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新しいスピーカーシステムにボリュームシステムを追加したい [FOSTEX W300A2]

 音楽を聞きこむほどに、新しいスピーカーシステムに少し不満があります。
 どうも、細かい音が予想するより出ていない気がするのです。

 何が問題かと言うと、やはりボリュームシステムだろうと考えています。
 私の新しいスピーカーシステムは、とても高能率です。
 特にツイーターの能率は「104db」も有るのです。
 それに対し、パワーアンプの出力は100W近くあると思います。
 其のため、快適に音楽を聞くときのボリュームレベルは、「-30db」にもなります。
 この場合の電気ボリュームは、ビット落ちを使って音量を下げてしまいますので、折角高性能なDACでも、細かい音はなくなってしまいます。

 対策として考えられるのは、パワーアンプの出力ダウンと、電気ボリュームから通常ボリュームへの変更、或いは、パワーアンプの入り口に「アッテネーター」を追加する事。

 パワーアンプの出力ダウンは、パラレルプッシュプルを、シングルプッシュプルにすれば良いので、簡単です。
 でも、それだけでは十分な対策ではないでしょう。

 とりあえず、外部にボリュームの追加を考えたいと思います。
 方法としては、今流行の電子式ボリューム。

 http://www.easyaudiokit.com/bekkan2021/muses72323/evol.html

 そして、古くからあるパッシブボリュームです。
 過去に、「株式会社 東京光音電波株式会社」さんの、プラスチックコンタクティブルボリュームを使った事があります。
 参考: http://www.tkd-corp.com/jp/index.html
 
 流石にNHKが使うくらいで、とても性能が良くて音が綺麗でガリも出ないけど、ちょっとお高い物でしたが、不満は全くありませんでした。
 放送局用を作っている為か、4ch用もちゃんとあります。

 CP2500シリーズ.JPG

 過去に利用したことの有る、有名?な「海神無線」さんで取り扱ってくれているようです。
 ただしこれはプラスチック面に金属を蒸着している構造上ですが、非常に熱に弱くて、半田ゴテをちょっと当てすぎると簡単に壊れてしまいます。
 過去にいちどだけ、壊したことがありますので、ちょっと怖いです。
 買うとすれば、インピーダンス50kΩ仕様です。
 手元に、50kΩ仕様のボリュームが一個だけありますので、ツイーター用のパワーアンプにだけ、取り付けてもいいかもしれませんね。
 それが最もお安いでしょう。

 参考: https://kaijin-musen.jp/web_shop/products/list?category_id=180

ro-tari-fe-da-.JPG

 信号経路にあまりアクティブ素子をいれたくないので、やっぱりパッシブボリュームが良いかも。
 さてさて、どうしようかな・・・。

 ああ、オーディオは楽しい。


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クロスオーバー周波数と音域の関係 [FOSTEX W300A2]

 音域に対する、クロスオーバー周波数を調べてみました。
 なんと、殆どの楽器やボーカル等の基音は、「1KHz以下」なんですね。
 実はウーハーが殆どを受け持っているわけですが、音色を決める倍音はもっと高い位置まで存在するそうです。

各楽器の音域.JPG

 このグラフから、音のイメージが湧いてくる気もします。


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W300A2の指定箱の特性と、私の設計したエンクロージャーの特性を比較 [FOSTEX W300A2]

 どうも低音の出方が不足気味に思えてしまうので、FOSTEXによる「W300A2」の指定箱の特性と、私の設計したエンクロージャーの特性を比較してみました。

FOSTEXE68C87E5AE9AE7AEB1E8AAACE6988E.jpg

fostexW300A2指定箱の特性.JPG

 特性はほぼ同じと見ることが出来ます。
 若干、インピーダンス特性が違っているけれども、ほぼ同じと見ても良いでしょう。
 ということは、低音の量感が少ないように感じる原因は、パワーアンプとの相性かもしれませんね。

 所で、改めて指定箱のマニュアルを読んでいて、気がついた事があります。
 クロスオーバー周波数に関する注意書きです。

W300a2注意書き.JPG

 これによると、クロスオーバー周波数は出来るだけ低くても良いらしい。
 しかし単純に特性を重ね合わせると、800hzから1500hz間が盛り上がるような特性になるようです。
 
