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コロナウイルスの驚異その② [コロナウイルス]

2018年と2019年のインフルエンザの死亡者は、年間で3000人~3500人にもなります。
この数字から、現在までのコロナウイルスのわずかな死亡者に対して、なぜそんなに大変だと騒いでいるのか理解できないと言う人がいます。
でも、インフルエンザの感染者数は、2019/12/30~2020/1/5(2020年第1週)間の累積の推定患者数は約3,477,000人です。
死亡率は0.1%になります。
それに比較して、日本におけるコロナウイルスの死亡者数は4月6日時点で73人です。(陽性者は3569人)
死亡率は簡単に計算すると約2%です。
実に20倍もたくさんの人が死んでいるのですから、もしインフルエンザ並みの感染者数となった場合は、単純計算で6,9540人が死亡することになります。
重傷者数はこの数の数倍に成る訳ですが、その場合医療崩壊は間違いないので、最悪でその数3倍くらいの人が死亡するかもしれません。
そうしますと、日本だけで27万人が死亡する計算になります。
感染力がどの程度かが問題になるのですが、この数字を考えると、中国があれほど恐ろしい都市封鎖を行った事が理解できる。
この3~4週間はできるだけ出かけない、これ以上感染を広げない生活を行わなければ、日本は地獄となってしまうでしょう。

感染者推移.jpg
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コロナウイルスの驚異 [コロナウイルス]

コロナウイルスどう対応するのが正しいのか?
ラジオのニュースにて、疫病に関する著名な医者が話していました。
「自分がどうしたら感染しないか」ではなく、「自分がどうしたら他人に感染させないか」を本気で考えてほしい。
日本では当初中国からの旅行者から、数名の感染者がでるくらいでしたが、その後海外旅行からの日本人帰国者から、沢山感染者が発生しました。
ある若い女性は、大学の卒業旅行でヨーロッパから帰った後、友人親戚その他の40人へ約次々と感染させたそうです。
多分、その40人からどんどん拡散した事が容易に想像されます。
その若い女性を責めてもしょうがないですが、あの様な状況ですから、「もしかして自分が感染しているかもしれいない!」と思って、2週間程度の間でも自宅待機をして様子を見る想像力があれば、そこで止めることができたのです。

4月11日日本の新規感染者数.JPG

まもなく、首都封鎖の話題がネットででていますが、もしそうなると首都圏内でまた多くの感染者が発生すると考えられるそうです。
首都封鎖となれば、それより先に家族が都内の生活者を自宅に呼び寄せるのは、親としては当然です。
そしてウイルスを沢山もって故郷に帰ってくる可能性が高く、また帰ってきた人は暇なので、故郷に住む友人と遊んでしまうため、また拡散します。
そしてその親が感染しその繰り返しにより・・・そのうちパンデミックになるのです。
既に止められない状況かも知れません、すでに日本国内はそんな状況であると認識したほうが良いと思います。
自分の親や子、孫に対しどう行動したら感染させなくて済むかを、真剣に考えましょう。

当初、若い人たちは重症化しないと報道されていたため、遊び歩いている人もいましたが、パンデミックになれば、経済は疲弊し仕事はなくなり、結局自分の暮らしに跳ね返ってくるなんて、きっと想像もしなかったんでしょう。
私の会社も、事の重大さにやっと気が付いたようで、食事時間の制限や手洗い、うがい、マスク着用など、ここにきて声高になってきましたが、もし社内で感染者が出た場合、研究開発の機能は停止し遅延、相当な被害となりますが、誰も責任は取らないのです。
社員かその親、子、孫が命の危険にさらされるかもしれませんが、誰かが亡くなっても、誰も責任はとらないのです。

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