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DIV5142 エラーは回避できましたが・・・ 追記2022/07/05 症状が完治しました。 [FOSTEX W300A2]

 DIV5142の起動時のI2Sエラーですが、お気楽オーディオの管理人さんのアドバイス通りで、ピンの足が浮いていましたので、再半田でクリアーできました。
 早速にデータセッティングを行い、音出しにチャレンジしたのですが、やっぱりRCA端子から音声が出力されません。

 お気楽オーディオさんのHPの記事でブロック構成を確認すると、データはHPF側とLPF側に分けて、2系統で流されている様です。

音が出ません.jpg

 オシロスコープで、デジタルデータをどっていくと、CH3のPCM5142チップのDINの足までデータが来ていますが、データ出力のGPIO3からはデジタルデータが出力されていないようです。
 もしや、DACチップを焼いてしまったかもしれません。

 周辺のコンデンサ組付け忘れやアースなどに問題がなければ、PCM5142を交換してみるしか無いようです。
 幸い、若松通商さんや千石電商さんで同チップは販売されています。

 PCM5142再購入.jpg

 ブロック構成から言うと、CH1からCH2のデータは流れているので、HPF側のRCA端子から音は出るはずです。
 こここら辺も明日、もう一度チェックしてみようと思います。

 私には、中々にハードルが高かったのかもしれません。
 でも、ここまで来たので、最後までやり遂げたいと思います。

******************* 2022/07/04 ***************** 

 実は、システム構成を少し変更しています。

2WAY新システム構成.JPG

 メモリーバッファーが欲しかったので、DAIを、エレクトロアートさんの「SDRAM-DAI」に変更しています。
 アナログ入力は有りませんが、このDAIの威力は、以前作成した「フルデジタルアンプ」で思い知らされました。
 とにかく、音がぴしっと整うのです。
 最も簡単に気が付くのは、音像の確かさで、ぴたっとボーカルや楽器の位置が決まります。
 しかし、SDRAM-DAIのマニュアルによると、出力形式は12Sではありません。

 SDRAM-DAIのマニュアルより
 対応サンプリング周波数は32kHz, 44.1kHz, 48kHz, 88.2kHz, 96kHz, 176.4kHz, 192kHzの7通りで、入力S/PDIF信号のサンプリング周波数に合わせて出力の周波数も自動的に追従します。88.2kHz以上の4つのサンプリング周波数については、外部から強制的に設定することも可能です。
 すべての周波数で24bitの信号を通します(出力フォーマットは「スタンダード24bit右詰め」です)。

 よって、DVI5142側の入力フォーマットのデフォルト設定は「12S」ですから、「スタンダード24bit右詰め」へ変更が必要と思われます。
 入力フォーマットの設定変更.JPG

 ここら辺も、再チェックですね。

********************* 2022/07/05 ********************

 今回の症状の原因が判明しました。
 とても恥ずかしいのですが、IC周辺のセラミックコンデンサの半田ブリッジが原因でした。

 半田ブリッジ.JPG

 修正後に、ヘッドホンで聞きながら、LPF/HPFの数値を上下させたり、遮断特性を変えたりしましたが、動作はとてもスムーズで、ノイズもありません。
 もちろん、E-Volumeも完全動作です。


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