クロス800hz結合.jpg

 とりあえず「800Hz」クロスで設定し聴いてみると、これが予想外に良い感じ。
 以前に、1000Hzくらいで聴いた時は、あまり良い感じではなかったのですが、なぜでしょう???。
 出力レベルを合わせると、中高域の切れが良いのに低域の量感も出て来る感じです。
 シンバル細かい音、女性ボーカルの訥々とした歌声が、より繊細に聴こえます。
 Fostexさん、流石です。

 私が使っている「H400 ウッドホーン」のカットオフ周波数は「455Hz」ですから、通常は900Hz以上で使うのが常らしいです。

H400ウッドホーンの特性.JPG

H400ホーンドライバー仕様2.jpg

 しかし今回は、急峻なスロープ特性のデジタルチャンネルデバイダーなので、700Hzくらいでも十分問題はないと思っています。
 一度700Hz~750Hz位も試して聴いてみたいのですが、波長が長すぎてホーンドライバーの置き場が後ろに下がりすぎてしまいます。
 とりあえず、800Hzでしばらく聴いてみようと思います。

 憧れの「TAD2402」のクロスオーバーは「650Hz」です。
 そこまでは落とせませんが、迫ってみたいですね。





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やっぱり、TAD2402は良いねぇ [FOSTEX W300A2]

 You Tubeで、TAD2402の動画を集めてみました。

 参考動画: https://youtu.be/2S3S353jVe4

 参考動画: https://youtu.be/lRGCFyxo_sk

 参考動画: https://youtu.be/xLZyEtZdyX4

 参考動画: https://youtu.be/F0r5S80Q0Bc

 参考動画: https://youtu.be/uuBm6FcQ73E

 参考動画: https://youtu.be/INzbI_LchWk?list=PLHWt7rKJABdL_RklnROlRCipG2lxKlgnN

 参考動画: https://youtu.be/YnGUz2aIuLw

 参考動画: https://youtu.be/EuexMxkWahA

 参考動画: https://youtu.be/JJgPmHlDVRg

 もうビンテージといえる時代のものですが、やっぱり大口径ウーハーと、ウッドホーンは素晴らしい音を出しますね。
 クロスオーバーが650Hzと言うのが効いているんですかね、ありえないほどキレの良い音です。
 JBLやタンノイじゃ、こんな音は無理かなぁ・・・。
 それにしても、こんな大音量で音楽が聞ける環境が羨ましいです。
 我が家でこんな音を出すと、奥さんがすっ飛んできます。
 まあ、近所迷惑なことは間違いないですね。


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スピーカーケーブルの端末処理を行いました。 [FOSTEX W300A2]

 一般的なユーザーは、スピーカーの結合に「バナナプラグ」を使っている方が多いようです。
 私個人の認識では、「バナナプラグ」は複数のスピーカーを切り替えて使う場合には有効ですが、接触抵抗が2重に発生する構造などを考えると、あまりよろしく無いと考えます。
 材質も、一部には銅製に金メッキ製も存在しますが高価です。
 一般的に出回っている物は殆どが真鍮(黄銅)に金メッキですので、電気抵抗値は少し大きくなると思います。

金属の電気抵抗値.jpg

BANANAPURAGUNOKETTENN.jpg

 また、裸導線をそのまま締め付けている方も多いと思われますが、個人的にはあまり好きではありません。
 どうしても点接触になって接触抵抗が大きい気もしますし、なにより緩みやすいと考えます。

裸線の締め付け.jpg

 やはりここは、ちゃんとした裸端子で端末処理を行って接続するのが良いと考えて、ニチフ 銅線用裸ブレード端子「BT 5.5-13」を買いました。
 それを使ってスピーカーケーブルの端末処理を行い、接続を完了しました。

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 一般的なスピーカー側のバインディングポストは、締め付け側ネジの頭部が回転しながら配線に圧力をかける構造なのですが、私の使っているウーハーやホーンツイーターのバインディングポストは、ヘッドが回転せずに、面で締め上げるタイプです。

DCP-T002.jpg

D1400端子面締め付け構造.JPG

 頭部が回転しない為に、配線を傷めにくいのがメリットです。
 特にホーンツイーター側はバナナプラグ対応ではありませんでしたので、裸線をそのまま締め付ける方が多いと思いますが、それをやりたくないので、ひと工夫したのです。

