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EVの世界的需要減速、自動車メーカーの経営に重大な影響 [マスコミを信じるな]

 ロイター
 https://jp.reuters.com/business/autos/UWZIQQV3PZPJ5HH4ORKV6AB5AE-2024-01-31/
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 自動車メーカーとサプライヤー各社が将来にわたる「EV」の需要に大きく賭ける中、世界的な需要の減速は経営破綻や新規株式公開の撤回、生産の削減といった重大な影響を各社にもたらしている。

 ゼネラル・モーターズの最高経営責任者は30日、決算発表後の電話会見で「EVの成長ペースが鈍化しているのは事実であり、それによってある程度の不確実性が生じている。当社は需要に見合った生産を行う」と述べた。

 テスラのイーロン・マクスCEOは先週、同社の販売台数が今年に伸びが大きく鈍化するとの見通しを示した。
 これを受け、同社株の時価総額は翌日に800億ドル減少した。

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 中国のEV生産を行う企業の多くが倒産したり経営が傾く中、欧州のEVの販売にも陰りが見えている。
 自動車各社はそれでも、僅かづつだが販売台数が伸びていることを強調するが、今年は撤退するメーカーも増えるだろう。
 やはりEVの普及は、欧米メーカーの日本車つぶしを目的とした幻想だったのだ。

 自動車ユーザーは、メーカーが思うほど馬鹿ではなかったって事だ。
 日本車は円安という事もあり、バカ売れしている。
 EVに慎重だったトヨタやHONDAに対して、マスコミ各社は「EVに周回遅れ」と的外れの記事ばかり書いていたが、実際は過去最高益を記録している。

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 所で、マスコミが知らないはずは無いと思うが、過去に長い時間をかけて、トヨタやHONDAは燃料電池車の開発に力を注いできた。
 結果、電気自動車に関する特許数は、世界で2位と3位であり、国別件数は日本はトップとなる件数を所持している。

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 電池関連の特許件数でも、Panasonicが2位であり、日本のメーカーの全社を総合すると、他国を圧倒する件数を所持している。

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 参考:平成20年度 特許出願技術動向調査報告書
 https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F1249780&contentNo=1

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 日本のマスコミはセンセーショナルなファイクニュースで日本をこき下ろすことで、利益を得ることばかりだ。
 その実は理系の情報には全く疎く、所詮が文系の人材しかいなくて、ドウシヨウモナイ状態なのだ。

 日本の電気自動車の技術は、周回遅れではなく世界をリードしていたのだ。

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 参考:倒産続出〝EVバブル〟終焉の中国 販売わずか536台、給料支給できない企業も…メーカーに在庫の山、荒々しい淘汰の波
 https://www.zakzak.co.jp/article/20231202-NDJQ24UXGVKQHFSOHZDMWTWJDI/

 参考:下方修正で電動アクスルは来年度も赤字、EVシフトの期待外れたニデック
 https://jp.reuters.com/business/autos/UWZIQQV3PZPJ5HH4ORKV6AB5AE-2024-01-31/

 参考:米フォード、EV事業は3900億円の赤字見通し 投資重く赤字拡大
 https://www.asahi.com/articles/ASR3S35CKR3SULFA001.html

 参考:トヨタ「北米EV事業の赤字額」が独自試算で判明!過去最高決算に潜む巨額投資のリスク
 https://diamond.jp/articles/-/324565

 


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イタリアで横行している偽オリーブオイルは詐欺師の新ビジネス [バカは死ななきゃ治らない]

 ニューズウイーク日本版
 https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/vismoglie/2024/01/post-60.php
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 EUでは干ばつと低収量によりエキストラバージンオリーブオイルの価格が高騰し、製品の偽造行為が活発化している。

 液体の色を変えるクロロフィルで着色されて緑の色合いを加え、カロテノイドで黄色味の特徴も加え、風味を変えるβカロテンとクロロフィルを混合した種子油(ひまわり油)を、エキストラバージンオリーブオイルとしてローマのレストランで販売されていた。

 エキストラバージンオリーブオイルの平均価格は、1リットル9ユーロ(約1,450円)であるのに対し、本物のエキストラバージンオリーブオイルと見分けがつかないニセモノのオリーブオイルは、1リットルあたり3ユーロ(約480円)で、全て格安特価のセールで販売されていた。

 スペインではランプ油をエキストラバージンオリーブオイルとして偽装したものが流通していた事件があった。
 この種のオイルは歴史的に燃料として使用されており、過度の酸味と不快な臭気がするが、詐欺グループは食用として販売していた。

 地中海全体に被害を及ぼした夏の大干ばつの影響で、オリーブオイルの生産量は20〜30%減少した。
 その一方、動物性脂肪よりもオリーブオイルを好む新しい食品トレンドにより、需要は増加している。
 
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 イタリア産といえど、簡単に信用は出来ないようですね。

トルコ産のオリーブオイル.JPG

 我が家で買っていたトルコ産のオリーブオイルは大丈夫なのだろうか?、ちょっと気になった。
 アマゾンでチェックしたら、既に販売は終了。
 今後は、地元のスーパーで有名メーカーの物を買うことになりそうです。

 全ての物が値上がりで、困ってしまいます。
 若い人は景気が上向きで給料が上がって嬉しいと言っていますが、結局のところ物価も上昇するので意味がない。
 借金まみれの人が喜ぶばかりです。
 なまじ景気が良くなると、今度は金利が上昇します。(既に兆しが有る)
 まあ、本当は物価や景気もあまり変化がないことが、一番幸せだと思うのです。


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