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景気を冷え込ませる「1兆円の大増税」は許せない…高市大臣の公開反論 [平和ボケ]

 プレジデントオンライン
 https://president.jp/articles/-/64467?page=1
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 岸田文雄首相が打ち出した「1兆円の防衛増税」に対して、高市早苗・経済安全保障相(無派閥)は、2日後に普段は出席している政府与党連絡会議にこの日は呼ばれなかったことを暴露したうえで、「その席で、総理から突然の増税発言。反論の場も無いのかと、驚きました」、「賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された総理の真意が理解できません」とツイートした。

 首相周辺は「首相も相当なリスクをとって臨んでいる」と妥協しない構えをみせている。
 自民党幹部は「高市氏の発言は辞表を出してもおかしくないくらいの話。
 『問題なし』とすれば、みんなせきを切ったように反対を言い出す」と述べ、高市氏の更迭を含め強い姿勢で「鎮圧」しなければ政権が崩壊しかねないとの見方を示した。

 増税論議変遷.JPG

 参考: 諸外国の軍事費・対GDP動向をさぐる(2021年公開版)
 https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20210503-00235824

先進国の軍事費比較.JPG

軍事費の対GDP比較.JPG

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 報道では、いかにも岸田首相の議論不足とされているが、事実、軍事費は世界では15位と非常に少額である。
 対GDP費では「1%」と、他の先進国の平均の2%からすると半分であり、日本人は自分たちの安全保障に全く意識が低く米国任せになっています。
 まさに、平和ボケですね。
 現在の財政赤字も合わせて考えると、もっと増税が必要なのは間違いがなく、岸田首相は全く正論を言っていると思っています。
 将来の世代に、借金を残すのはどうなんでしょうね、日本人は現世代の責任を自分で果たすべきです。


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「現状を一方的に変更しようとした中国軍を撃退、双方に負傷者」インド国防相 [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/post-100340.php
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 インドのシン国防相は13日、中国との係争地である北東部アルナチャルプラデシュ州で9日に起きた両国軍の衝突について、中国軍がインド領内に侵入するのを阻止し、双方に負傷者が出たと明らかにした。
 「中国軍はタワン地区のヤンツェ地域で実効支配線を侵害し、現状を一方的に変更しようとした」と述べた。

 シン国防相は9日の衝突について「インド軍司令官の時宜を得た介入により中国人民解放軍兵士は自陣に戻った」と議員に説明。現地の司令官が11日に中国側と協議し、「このような行動を慎み、国境の平和と安定の維持を求めた」と述べた。

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 中国は近隣諸国と散々に国境に関して問題を起こしていますね。
 困った政府です。


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ロシア、千島列島北部に防衛ミサイルシステム「バスティオン」配備 [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/post-100277.php
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 ロシア国防省は5日、千島列島北部の幌筵島(パラムシル島)に移動式沿岸防衛ミサイルシステム「バスティオン」(射程500キロ)を配備したことを明らかにした。
 ロシアは1年前に千島列島中部の松輪島(マトゥア島)にバスティオンを配備している。

matecuwatou.jpg

 松野博一官房長官は6日の定例会見で、「ロシアのウクライナ侵略が続く中、わが国周辺を含む極東でも軍が活動を活発化させている、これからもロシア軍の動向を注視していく」と語った。

 米戦略国際問題研究所は9月、ロシアがウクライナ侵攻の陰で千島列島の軍事化を進めていると指摘。
 日米がロシアの活動について協議を深化させるべきだと主張していた。
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 まあ、日本人は完全に平和ボケ。
 ロシアのウクライナ侵攻を見ても、日本が信仰対象だったかもしれいと報道されても、なにも危機感を感じていないバカがいかに多いことか・・・
 この期に及んで、防衛費を他の先進国並みにすることにさえケチつけるやつも居るし・・・
 このままでは、10年後はロシア領かな。



 
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プーチンの「忠犬」ルカシェンコ、暗殺に怯える日々 [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/post-100236.php
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 英大衆紙「サン」は、反プーチンを掲げるロシア人実業家(現在はイスラエルに亡命中)レオニード・ネブズリンの言葉を引用し、ルカシェンコが暗殺を恐れて料理人から警備員まで使用人を入れ替え、子どもたちを守るために追加の警護をつけたと報じた。