 最終的な方法としては、面で接触する端子を使いました。
 端子はアルミ製に見えますが、無酸素銅製で、表面の腐食を防ぐために錫メッキされています。

 裸端子とスピーカーケーブルをカシメで結合した後に、さらに半田付けを行いました。

 裸端子bt5.5-13アマゾン.JPG

 裸端子bt5.5-13.jpg

スピーカーケーブル端末処理.jpg

 これですと、緩むことも或いは接触抵抗が増えることも無いでしょう。

 *注意 私の使っている「Fostex D-1400」は、配線差し込み部の幅が狭いので、裸端子(BT 5.5-13)の幅方向の一部を切り取りました。
 手に入るのであれば、ツイーター用には、もう少し幅の狭いBT5.5-10が良いと思います。

 ケーブルを変えて音が良くなったとか、変わったなんて話を良く聞きますが、それはアンプ側のダンピングファクターが極端に低かったり、接続方法があまりよろしくなかったりが原因ではないかと想像します。

 ケーブルや接続方法は安定して音質を変化させない、ノイズが混入しにくい物が一番です。






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デジタル チャンネルデバイダーのケース交換が終了しました [FOSTEX W300A2]

 FOSTEX W300AⅡ + D1400用のデジタル チャンネルデバイダーのケース交換が終了しました。
 自作の木製+アルミパネルのケースでは、ある程度時間が経つとブツブツとノイズが出ていました。
 また、全面パネルやボリュームノブに接触すると、ハム音が出ているのが確認されました。
 ケースのアースがきちんと取れていないと予想されたため、市販のアルミケースに移植してみました。
 結果、ブツブツノイズやハム音は消え去り、動作も安定しました。

 DSC00252.JPG

 同時に、操作系やデザインも変更しました

 1 周波数(kHz)の切り替えスイッチ追加 (44.1、88.2、96、176.4、192)
 2 入力端子の切り替えスイッチ追加 (同軸のみ 1番 / 2番)
 3 電子ボリューム廃止 (スイッチ操作に切り替え)
 4 未使用ボタンの廃止 
   (「Renew DAI9211-S」 基盤から「SD-RAM DAI」基盤にDAIを変更した為)
 5 プッシュスイッチを小型に変更(デザイン)

*************** 参考 ***************
 内部の様子(自作ケース時の画像)
 基盤レイアウトは、ケース変更後もそのままで「2階建て構造」です。

DSC00242.JPG
 
 むやみにサンプリング周波数を上げても意味がないと考えています。
 波形への影響やジッターの発生を考慮し、動作周波数は、96khzで使っています。

 参考: アップサンプリングの功罪について 
 http://flac.aki.gs/bony/?p=3683


 私の所有している元の音源データが、44.1khz と 96khzと2種なので、これで良いと思っています。 
 また、私が使っているオラソニック社製「NANO-NP1 ネットワークプレイヤー」は、基本的には48,96,192のサンプリングにしか対応していない為でもあります。

nanonpi背面.JPG

DSC00257.JPG

 ちなみに、30cmスピーカーユニットですが、スムーズに低音が出るように成りました。
 ウーハーのエッジやダンパーのエージングが進んで、動きがしなやかに成ってきたのだと思います。
 合わせて、ホーンドライバーのエージングも進んできた様で、鋭いけれど優しい高域が段々に出るようになりました。 
 其のためなのか、全体的な音質が濡れたような滑らかさに変化してきました。
 好きな井上陽水の声質なんかが、驚くほどリアルに聞こえるのに驚いています。

 心配していた、位相も問題ないようで、定位もバッチリ決まります。
 物理的なボリュームが無いから、ギャングエラーを起こす事が無いので、音像があちこちに移動する事もありません。

 ところで、今更ながらレコード録音とCDの違いがよく判る様聴こえます。
 CDには、驚くような低い低音が録音されている事が判ります。
 同じアルバムでも、レコードは量感中心の低音ですが、CDでは量感よりもより低い、キレの良い、ドスの利いた低音が録音、再生できる様です。

 音出しからまだ日にちが浅くても、これだけ大きく音質が変化した事から考えると、これからどこまで行けるのかがとても楽しみです。

新型スピーカー完成02.jpg

 特に思うのですが、デジタルチャンネルデバイダーの、高域、低域の出力バランスを変えると、音楽のイメージをがらっと変化させる事ができます。
 このCDはこの設定、別のCDはこの設定と切り替えて聴く事ができます。
 いくつものスピーカーを持っているような感じです。
 こんな事がいとも簡単に行えるのは、チャンネルデバイダーならではですね。


