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イーロン・マスク、中国EVを警戒...貿易障壁なければ「世界を駆逐するだろう」 [マスコミを信じるな]

 ニューズウイーク日本版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2024/01/ev-49.php
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 テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は24日、「中国の自動車メーカーは、貿易障壁がなければ世界の競合相手を”駆逐”するだろう」と述べた。

 昨年第4・四半期、BYDは比較的手ごろな価格や多彩なラインアップで躍進した。

 消費者分析会社ラングストンのパートナー、スペンサー・イメル氏は「BYDやNioなどは、信頼性や耐久性、安全性では中程度だが、車載技術やバッテリー交換などの革新的な技術で、中国での需要は高い」と述べ、それが今後の海外での成長において重要な要素で差別化の要因になると指摘した。

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 イーロン・マスクが有名になった当時、「なんてくだらない奴だろう」と思ったが、それは今も変わっていない、なぜかって?。

 ① 電気自動車は走行中には排気ガスが出ない、航続距離を稼ぐには、沢山バッテリーを積めば良い。
 ② 技術は日本のリチュウムイオン電池を使えば良い。
 ③ モーターは既に効率が95%くらいだから、問題ない。
 ④ 発電時の温暖化ガスの排出は、自分には責任がないので、考えない。

 世の中をそんな風にしか思っていないのだ、この男は。
 フレームはダイキャスト製法だとかなんだとか言っているけど、それもそんなに進んだ製法ではない。
 どこの自動車会社も実験的にはやっていたが、市場に出す環境も意味もなかったので、導入しなかっただけだ。
 結局の所、温暖化防止の波に乗ったイーロン・マスクに騙されたんだよ。

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 本題に戻ると、EVシフトを世界が目指した時、実は一部の技術者の間では中国の台頭は予想されていた。
 それに引き換え、当時の日本を含めた世界のジャーナリストは、間違いなく中国を侮っていた。

 共産党独裁政権はこの様な変革には強い。
 最高指導者が一声かければ、迷い無くどんな事でも突っ走るのだ。
 それが正しいとか間違っているとかは関係がない。

 今の中国の半導体産業は、技術もコストも世界最高レベルだ。
 構造が簡単なEVなんてのは、容易に作ってしまう事は簡単に予想出来ただろうに。
 液晶TVやスマホと同じで、決断が遅く、資金が無く、資源もない日本企業などが太刀打ちできるはずはない。

 日本が太刀打ちできるのは、長い歴史で磨かれてきたエンジン技術だけだが、中国はそれも短期間で簡単に盗んでしまうだろう
 僅か10年前の中国製自動車と今の自動車を比較してみれば、それらは一目で理解できる。
 
 参考:<中国製品>モーターショー 2009年4月19日
 https://www.recordchina.co.jp/newsinfo.php?id=30590

2009年モーターショー.JPG





 
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