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EVシフトで「土鍋」の生産がピンチ 背景にリチウム争奪戦 [電気自動車の闇]

 毎日新聞
 https://mainichi.jp/articles/20230915/k00/00m/020/392000c
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 電気自動車(EV)を巡る世界的な市場競争が、思わぬ産業を揺るがしている。家庭でおなじみの土鍋の生産が出来ない事態に陥っている。
 鉱物は「ペタライト」と呼ばれる鉱石。
 添加すれば耐熱性に優れ、急激な加熱や直火(じかび)にも強い土鍋になる。

bankoyaki.jpg

 ペタライトは国内で調達できないため、アフリカ南部のジンバブエから輸入してきた。
 価格は安定し、萬古焼をはじめ佐賀県の有田焼など全国の焼き物の産地を長年支えてきた。

 ここに来て中国企業がジンバブエの鉱山を買収し、日本向けのペタライトの輸出がストップした。
 中国企業は鉱山を買収したのか?、それはペタライトに含まれるリチウムが狙いだ。

 リチウムの原料となる鉱石は「スポジュメン」が一般的で、含有量は6%以上だ。
 ペタライトは4%で、3分の2にすぎない為に、採算面からこれまでは見向きもされてこなかった。

petaraito.jpeg

 しかし今、リチウムイオン電池になり得る資源は全て高騰して、中国が世界中で買い占めを行っているのだ。

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 電気自動車の生産では、世界中で色々な問題を引き起こしている。
 今回は全く関係がない「焼き物」の生産が出来ない状況になっている。

 参考: 電気自動車は本当にエコなのか?環境に悪いと言われる理由を解説
 https://freelance-aid.com/articles/1612.html

 未だ世界の自動車の全台数からすると、僅かな台数の電気自動車であるが、既に世界各国で環境破壊を起こしている。
 今現在、電気自動車を買っている人達は、本当に環境のことを考えているとは思えない。

 次のグラフでは、環境に優しいとの理由が第一になっているが、それはイメージだけで、実際は全く閑環境に優しくない事を、知らないだけだ。


 電気自動車を買う理由.JPG




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