 ウラジーミル・マケイ外相が64歳で急死したが、一部のメディアやネブズリンをはじめとする事情通は、マケイがウクライナでの戦争について西側諸国と秘密裏に接触していたのがバレて、ロシア連邦保安局(FSB)に毒殺されたという見方を示した。

 プーチンの最も忠実なパートナーたちでさえもが、プーチンが負けつつあるとみて寝返りたいと考えている可能性がある。
 スターリンが自分に服従しない全ての者を排除したのと同じように、プーチンもルカシェンコに『中立は死を意味する』のだと言うメッセージを送っている可能性が高い。

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 日本の常識が通用しない世界ですね。
 こんなロシアは日本の隣国なんですよ。
 それでも、日本の軍事予算のGDP2%までの拡大を、否定する人が多いのはどういう事。

 参考: 赤旗新聞(日本共産党)※反日政党です
 軍事費GDP2% 暮らしをつぶす大軍拡許すな
 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-11-30/2022113002_01_0.html


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ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/fsb-1.php
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 FSB内部告発者によれば、2021年8月にロシアは、日本を相手にした局地的な軍事紛争に向けて、かなり真剣に準備をしていた。
 ロシアが攻撃相手をウクライナに変えたのは、それから何カ月も後のことだった。
 そして、ロシアがプロパガンダ・マシンを作動させ、日本に「ナチス」「ファシスト」というレッテルを貼る作戦を強く推し進めていた。

 ロシア政府にとって北方領土は「有利な交渉の切り札」である。
 中国は、戦後の取り決めを見直す試みをすべて、非常に否定的に受け止める。
 北方領土を巡る紛争で日本が勝利するようなことを、中国政府は容認しない。
 絶対に認めることはできず、ロシアがそうした『贈り物』をすれば、中国は対露関係をたちまち複雑にするだろう。

 「もともと8月8日の時点では、ロシアのマスメディアは機密解除のニュースをかなり控えめに報じていた。
 その内容は、日本が1938年から対ソ連戦争に備えて、攻撃計画を密かに立てたり、陽動作戦を計画したりするなどしていたというくらいのものだった」と告発者は書いている。

 「しかしロシアのメディアは8月16日、文字どおり爆発的にプロパガンダ報道を開始し、それと同時に、機密解除された文書についての論調も一変した。
 たとえば、日本が細菌兵器開発のためにソ連軍の捕虜を使って残酷な実験を行ったり、捕虜を非人道的に扱ったりしたと報じた。
 捕虜の拷問に使われたシラミについての話が、至るところで書き立てられた」。

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ロシアのプロパガンダは危険.JPG

 ロシア政府によるプロパガンダは徹底しており、日本人の感覚では全く信用できない情報だが、ロシア人にとっては全てが現実であり、日本人を憎むようになり、そして侵攻が始まる。

 先日、NHKのドキュメンタリーでみた映像は衝撃的だった。
 フィンランドに逃れた50代の父親とその家族が、ロシアに住むおじいさん夫婦とテレビ電話で、ウクライナ侵攻のことを話し合う動画だった。
 フィンランドに逃れた家族は、冷静に話ができるのだが、ロシアに住む老人夫婦は、ウクライナ侵攻直前に、ペンタゴンはロシアを攻撃しようとしていたと信じて疑わないのだ。
 西側からはとても信じられないが、ロシアに住む人達は、プーチンが発するプロパガンダにより、未だ冷戦時と変わらずに、米国やNATOが攻めてくると考え、そして憎んでいる様だった。

 今回の記事は、そのプロパガンダにより、日本国政府がロシア人に対して残酷な実験を行っているなどと、あり得ないフェイクを流し始めていたらしく、立場が違えば、今の日本がウクライナと同じ戦場になっていたかもしれない。

 


 
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ドイツ首相、「中国を説得する」と言いながら企業家連れて訪中の矛盾 [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/post-100164.php
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ドイツ外構の嘘.JPG

 ドイツは過去数十年間、中国やロシア等の専制主義国家とのビジネスに前のめりだった。
 具体的な軍事力強化の問題では事実上の「ただ乗り」を続け、同盟国との協議や彼らの正当な懸念への配慮をしばしば怠った。

 ドイツの歴代首相は1990年代のコールから現在のショルツまで、貿易政策と対話が潜在的な敵対国との関係改善につながると考えてきた。
 アメリカやフランスなどの主要同盟国と距離を置き、いずれ自国の脅威になりかねない国家への経済的依存を深化させてきた。

