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けが人救出中にイスラエル軍が銃撃、息子失った父「こんな不条理が」…ヨルダン川西岸でも衝突激化 [21世紀のホロコースト]

 読売新聞ニュース
 https://www.yomiuri.co.jp/world/20231028-OYT1T50030/
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 ヨルダン川西岸でイスラエルの治安部隊により、パレスチナ人110人が殺害された。
 イスラエル当局の抑え込みに対するパレスチナ人の反発は強まる一方で、戦線拡大が懸念される。

 イスラエル軍が、ハマスの支持者10人を拘束するために軍車両でジャラゾーン難民キャンプに侵攻したところ、住民が石を投げて抵抗、若者3人が銃撃されて死亡した。
 死亡者3人の中のマフムード・ナハラさん(21)は、けが人を救出中に頭を撃たれた。
 父のサイファディーンさんは、「息子はハマスのメンバーではない!こんな不条理が許されていいのか」と沈痛な面持ちで叫んだ。

 マフムード・アッバス議長が率いるパレスチナ自治政府は弱体化。
 イスラエル軍の侵攻をなすすべなく傍観している。
 難民キャンプに住むハンマド・サディークさん(51)は「自治政府を含め、誰も我々パレスチナ人を守ってくれない」と嘆いた。
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 ジャラゾーン難民キャンプは、パレスチナの自治区の中心部にある。

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 自治区と言うが、実はイスラエル軍や警察が治安を取り締まっている。
 1993年のオスロ合意では、それぞれの国による自治を合意したはずだが、中東戦争に勝利したイスラエル軍が自治さえもパレスチナから奪ってしまった。
 そして、自治区の土地にイスラエル人が勝手に入植を続けている。
 底に住んでいたパレスチナ人が抗議行動を起こせば、イスラエル警察や軍が介入し、パレスチナ人は逮捕されるのだ。
 長い間、パレスチナ人はイスラエル人の暴挙に耐えてきたが、ここに来て爆発したのは仕方がない事。
 この戦争を引き起こしたのは、イスラエル人だ。

 イスラエル軍は、淡々とパレスチナ人を殺害し続けている。
 ハマスとの戦闘と言うが、実はパレスチナ人全員を殺すのが目的とも思える所業だ。
 イスラエル軍は「ナチス」と何ら変わらない。  悪魔の軍隊なのだ。

 イスラエル人は、次の写真の子の目を正面から見ることが出来るのか。

gazanoko.JPG



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