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アメリカの核融合 いつ実現?スタートアップ企業の開発加速 [環境破壊]

 NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231222/k10014294961000.html
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 核融合発電、メリットとして次のようなことがあげられます。

 ●発電のプロセスにおいて二酸化炭素などを出さない
 ●燃料は主に水素の仲間(重水素など):海水に含まれており世界中どこにでもある
 ●研究者によると、安全面では、核融合を起こす炉の制御がきかなくなって暴走するということは原理的に起きない
 ●また原発で起きている核分裂とはまったく異なるプロセスなので、高レベル放射性廃棄物も発生しない

 しかし、地球上で核融合反応を安定させるには1億度以上という、超高温の状態を持続的に作る必要があります。
 既に半世紀以上にわたって研究されていますが、国家レベルや複数の国が参加する国際プロジェクトをもってしても、いまだ実現できていません。

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 私は温暖化防止はEV一択だなんて言うことは間違っていると思います。
 その電力を温暖化ガスの排出なしにどう生産するのか。
 化石燃料を燃やして発電していては、なんにもなりません。

 もし、核融合炉が完成したら、私も迷いなくEVを買いますよ。
 つまり、EVシフトは今じゃないってこと。


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 所で、EVとハイブリッド車の燃費の比較表をネットで見ました。
 巷では、ランニングコストはEVが安いとか言う人もいますが、そもそも電力には燃料税がないからそうなのであって、ガソリン税に匹敵する税金が課せられた場合は、簡単にひっくり返ってしまいます。

ガソリン車とEVの燃費比較.jpg
 
 その上でEVの場合は、バッテリーの状態によっては充電量が思い通り進まないこともあり、また、冷暖房や照明などで使い方によっては燃費を下回る可能性が高いと思います。
 また、自宅充電出来ない場合は、今の時点でも充電料金は倍くらいになりますので、間違いなくハイブリッド車がランニングコストは有利でしょう。

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 温暖化の観点からEVを考えると

 参考;電気自動車も結局は化石燃料から得た電気を大量に使っているという意見もありますが、実際にガソリン車と比べてどれほど良いのでしょうか?
 https://jp.quora.com/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%82%82%E7%B5%90%E5%B1%80%E3%81%AF%E5%8C%96%E7%9F%B3%E7%87%83%E6%96%99%E3%81%8B%E3%82%89%E5%BE%97%E3%81%9F%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%82%92%E5%A4%A7%E9%87%8F%E3%81%AB

 質問:ガソリン車の排気ガスと、火力発電で作った電気を使用した電気自動車では、どちらの方が環境に悪いですか?

 ある人の回答:
 チョット前まではガソリン車が悪いと簡単に言えたのですが、最新のガソリンエンジンの効率は40%を超えて45%が目前です。
 一方の火力発電所は最新の物で45%くらい、古い物だと30%台です。
 更に車と違って簡単には世代交代が進みません。
 仮に、ガソリンエンジンの熱効率を40%、火力発電の効率も40%とすると。

 ガソリン車; 熱効率40% × トランスミッション等の伝達効率90% = 36%
 電気自動車; 発電所の効率40% × 送電効率95% × 充電器の効率95% × モーターの効率95% = 34%

 原子力・水力・風力発電等を加えると
 電気自動車; 発電所の効率48% × 送電効率95% × 充電器の効率95% × モーターの効率95% = 41%

 結論として熱効率だけで見ると、火力発電だけを比較対象とすれば最新のガソリン車が微妙に勝りますが、原子力・水力等を勘案すると未だ電気自動車に分があり。


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イーロン・マスク、中国EVを警戒...貿易障壁なければ「世界を駆逐するだろう」 [マスコミを信じるな]

 ニューズウイーク日本版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2024/01/ev-49.php
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 テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は24日、「中国の自動車メーカーは、貿易障壁がなければ世界の競合相手を”駆逐”するだろう」と述べた。

 昨年第4・四半期、BYDは比較的手ごろな価格や多彩なラインアップで躍進した。

 消費者分析会社ラングストンのパートナー、スペンサー・イメル氏は「BYDやNioなどは、信頼性や耐久性、安全性では中程度だが、車載技術やバッテリー交換などの革新的な技術で、中国での需要は高い」と述べ、それが今後の海外での成長において重要な要素で差別化の要因になると指摘した。

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 イーロン・マスクが有名になった当時、「なんてくだらない奴だろう」と思ったが、それは今も変わっていない、なぜかって?。