 その結果、ロシアはドイツの天然ガス供給の命綱を握る存在になっていた。
 そして中国の習近平(シー・チンピン)国家主席が事実上の独裁体制を確立したとき、ドイツの巨大な輸出部門の対中依存は後戻りできないところまで来てしまった。

 11月初めのショルツの中国訪問は、ロシアの核兵器使用に反対するよう中国を説得するのが目的だというが、ドイツ企業の幹部を同行させたことで、その内実が嘘にまみれていることが顕になった。

 ドイツ外交には今も同盟国への配慮と敵対国への強い姿勢が欠けている。
 この2つ抜きに「時代の転換」は不可能だ。

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 ニューズウイーク本文にある「軍事力強化のただ乗り」とは、NATOの費用負担の不公平をめぐる論争ことである。

 参考: コラム:オバマ、トランプ両氏が同意する「ただ乗り」問題
 https://jp.reuters.com/article/cohen-nato-idJPKCN0ZC01B

 ドイツは安全保障の金を米国に頼っていながら、経済ではロシアや中国を優先、優遇して来た。
 全てではないが、ウクライナ侵攻も欧州のエネルギー危機も、過去のドイツ外交が生み出した結果であるにもかかわらず、ドイツ人には全く反省の色はない。

 参考: メルケル氏、対ロ政策「過ち」否定 ドイツ首相退任後初の本格インタビュー
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060800227&g=int

 今回の中国訪問をみると、ドイツ人は全く懲りていない事が明白だ。
 やはり彼らは、ヒトラーという悪魔を生み出した国民の末裔なのだ。

 参考: ヒトラー政権は普通選挙で誕生した。大衆社会はなぜナチスを支持したのか?
 https://news.yahoo.co.jp/articles/114aa3e8bd3f5e3bdededba7b9813782f56dc45d

 日本は、ドイツ人の言葉を何事も信用してはいけない。
 自分たちの金のためには簡単に人を裏切り、嘘をつくのがドイツ人であり、彼らの外交なのだから。

 参考: フォルクスワーゲン排ガス不正の真相
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01087/00001/






 
 
 
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今後は「態度次第」日本を非難 北朝鮮 列島通過ミサイルは「警告」 [平和ボケ]

 FNNプライムオンライン
 https://www.fnn.jp/articles/-/445845
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 16日朝の朝鮮中央通信は、10月4日に日本の上空を通過したミサイルが「敵に送る警告だった」と強調し、「警告が実際の結果につながるかは、日本をはじめ敵対勢力の態度次第だ」、今後どうなるかは「日本などの態度次第だ」とけん制した。

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 一方で、北朝鮮は大変な飢餓と成っています。
 食料は必要量の半分くらいしか無い様で、今年の冬から春にかけては大量の餓死者がでるかもしれません。
 
 参考 ; 北朝鮮に「尋常ならざる空気」飢餓に苦しむ都市住民
 https://news.yahoo.co.jp/byline/kohyoungki/20221101-00321913

 いずれにしても、金正恩体制はそんなに長くは続かないでしょうね。
 米韓の斬首作戦も待ち受けており、一か八かの賭けの日々が続いています。

 彼の拠り所はミサイルのみです。
 防空体制も、軍備も米韓には到底叶いません。

 参考: 韓国軍戦闘機が緊急発進、北朝鮮軍機約180機を確認
 https://jp.reuters.com/article/northkorea-southkorea-idJPKBN2RU0G9

 北朝鮮国民にとっては、早くこの体制が崩壊したほうが幸せです。

 
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北朝鮮のミサイル実験が止まらない──もっと怖い北朝鮮の誤解と「新・核戦略」 [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/post-100043_1.php
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 北朝鮮は今年の9月、核兵器に関する方針を改訂し、自国の核戦力の指揮命令系統への攻撃が差し迫っていると判断できれば、核兵器を使用するものと定めた。
 北朝鮮が不正確な情報や誤解により、核ミサイルを使用するリスクが現実にあり得るということだ。

 米政府当局者たちはこの10年ほど、ミサイルを「発射前」に破壊すると、しばしば口にしてきた。
 北朝鮮としては、核戦力の指揮命令系統が破壊されれば、最高指導者の金正恩(キム・ジョンウン)が核攻撃の命令を下せなくなって、核兵器を用いる前に核戦力を破壊されかねない。

