SSブログ

ネットワークオーディオの構築 [オーディオ]

Olasonic NANO-NP1 を導入しました。

今までは、SONYのハードディスクミュージックサーバー「NAC HD-1」と自作DAC+アナログ自作アンプの構成としておりましたが、さすがにHD-1も古く成って来ました。
扱えるデータがPCM-16ビットの41.1KHzが最高音質ですし、ハードディスク容量も256GBしかありません。
自作DACは、最高32ビット/192KHZまで対応していますので、これ以降は現行で問題ありません。

<NAC_HD-1生産終了.JPG

今後は、ハイレゾも視野に入れてPCM出力で24ビット-192khzを扱えるようにしたい。
また、データも大きくなるので、サーバー容量もそれなりに欲しい。

色々と調べたら、「Olasonic」社が販売する「NANO-NP1]という製品を見つけました。
一般的にはあまり利用されない仕様なので、結構お値段も下がっています。(¥ 27,545)
そこで、中古PC(¥12000)+ NAS(3TB/¥12000) + 有線ルーター(¥1000) + NANO-NP1 の構成としました。
PCモニターは使っていない物がありましたので、全てを合算しても、追加費用¥55000程度で抑えることができました。
ソフトウエアは、フリーソフトのFoover2000を使わせていただいています。

NANO_NP1.jpg

さて、システムの音質ですが、セットアップ当時は何となく低音がスカスカでハイ上がり。
でも、決して荒い音ではなく滑らかでノイズが少なく澄んだ空間に音像がすっきりと立ち上がります。
素性は良いようです。
2日程音楽を流していましたが、どんどん低音が出てくるようになりました。

それにしてもノイズが少ないのは、NANO-NP1までは、ネットワークケーブルで接続されており、純粋なデジタルデータの通信ですので、回転する物の振動やノイズが音声信号に影響しないからかもしれません。
ただ、毎回NASのON-OFFが面倒くさい。
今後は、大容量のSSDをPCに内蔵させてやろうかと企んでいます。

2021年3月28日現在
SSDを500ギガバイトにパワーアップし、データをSSDから読む様に変更しました。
NASは現在バックアップ専用となっています。
段々とエージングが効いてきたのか、歪みっぽさが全くなくなり、広域までスムーズに出るようになりました。
低音域も、暑苦しさが無くて軽いのに下まで出てくる感じ。
迫力あるのに聞きやすく変化してきました。
ネットワークオーディオにしてよかった!

2021年5月4日 更新
我が家は、FOSTEX FE138ES-Rユニットを純正箱のバックロードホーン(ターキー)に収めて鳴らしていますが、今までなかなか落ち着いた優しい音が出せず、ボーカル域の荒い音質に苦慮していました。
一時はもう駄目かとあきらめかけたこともありましたが、Olasonic NANO-NP1 を使ったネットワークオーディオ構成に変更後の音質は、とても落ち着いた音です。
変な例えですが、つるっとしたむき身の卵のようなすっきりとした音質?で、今までのあの荒さはどこに行ったのでしょう?
低音域が少し混濁した感じもありますが(バックロードなので)、この音質がとても気に入っておりまして、毎夜音楽に浸っております。

nice!(0)  コメント(0)