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デジタルチャンネルデバイダーを新しいケースに入れることにしました。 [FOSTEX W300A2]

 木製ケースでは、どうも電荷がケース内に充満してしまい、時間が立つとノイズが乗ってしまうようです。
 前々から用意していた、新ケースに入れることにしました。

dejitarucyanndeba新ケーシングseihinb.JPG

dejitarucyanndeba新ケーシング.JPG 

dejitarucyanndeba新ケーシング02.JPG


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デジタルチャンネルデバイダーにノイズ [FOSTEX W300A2]

 先日作成して楽しんでいたデジタルチャンネルデバイダーですが、しばらく動作を続けると「ジー」というノイズがツイーターから出るようです。
 ケースに手を触れると音量が小さくなったりします。
 今回は、EI型のトランスを使っているので、静電ノイズなどが出やすいのかもしれません。
 手元に、かなり昔に買って在庫していた「ノイズフィルタ スパークキラー XABシリーズ 」が余っていましたので、基板のグランドとケースのアースポイント間を接続してみました。
 直流は通さないコンデンサの様でしたのでショートは心配ないと思いながらも、同時に効果が有るか疑問でしたが、今のところはノイズが止まっている様です。

 後で気になったのですが、ツイーター用パワーアンプの信号入り口の配線と追加したコンデンサが近い事も問題かもしれません。
 ウーハー側のアンプの入り口線は配線が特に短かったので、伸ばしてコンデンサを避けるレイアウトに変更しており、しかもノイズに強いシールド線に交換しています。
 明日はツイーター側のアンプも、信号入力線を長めのシールド線に交換してコンデンサを避けるように変更してみようと思います。
 やることは色々ありますが、問題が有ると言うことは、今よりもっと音が良くなる可能性を秘めているって事とも言える。
 ちょっと聴いただけでは気が付かないレベルのノイズや歪が減って、ますます美音になるのかもしれません。

*************************
 2023/08/04 20:00 追記

 パワーアンプの入力ケーブルの変更は、無事に終了しました。

 ですが、どうも右側ツイーターからの、「ジー」ノイズは出たり出なかったりします。
 チャンデバのケースを触ると、「ジー」ノイズが大きくなります。
 そして、ボリュームを触ると、最大になるようです。
 まずは、ボリュームを外してみようと思います。
 アナログ可変抵抗による操作と、ボタン操作の2種類が選べるように成っています。
 ボリュームを早いスピードでそうさすると、「キャッ」と異常な音がするときがあるので、ボタン操作によるボリュームに設定しています。
 明日は、可変抵抗によるボリューム操作に戻して、「ジー」ノイズを確認後、変化がなければ可変抵抗を外してみようと思っています。




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クロスオーバー周波数は、最終的に1500Hzに設定しました。 [FOSTEX W300A2]

 当初は、可能な限りウッドホーンの特性を活かす為に、900Hz以下のクロスオーバー周波数にしようと考えて設定していたのですが、ユニットの特性からこの設定であれば高域が不足気味になるため、少し高めのクロスオーバー周波数に変更しました。

 ウーハーユニットとホーンドライバーを900Hzで結合し、出力レベルを合わせると、高域で10dB以上の落ち込みが発生してしまう様です。
 同時に2000Hz付近も落ち込む様に成るために、元気のない音に感じられます。
 また、なんとなくホーン臭い音にも感じられました。

クロスオーバー900Hz.jpg

 対応として、クロスを1500Hzで結合しました所、高域の落ち込みはかなり改善されます。
 ホーンドライバーのゲインを、900Hzより上げ気味にしてウーハーとつなぐことが出来ますので、一番フラットに近い特性となる様です。
 正面位置で2500~3000Hzが少し盛り上がってしまいますが、ちょっとしたスパイス程度と言えるでしょう。

クロスオーバー1500Hz.jpg

 個人的な憧れですが、「TAD 2402」に近い特性だと思います。
 今のところ満足しています。

tad周波数特性.JPG


 ホーンツイーターを加えて3WAYとすれば、もっとクロスを下げられるかもしれませんが、2WAYであれば今の設定が最もベストと考えられます。
 実際の聴感上でも同様に感じられます。