 アメリカは2003年のイラク戦争初期に、イラクの独裁者サダム・フセインを殺害しようとした。
 結局フセイン殺害計画は失敗に終わったが、この時から北朝鮮(金正恩)は警戒心を募らせているようだ。
 韓国もこの10年近く、北朝鮮が核兵器を使用した際に金を殺害するための戦略を練っている。
 アメリカは通常兵器による戦争を始める場合、まずは北朝鮮の通信機能を破壊しようとするだろう。北朝鮮の通常戦力を弱体化させることが狙いだ。
 しかし、北朝鮮にしてみれば、金正恩と核戦力部隊の間の通信網を破壊することを目的とした攻撃だと誤解し、金はまだ指示を出せるうちに核兵器を使おうと考えるだろう。

 参考: yahoo 北朝鮮のミサイル発射と核実験阻止の「禁じ手」「斬首作戦」が復活する! 
 https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20221001-00317667

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 北朝鮮が今のような弾道ミサイル技術を完成させ、なおかつ核も持つに至った原因は、米国オバマ政権時の、「戦略的忍耐」政策にあります。

 参考: 日経ビジネス 「戦略的忍耐」は、オバマの美しい空言
 https://business.nikkei.com/atcl/opinion/16/030700059/031200003/

 当時のオバマ大統領は、アジア人をバカにし見くびった政策を行っていました。
 北朝鮮みたいな最貧国が、核ミサイルを現実に持つことは出来ないと考えており、完全な失策です。
 その間に、北朝鮮は着々と長距離ミサイルと核弾頭の開発を進め、遂に米首都ワシントンに届く可能性のある大陸間弾道弾まで手にしたのです。
 北朝鮮は、韓国や日本を確実に核攻撃で滅ぼすことが可能な力を持っています。
 バカな日本人は平和ボケで、なんの防衛もできず、死んでいくのかもしれません。
 この期に及んで、沖縄では米軍基地への反対騒動で賑やかです。
 平和ボケ日本は、全滅しても仕方のない国民に成ったのです。

 
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“死の白鳥”B1Bを投入 北朝鮮への圧力強めるアメリカ [平和ボケ]

 日テレニュース
 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000274553.html
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 3日夜、弾道ミサイル3発に加え、日本海に80発余りの砲撃を行った北朝鮮。
 その理由は、アメリカと韓国が先月31日から行っている、空軍の合同訓練です。
 そして、“死の白鳥”と呼ばれる、アメリカ軍のB1B戦略爆撃機が新たに投入されます。

b1s市の白鳥.JPG

 音速を超えるマッハ1.2というスピードで、グアムから朝鮮半島まで2時間で到達可能。
 敵レーダーに探知されにくいステルス機能を持ち、敵陣に侵入して大量の爆弾を投下することに特化した爆撃機で、“金正恩総書記が最も恐れる爆撃機”と言われてきました。

 海上自衛隊元海将・香田洋二氏によると、北朝鮮はアメリカへの抑止力を高めるため、ICBMの発射実験を今後も継続し、核実験という最大のカードを切るタイミングを見計らっているそうです。

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 金正恩は、怖くて眠れない日々が続いていそうです。
 このまま双方の応酬が続くと、北朝鮮国民が持たない気もしますね。
 最悪、北朝鮮軍兵士の中に餓死者がでたりすると、金正恩の恐怖政治でも統制が取れなくなるでしょう。

 
 

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年内の台湾有事の可能性とは?──中国は必ず併合に動く、問題は日本に備えがないこと [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/ichida/2022/11/post-40.php
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 2022年より数年後に、中国が台湾を併合する行動に出る可能性はすでに広く知られていたし、その準備を進めていることなどから台湾有事はいつ起きてもおかしくない状況という認識も最近は共有されていた。

 問題は軍事侵攻の可能性がわかっていながら準備ができていないことで、マイク・ギルデイ米海軍作戦部長も、そのことを協調している。

 中国はまず経済界への影響力を強め、次に経済界から従業員や取引先などに広めていく。
 並行してデジタル影響工作による世論誘導や、サイバー攻撃による情報収集、本格的なサイバー攻撃の準備などを行う。
 中国は軍事とサイバー面ではレッドラインの押し上げに成功しているが、経済面と世論誘導には、まだ時間がかかりそうである。


 アメリカは内戦を予測した書籍がベストセラーになるほど国内が不安定な状況に陥っており(なぜか日本ではほとんど報道されない)、中間選挙の結果によってさらに拍車がかかる可能性もある。

