどれだけ進んでも、それは無理ですね。
 有名なカーネクストの記事だからって、簡単に納得しない方が良いです。

 参考:【追突で軽自動車がペシャンコになるのはなぜ!?】日本の追突試験の条件から考察!
 https://youtu.be/2uIaP0QJ83M

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