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デジタルメディア レンダラーを比較・交換しました。 [オーディオ]

 これまで、デジタルメディアレンダラーは、「Olasonic」(オラソニック)ブランドのネットワークオーディオプレーヤー「NANO-NP1」を使っていました。
 しかし、この機器の出力は48/96/192Khzで、オーバーサンプリングが標準に成っています。
 隠しコマンドにより、入力 = 出力の周波数にすることも可能ですが、どうも使い勝手が悪い。
 そして、なんとなく音の余韻が減ってしまう感じが気になっていました。

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 手持ちの「iFi社」のネットワークプレイヤーである、「ZEN Stream」の音との違いを比較視聴してみました。 

 ****************** 視聴結果 ******************** 
 「NANO-NP1」 参考:https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/633664.html
 全体的に間接音が減ってしまう感じは、どの周波数レンジでも同等。
 それなのに、高域が少し騒がしくて歪っぽく感じる。
 低域は豊かだが、キレはいまいち。

 出力周波数が固定されるので、使い心地や安定性は良い。



 「ZEN Stream」 参考:https://ifi-audio.jp/zen/zen_stream.html
 高域がスッキリとして騒がしさがない。
 楽器(ピアノやギター等)の高域の倍音が明瞭で、余韻が増えた感じで気持ち良く聴ける。
 高域の騒がしさを感じないので、倍音が浮き上がってキレイに聞こえるのかもしれない。
 低域もキレが良い感じなので、量感はすこし後退して聴こえるが、低域のボリュームを上げてバランスを取る。
 それでも、低域のキレは良い。

 毎回、データの周波数をセンシングするので、dacからデータ読み込み時に「プチッ」ノイズがでるため、結構ストレスかもしれない。

 個人の感想
 使い勝手は、「NANO-NP1」が安定していて良いが、音は間違いなく「ZEN Stream」が優れていると感じる。
 手元の音楽データの殆どが、44.1kHZ/16BITなので、「NANO-NP1」出力は毎回オーバーサンプリングされて出力することに成る。
 リンクの紹介記事を読むと、バーブラウンのアシンクロナス・レートコンバータにてオーバークロック処理を行っているそうだ。
 やはり半導体のマスタークロックは精度が低い可能性がある為か、オーバーサンプリングで音質が低下しているのかも???。

 「ZEN Stream」は、オーバーサンプリングがない状態で出力してくれるので、DAC側の高精度マスタークロックが有効に働くのかもしれない。


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