 ① 電気自動車は走行中には排気ガスが出ない、航続距離を稼ぐには、沢山バッテリーを積めば良い。
 ② 技術は日本のリチュウムイオン電池を使えば良い。
 ③ モーターは既に効率が95%くらいだから、問題ない。
 ④ 発電時の温暖化ガスの排出は、自分には責任がないので、考えない。

 世の中をそんな風にしか思っていないのだ、この男は。
 フレームはダイキャスト製法だとかなんだとか言っているけど、それもそんなに進んだ製法ではない。
 どこの自動車会社も実験的にはやっていたが、市場に出す環境も意味もなかったので、導入しなかっただけだ。
 結局の所、温暖化防止の波に乗ったイーロン・マスクに騙されたんだよ。

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 本題に戻ると、EVシフトを世界が目指した時、実は一部の技術者の間では中国の台頭は予想されていた。
 それに引き換え、当時の日本を含めた世界のジャーナリストは、間違いなく中国を侮っていた。

 共産党独裁政権はこの様な変革には強い。
 最高指導者が一声かければ、迷い無くどんな事でも突っ走るのだ。
 それが正しいとか間違っているとかは関係がない。

 今の中国の半導体産業は、技術もコストも世界最高レベルだ。
 構造が簡単なEVなんてのは、容易に作ってしまう事は簡単に予想出来ただろうに。
 液晶TVやスマホと同じで、決断が遅く、資金が無く、資源もない日本企業などが太刀打ちできるはずはない。

 日本が太刀打ちできるのは、長い歴史で磨かれてきたエンジン技術だけだが、中国はそれも短期間で簡単に盗んでしまうだろう
 僅か10年前の中国製自動車と今の自動車を比較してみれば、それらは一目で理解できる。
 
 参考:<中国製品>モーターショー 2009年4月19日
 https://www.recordchina.co.jp/newsinfo.php?id=30590

2009年モーターショー.JPG





 
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欧州で3台に1台が売れる「ハイブリッドシフト」、見直し必至のEVシフト計画 [マスコミを信じるな]

 日経クロステック
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/08819/
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haiburiddo sifuto.JPG

 2017年から2023年までの6年間で、新車販売に占めるハイブリッド車の比率は30.7ポイントも増加。
 電気自動車(EV)は13.1ポイントの増加にとどまった。
 欧州各国は補助金をはじめ各種の優遇策を繰り出してきたものの、「EVシフト」には依然として勢いが見られない。

haiburiddo sifuto失敗.JPG

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 「ジャーナリスト」や欧州の政治家は、西側世界が市場原理で動いていることを忘れてしまったのだろう。
 そこまで、頭が悪くなってしまったのだ。

 無理やり税金をばらまいても、やはり航続距離や充電時間等に欠陥があり、なおかつ価格が高いEVが、ガソリン車よりも売れるはずはないということは、ちょっと考えると理解できるだろうに・・・。
 欧州人(特にドイツ人)は、お馬鹿さんばっかりなんだねぇ。
 
 無理やり横車を押しても、市場はトヨタ式ハイブリッドが理にかなっている思ってるのだから、それでもEV買わせようというのが、そもそも無理難題。
 独裁政権の中国みたいに、化石燃料を沢山燃やして温暖化ガスをバンバン出して発電した電力を、低い価格で提供し、また補助金を湯水の如くぶち込めば、そりゃあEVは普及するだろうけどね。
 でも本末転倒で、全く意味はない。
 はあ、世界は馬鹿らしい・・・。

 今でも日本のジャーナリストは、「トヨタがEVシフトに乗り遅れた」、「 中国や欧米メーカーがEVを積極投入し、価格競争も激化しており、エンジン車が中心の日本勢は苦戦が続いている」なんて記事を書いていたりするが、ホントにお馬鹿さんなんだね。

 参考: EVに乗り遅れ、凋落する日本車メーカー、雇用維持が仇に
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/75443

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 実際、ハイブリッドがバンバン売れているトヨタ、今季は最高益らしいが、未だにそれを良しとしない、負け惜しみジャーナリストには呆れるばかりです。
 なんとかケチを付けたいようです。

 参考:トヨタ最高益を礼賛できない「EV周回遅れ」の深刻
 https://toyokeizai.net/articles/-/712814

 そもそも、もしEVが良いもので世界が生産を始めてしまったら、液晶TVやスマホのように構造が簡単なEVはコモデティ化してしまい、どこの国でも生産が可能です。
 モーターなどは効率が既に限界ですから、バッテリーさえ使えるものになったら進化する必要もなくなり、コスト競争だけです。
 資源の無い日本の企業など簡単に吹き飛んでしまうでしょう。
 EVを推進してきた欧州は、EVの価格で中国に勝てないので、中国車をなんとか法律で締め出そうとしています。
 欧州委員会なんて、バカの極みでしかない。

