デジタルカメラで、高精度アンプ+バックロードホーンの再生音を録音しました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]
半年ぶりに押入れから引っ張り出したバックロードホーンは、fostexのfe138es-Rを搭載した自作のターキーです。
このスピーカーは、ダンピングファクターの低いパワーアンプだと低音域が肥大してしまう傾向にあります。
共鳴管らしいボーボーとした低音に鳴りがちですが、今回の高精度アンプは数値が高く制動力が有りそうなので、そこら辺を旨く鳴らしてくれそうです。
そういう意味で、バックロードホーンとの相性は良いのではないか?と考えました。
結果は果たして、非常に制動の効いた粘りつくようなうねる様な、ゴリゴリ、ムキムキの低音が痛快です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
この楽曲は、竹内まりや氏の「Impressions」に収録されている「告白」ですが、元々ドンシャリの曲調です。
低域もドスドス、グワングワンと勇ましくて、主題には合わないほどの粋の良い録音です。
それにしても、デジタルカメラを机の上に設置して、カメラの内蔵マイクで動画として録音したせいなのかわかりませんが、高域の音声が飽和してキンキンに録画されました。
実際に耳で聞く高域はこれほどではありませんが、やはりシャンシャンと耳障り。
ターキーも1年ぶりに引っ張り出して鳴らしていますから、低音が出にくく成っていたかもしれません。
もう少し時間をかけて鳴らし込んで、その上でホーンツイーターを外せば良い感じになるのかもしれません。
カメラを置いているテーブル面の音の反射が悪さしているかもしれませんので、次回は撮影用スタンドでカメラを固定し、録音してみようと思います。
2023年7月5日追記 ****************
スピーカーはツイーターを外して、そしてカメラは机の上に布を掛けてその上に置いて録画してみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
少しは高域の出過ぎは解消されましたが、まだまだきついですね。
現在のDACは、オペアンプMUSES8820を2段構成で使っています。
VI変換と作動合成、そしてバッファーに全てこのオペアンプを使っていますが、癖が強調されているのかもしれません。
最後のバッファーを、手持ちの「NJM5532DD」に変えてみると落ち着くかもしれませんが、ここまでですね。
また、このスピーカーユニット「FE138 ES-R」は高域に強い癖を持っていることがすでに判っているので、それが原因かもしれません。
逆に良い方に考えるとすれば、高域性能が突き抜けてフラトな新作アンプは、ユニットの癖をもちゃんと再生できるという事だろうと思います。
これを解消するには、チャンネルデバイダーで高域の癖の帯域を取り除き、2WAY化するのがてっとりばやいでしょうけれども・・・。
fostexによる周波数特性図では、「2KHz」以上でかなり放射角度での特性が乱れています。
つまり、「2KHz」以上は完全なピストンモーションではなく、分割振動による音声放射という事でしょうか。
「2KHz」以上を別のユニットに持たせるにしても、そんなに低い所から使えるツイーターは無いでしょうね。
ホーンドライバーでつなぐしか無いんですかね。
まあ、2台目のパワーアンプの改修が完了すれば、新作2WAYスピーカーが使えるようにななりますし、色々と遊んでみるのも良いですね。
まあ結果として新作の「お気楽オーディオさんの”高精度アンプ”」がとても素晴らしい性能を秘めていることが判明しました。
これまで使っていた「お気楽オーディオさんの”お気楽でないパワーアンプ”」も、かなり評判は高かったのですが、バックロードホーンスピーカーに関しては、「お気楽オーディオさんの”高精度アンプ”」は、駆動力がとても高くて効果ありだと思いました。
録画したカメラは、「サイバーショット DSC-HX99」です。
内蔵のマイクなのに、中々に良い感じで録音できる事に驚き。
スピーカーの実際の再生音は、もう少し角が無くてギスギスしていない様に聞こえます。
このスピーカーは、ダンピングファクターの低いパワーアンプだと低音域が肥大してしまう傾向にあります。
共鳴管らしいボーボーとした低音に鳴りがちですが、今回の高精度アンプは数値が高く制動力が有りそうなので、そこら辺を旨く鳴らしてくれそうです。
そういう意味で、バックロードホーンとの相性は良いのではないか?と考えました。
結果は果たして、非常に制動の効いた粘りつくようなうねる様な、ゴリゴリ、ムキムキの低音が痛快です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
この楽曲は、竹内まりや氏の「Impressions」に収録されている「告白」ですが、元々ドンシャリの曲調です。
低域もドスドス、グワングワンと勇ましくて、主題には合わないほどの粋の良い録音です。
それにしても、デジタルカメラを机の上に設置して、カメラの内蔵マイクで動画として録音したせいなのかわかりませんが、高域の音声が飽和してキンキンに録画されました。
実際に耳で聞く高域はこれほどではありませんが、やはりシャンシャンと耳障り。
