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高域のキツさ、乱れはスピーカーケーブルを交換したら解消しました。 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 お気楽オーディオさんの高精度アンプで、バックロードホーンスピーカーを鳴らすと、とても制動が効き、それでいてドスの利いた低音を発する事ができるように変化しました。

 これまでのパワーアンプでは、どうしてもボーボーとした「ドラム缶の様なパイプ音」が付きまとっていました。
 対応として、ターキー後部の音の出口に厚手の布を仕込んだり、ユニット後方のバックチャンバーにウールを詰め込んだりしましたが、結局解消できずにいたのです。
 ところが、パワーアンプを交換しましたら、そんな症状は嘘のように無くなりました。
 想像でしか有りませんが、新作の「高精度アンプ」はとてもダンピンファクター値が高いのでしょう。
 「スピーカーの逆起電力を物ともせず、鳴らし切る力がある」、そう感じる音に変化したのです。

 話は飛んでしまいますが、バックロードホーンを沢山設計され有名な「故、長岡鉄男氏」の御用達パワーアンプは、日立製の「Lo-D HMA-9500mk2」だったそうです。

HMA9500.JPG

  参考:https://audio-heritage.jp/LO-D/amp/hma-9500.html

 当時としては、ダンピングファクターが高く、大型のトランスやΛコンデンサの搭載など、電源性能がずば抜けて高い機種がバックロードホーンを旨く鳴らすには必要だったのでしょう。
 私が使っている、ターキーもやはり「故、長岡鉄男氏」設計の「スワン」系列ですから、軟弱なアンプでは低域はボーボー音に成ってしまうようです。

最高の音質となりました.jpg

 先日の録音では高域の乱れが少し気になっていたのですが、スピーカーケーブルをスターカッドタイプの「CANARE ( カナレ ) / 4S8」に交換しましたら、この乱れは解消しました。

 これまで使っていたスピーカーケーブルは、海外製の導線がとても細い物を、沢山よってある物で、高域のキラキラ感が特徴でしたが、ちょっと行き過ぎていた訳です。

 「CANARE ( カナレ ) / 4S8」は自分からノイズを出しにくいそうです。

4SINKOUZOU.JPG

 結局、それは信号の乱れを発生させない事なのかもしれません。
 前にバスレフスピーカーに使っていたときは、特徴がないケーブルだと感じていましたが、これこそが正解だったんですね。

 ケーブル交換後.jpg



 今回も録音はデジカメで行いました。
 実際に耳で聞く音は、録音の音質よりもずっとダイナミック、しかも繊細です。
 これよりマルチアンプシステムに挑戦するのですが、これで満足してしまいそうです。


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