 3WAY だと、もう少しバランスは改善されるのかもしれません。

3WAYはこんな感じ.jpg

 そうなると、高次の3WAYチャンネルデバイダー(バンドパスフィルター)が必要です。
 高次チャンネルデバイダーにすようとすると、新たに同じ基盤が3枚と、電子ボリュームが必要になりますが、できるだけシンプルにしたいので、このままでも十分と思っています。



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デジタルチャンネルデバイダーが、やっと動き始めました。 [FOSTEX W300A2]

 中々に「DIV5142」デジタルチャンネルデバイダーが正常に動かなくて苦労しました。

 http://www.easyaudiokit.com/bekkan2020/high-order-2WAY/try_it.html

 当初は「お気楽オーディオ」さんの「Renew DAI9211-S」を「S/PDIF」の入り口にしていたのですが、クロック設定がどうしても48khzに固定されてしまうため、データが正常に出力できませんでした。

 http://www.easyaudiokit.com/bekkan2021/RenewDAI9211/RenewDai9211.html

 1週間ほどあれやこれやとイジっていたのですが、結局原因が判明せずにマトモに動かすことができませんでしたので、「エレクトロアート」さんの「メモリーバッファーDAI」に変更しました。

 http://fpga.cool.coocan.jp/electrart/sdram_dai.html

 しかしながらこの「メモリーバッファーDAI」ですが、CDプレイヤーでは「S/PDIF」の「44.1khz」を正常に自動認識してくれたのですが、ネットワークプレイヤーの出力に対しては自動でクロックを正常に認識できないようです。
 仕方ないので、メモリーバッファーのクロック設定をネットーワークプレイヤーの設定に強制的に設定するようにしましたら、正常にデータを受診できるようになりました。(192khz 24ビット)

DSC00252.JPG

 所で、新しいスピーカーシステムの30cmウーハーとウッドホーンの能率差が大きいことに、今更ながら驚くばかりです。
 「DIV5142」のハイパスフィルターのアッテネーターを、8~9db落とさないとレベルが合わない感じです。
 今回のスピーカーシステムにパッシブネットワークを使った場合を考えてみると、相当大きな抵抗を信号経路に仕込まないと能率の整合が出来ない事になります。
 それだと、どんなにダンピングファクターの高い高価なパワーアンプを使っても、どんなに良いスピーカーケーブルと使おうとも、大きな抵抗が途中に入る弊害を思うと、デジタルチャンネルデバイダーの凄さを実感させられます。
 ダンピングファクターがスピーカー経路に有る抵抗の影響を受けてインピーダンスが変動し、低域と高域が盛り上がってしまう可能性があります。
 音質的にそれが良い方向に向かうかもしれませんが、リアルな演奏の再生からは遠ざかる事でしょう。

 参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=jz-p6s5VO0o&t=359s
 ダンピングファクターと音の関係を完全説明

 そして自由にクロスオーバーが調整できることは、とても楽しい作業である事を実感できます。

 クロスオーバー周波数を、800Hz~1100Hz間で設定を変えて聴き比べると、なんとも言えず音色が変化します。
 ダイレクトラジエーターの紙コーンスピーカーと、チタンダイヤフラムのコンプレッションドライバー + ウッドホーンの違いがてとも顕著に感じられます。
 同時にHi/Lowフィルターのゲインを変えていくと、本当に多彩な音色が楽しめます。
 実際にその操作は、楽しい事この上ないのです。
 なんたって、手間のかかるネットワークの変更が、指一つの操作でできるのですから。

 今となっては、ウーハーボックスのバスレフの共振周波数を変更できる様にしておけばよかったかな?と、思う程に低く沈み込んだ低音を発することも出来ます。
 今回はウーハーボックスの共振周波数を、少しばかり低く欲張りすぎたかもしれません。
 もっと、ボンボンと跳ねるほうが好みに合っていた気もしますが、これから志向も変わるかもしれません。

 まあしかし、30年ぶりに30CMウーハーの轟渡るような低音を聞くことが出来ました。
 最近流行りの、小口径の反応の良いウーハーとは違うけど、それはまた聴き応えの有る低音でもあります。

 今後はユニットのエージングが進み、もっと活き活きと音が出てくる可能性を考えると、今から楽しみです。

 DSC00253.jpg


 
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