 EUのいくつかの国およびイギリスも不安定さを増している。
 しばらくは放っておいてもアメリカとEUが台湾のために割ける力は減ってゆく。
 また、ウクライナとシリアへの対応の違いが明確に示すように、そもそも地球の裏側の台湾を助けることに世論の支持が得られない可能性が高い。

 台湾と与那国や石垣島はとても近い距離にあり、その海域、空域で戦闘が起きた時に、平和でなにも起きないとは思えない。
 日本は台湾を支援するだろうし、台湾を支援するアメリカも支援するだろうから、中国による日本への攻撃の口実には事欠かない。

 台湾有事の際に軍事介入することをバイデンは明言したが、中間選挙で共和党が多数となった場合、実行できるか怪しい。
 当初はウクライナの時と同じように兵器を含めた物資の支援に留まる可能性も高い。


台湾有事時の米軍と自衛隊.JPG

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 実際に、台湾に対し中国が戦闘を仕掛けた場合、私個人では、米国は参戦はしないと思っています。
 ウクライナ侵攻と同じで、武器や技術等の供与くらいに留めるでしょう。
 米国内でも、台湾を守るべきという世論が確定している訳ではないのです。
 今は、

 問題は日本に備えがないことと成っていますが、裏を返すと日本人に戦争に対する気構えがないことが最も問題でしょう。
 遊び回っている一般の若者には、戦争は対岸の火事でしかなく、自分に降りかかることは無いと勝手に思いこんでいます。
 日本人の覚悟のなさは、ひろゆき氏の発言で問題に成った沖縄基地問題に象徴されています。
 沖縄を含む米軍基地が、日本の安全保障にどれだけ有効な事なのかが、当の日本人には全く理解されていません。
 近年は、どこぞの大学教授までもが、沖縄の基地問題をちゃんと扱わなず、危険視するほど、現在の日本人は平和ボケしてしまっており、明日も平和な毎日がかならず来るものとしか思っていません。
 参考: 悪意を撒き散らすひろゆき発言への危機感
 https://penguin-village.blog.ss-blog.jp/2022-10-31-5 

 沖縄の人にとっては、やはり米軍基地は心情的にはなくなって欲しいと考えるのは理解できますが、沖縄を含む日本の安全保障を考えると、地政学的に沖縄には絶対に基地が必要なのです。
 中国やロシアから見ると、日本の米軍基地を攻撃する事は、米国に宣戦布告することと同じです。
 だから、絶対に米軍基地への攻撃は出来ない、そして日本にも出来ないのです。

 もし日本に米軍基地がなかった場合、中露が日本に攻撃を仕掛けても、米国が攻撃されたわけではありません。
 その時に現在のアメリカが必ず日本を守る行動を起こすかは大変疑問です。
 同盟国とは言え、核戦争を回避するために、正面から中露と対戦するわけには行かないかもしれません。
 現在のウクライナ戦争のように、武器の供与くらいしか出来ないかもしれないのです。
 米国にとっても、日本に大規模な軍事基地が有ることは、自国の安全保障に大変有効です。
 地理的に中露の喉元に、米軍基地を置くことができるため、とても有効な基地なのです。
 つまり、日本にも米国にとっても、沖縄基地をはじめるとする日本国内の米軍基地はとても大切なものなのです。

 一部の沖縄の人達にも、米軍基地は自分たちの安全を守る大切な存在ですが、もし戦争に成ったら自分たちが真っ先に攻撃されると言う、諸刃の刃で有ることも承知しています。
 以前、沖縄近海に中国民兵の船が沢山出現した時、沖縄の漁師の方が、「中国船が怖くて沖縄近海で漁など出来ない」「米軍基地が無かったら、沖縄はどうなってしまうのか心配だ」と話していたちュース番組を見たことがありますが、当にその通りです。

 中露に騙されたり扇動された人達や工作員などが、沖縄や日本本土内で暗躍し、基地問題を複雑にしている。
 それに載せられる日本人も、平和ボケの馬鹿ばかりです。
 ひろゆき氏の沖縄基地の座り込みへの発言は、若者に沖縄問題を考えさせる良いチャンスに成ったと思います。

 敵基地攻撃ミサイルの国内配備や核武装など、今後も沖縄基地問題のような、日本人が自分たちの安全をどう守るかの大切な議論がたくさんあります。
 中々このような事に関心を示さない、現代の若者に興味を持って発言してもらうため、ひろゆき氏には頑張ってほしいものです。



 

 



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