 トヨタはそれを知っているので、なんとかハイブリッド車を高性能化してガソリン車を残そうとしているのです。
 あるいは日本の技術が必要な、水素自動車に望みをかけている。
 それが理解できないジャーナリストは、トヨタになんとかEVを作らせたい様です。
 日本のジャーナリストはいつの世も、日本人や日本の企業をこき下ろし、バカにします。
 本当は、自分たちジャーナリストが馬鹿ばっかりなのにね、呆れますね。


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エコキュートは、昼に動かす方が良いと東京電力が認めた件 [雑談]

 東京電力
 https://www.tepco.co.jp/ep/private/savingenergy/lp/ecocute.html
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東京電力のホームページで、「エコキュート昼シフトチャレンジ」が始まりました。

エコキュート昼シフトチャレンジ.JPG

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 私は以前から、エコキュートは昼間稼働させたほうがお得だとずっと言ってきました。

 https://penguin-village.blog.ss-blog.jp/2023-03-18-1

 エコキュートが夜間電力で動かすことに特化している事が、理解できなかったのです。
 我が家の「コロナ社」製のエコキュートは、稼働時間が「pm11:00~am7:00」間でしか設定できない仕様なのです。
 ソーラー発電に合わせて昼間稼働させるモードもありますが、最長で1週間だけしか連続運転できず、その後は通常運転に戻ってしまいます。
 「コロナ社」のサービスに電話で確認したところ、やはり昼間稼働の設定はできないとの事。
 無理にでもやりたいなら、時間設定を12時間ずらせば出来るとのことでした。

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 数年前までは夜間電力が余剰電力として余っていたようです。
 そのため、夜間電力の販売価格がとても安かった頃は、確かに夜間に動かす事が理にかなっていたのですが、今は状況が変化しており、ソーラーパネル等による発電で、昼間の電力が余っている様です。

 参考:ついに売電受付終了か!?九州電力が再生可能エネルギーの買取を中断
 https://www.solar-partners.jp/contents/32696.html#back

 これは、個別家庭でのソーラーパネルが増えた事が問題ではなく、山地をきりひらいて中国産のソーラーパネルを設置し、買取価格が高い期間だけ売電して利益をだそうと言う、ビジネスモデルと業者が増えたことが原因です。
 当然の事ながら、森林伐採で設置をするのですから、温暖化防止には逆行した行為です。
 日本政府のやり方が、いかに行き当たりばったりで、我々の大切な税金が無駄に投資され、中国人に渡されているのです。
 そして、そのとばっちりを受けるのは、我々一般市民です。
 今の政府が、いかに無能なのかがよく理解できる事例です。

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 話を戻しますが、東京電力では昼間の電力が余っていますので、深夜電力の利用を少なくしたいとの事で、ここ数年で夜間電力の販売価格を2倍から4倍へと値上げされました。
 深夜電力の価格は10年くらい前は、8円/kwでしかたが、数年前に16円/kwに値上げとなり、一年後の昨年末には、遂に29.5円/kwになりました。

 約4倍ですから、我が家の蓄熱暖房は電気代が膨大(7~8万と予想)となるだろうと思われます。
 今年の冬は停止状態ですし、今年の夏には遂に撤去しようと思っています。
 現在は、高カロリーの200vエアコンを導入し、暖房対応しています。
 栃木の冬は寒いですが、最新のエアコンのお陰で暖かく過ごせています。
 昼間はソーラーの電力で動かすので、電気代は以前の半額程度と低くできました。

 参考:暖房性能が高いエアコンのおすすめ15選。寒さ対策におすすめのアイテムをご紹介
 https://sakidori.co/article/353939

 話を戻しますが、夜間電力がこんなに高騰した状況では、エコキュートを夜間に稼働させれば、ユーザーには非常な不利益になります。
 エコキュートは、ヒートポンプ式でお湯を沸かしているので、気温の変化で効率が大きく代わります。
 昨今のあまり安くない深夜電力で動かすよりも、少しくらい高い電力価格でも、昼間に沸かしたほうが遥かに効率が良く電気料金の削減が出来ると思います。

 東京電力もその辺を理解しているのか、遂にエコキュートを昼間に動かすキャンペーンをはじめた様です。
 やはりタイマー設定を12時間ずらすことで、料金を安く出来るとしています。

 なんだか、いまさらかよ!って、思っちゃいますがね。


 
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