ターキーも1年ぶりに引っ張り出して鳴らしていますから、低音が出にくく成っていたかもしれません。
もう少し時間をかけて鳴らし込んで、その上でホーンツイーターを外せば良い感じになるのかもしれません。
カメラを置いているテーブル面の音の反射が悪さしているかもしれませんので、次回は撮影用スタンドでカメラを固定し、録音してみようと思います。
2023年7月5日追記 ****************
スピーカーはツイーターを外して、そしてカメラは机の上に布を掛けてその上に置いて録画してみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
少しは高域の出過ぎは解消されましたが、まだまだきついですね。
現在のDACは、オペアンプMUSES8820を2段構成で使っています。
VI変換と作動合成、そしてバッファーに全てこのオペアンプを使っていますが、癖が強調されているのかもしれません。
最後のバッファーを、手持ちの「NJM5532DD」に変えてみると落ち着くかもしれませんが、ここまでですね。
また、このスピーカーユニット「FE138 ES-R」は高域に強い癖を持っていることがすでに判っているので、それが原因かもしれません。
逆に良い方に考えるとすれば、高域性能が突き抜けてフラトな新作アンプは、ユニットの癖をもちゃんと再生できるという事だろうと思います。
これを解消するには、チャンネルデバイダーで高域の癖の帯域を取り除き、2WAY化するのがてっとりばやいでしょうけれども・・・。
fostexによる周波数特性図では、「2KHz」以上でかなり放射角度での特性が乱れています。
つまり、「2KHz」以上は完全なピストンモーションではなく、分割振動による音声放射という事でしょうか。
「2KHz」以上を別のユニットに持たせるにしても、そんなに低い所から使えるツイーターは無いでしょうね。
ホーンドライバーでつなぐしか無いんですかね。
まあ、2台目のパワーアンプの改修が完了すれば、新作2WAYスピーカーが使えるようにななりますし、色々と遊んでみるのも良いですね。
まあ結果として新作の「お気楽オーディオさんの”高精度アンプ”」がとても素晴らしい性能を秘めていることが判明しました。
これまで使っていた「お気楽オーディオさんの”お気楽でないパワーアンプ”」も、かなり評判は高かったのですが、バックロードホーンスピーカーに関しては、「お気楽オーディオさんの”高精度アンプ”」は、駆動力がとても高くて効果ありだと思いました。
録画したカメラは、「サイバーショット DSC-HX99」です。
内蔵のマイクなのに、中々に良い感じで録音できる事に驚き。
スピーカーの実際の再生音は、もう少し角が無くてギスギスしていない様に聞こえます。
ダイアトーン「P-610DB」を使っていて思うこと [オーディオ]
実は30数年前に一度、指定箱ではないですが、もう少し大きな箱に入れたオリジナルの「P-610B」を所有していたことがあります。
そのスピーカーには、コーン型の小さなツイーターが追加してありました。
ボンボンと威勢良くなる低域に、美しい繊細な高域がマッチして、とても良い音で音楽を鳴らしてくれていたように記憶しています。
オリジナル「P-610B」の周波数特性は「80Hz~13000Hz」とされていましたが、周波数が高くなると急激に減衰するように作られており、ネットワークを使わずとも、ツイーターのハイパスコンデンサのみでキレイにつながるように作られていました。
私が所有している改良型?「P610DB」の様に、分割振動で無理に高域を伸ばしていなかった為、ツイーターを簡単に追加すれば、とてもダイナミックでなおかつ繊細な高域をもつスピーカーを作ることができたのです。
「P610DB」ですが、男性のナレーションあたりの周波数の音声は、恐ろしいほどにリアルで魅力的です。
しかし、高域特性の良いアンプだと、高い周波数レンジでは分割振動が影響して少し聞きつらいものになります。
やはりこのスピーカーは、ナローレンジで優しい音の真空管アンプにて、古いスタンダードジャズ等を聞くのに適している様です。
或いは、ネットワークで無駄な高域をカットし、ツイーターを追加して聞くのが良い様です。
そのスピーカーには、コーン型の小さなツイーターが追加してありました。
ボンボンと威勢良くなる低域に、美しい繊細な高域がマッチして、とても良い音で音楽を鳴らしてくれていたように記憶しています。
オリジナル「P-610B」の周波数特性は「80Hz~13000Hz」とされていましたが、周波数が高くなると急激に減衰するように作られており、ネットワークを使わずとも、ツイーターのハイパスコンデンサのみでキレイにつながるように作られていました。
私が所有している改良型?「P610DB」の様に、分割振動で無理に高域を伸ばしていなかった為、ツイーターを簡単に追加すれば、とてもダイナミックでなおかつ繊細な高域をもつスピーカーを作ることができたのです。
「P610DB」ですが、男性のナレーションあたりの周波数の音声は、恐ろしいほどにリアルで魅力的です。
しかし、高域特性の良いアンプだと、高い周波数レンジでは分割振動が影響して少し聞きつらいものになります。
やはりこのスピーカーは、ナローレンジで優しい音の真空管アンプにて、古いスタンダードジャズ等を聞くのに適している様です。
或いは、ネットワークで無駄な高域をカットし、ツイーターを追加して聞くのが良い様です。