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脱炭素化までの道に電力危機が...「ZEB」がエネルギー問題解決の一手に? [電気自動車の闇]

 ニューズウイーク日本語版
https://www.newsweekjapan.jp/nippon/season2/2022/08/400356.php
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 コロナ禍からの経済回復による各国の需要増にロシアのウクライナ侵攻が重なり、世界のエネルギー事情は不確実性を増している。
 日本は原発の再稼働が遅れ、火力発電所も休廃止が続く中で、石油や天然ガスの輸入価格が高騰。
 脱炭素社会への移行と電力需給の安定化、それらを同時に達成するためには、省エネと再生可能エネルギーの活用がますます重要になる。

 世界各国で推進され、日本も普及を目指すのがNet Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)、通称「ZEB(ゼブ)」だ。
 快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物」である、
 省エネによって使うエネルギーを減らし、創エネによってエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにする。

 ZEB.JPG

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 何を今更と言う感じもしますね。
 我が家は15年以上前から、太陽光発電で昼間は売電し、夜間は余った深夜電力を使って蓄熱暖房や、湯沸かし(エコ給湯)、炊飯、洗濯等の大電力を賄ってきました。
 特に5月や6月は暖房や冷房がないので、売電量が上回り、完全にエコ。

6月電気料金.JPG

6月電気発電量.JPG

 太陽光システム導入当初の買取価格は今のおよそ10倍の48円だったので、5月や6月は2万円の黒字で、年間収支はプラスでした。
 現在の我が家の電力買取料金は 5円/KWと最低価格なのでそれは無理ですが大した金額にはなりません。
 正味の電気料金は 15年を経過した今の我がでも、基本料すべて込々で売電料金を差し引きすると、2,467円となり、今でも格安です。
 オール電化なので、都市ガスやLPガスは有りませんので、ガス管理費等の基本料金も不要です。
 多分、電気の基本料金とガスの基本料金を足した額より安いかもしれません。
 そして環境にやさしい生活をしていると自負しています。
 電気自動車などを買って、エコな生活をしているなんて自慢するより、太陽光発電の導入の方がはるかにましだと思います。

 最近は、太陽光発電装置の故障で、放置されるシステムが多いと聞きます。
 しかし、物理的な破損が無ければ、パネルは簡単に故障しないし、構造は単純なので修理は可能です。
 壊れやすいのは制御装置ですが、30万ほどで修理可能。
 我が家も昨年破損してしまったが、新型のシステムに交換して良い結果を得ています。
 効率の良くなった新型の制御装置は、雨天でもそこそこ発電してくれるので、蒸し暑い夏の雨の日でもエアコンに必要な電力は賄われている。
 お金のかからない快適な我が家は、素晴らしい。

 世界にはこれからエネルギー危機が到来します。
 日本でも、ますますガソリン価格も上昇するでしょうけど、電気料金も同時に上昇します。
 本当に原油やガス燃料が輸入できなくなれば、計画停電なども予想されます。
 電気自動車どころではないでしょう。
 電気自動車に大金を投入しても、なんの備えにもなりません。
 粗悪燃料でも燃やせるディーゼル車がましです。
 そんな金があるのなら、エネルギー価格の高騰に備えて、太陽光発電と蓄電池を導入することをお勧めします。
 エネルギー価格がどんどん上昇すれば、自家用車で通勤なんてできなくなるかもしれません。
 企業も必要が無ければ、通勤費も出したくなくなるでしょう。
 だから可能な職種なら、自宅でテレワークが普通になる。
 そうすると、やはり自宅の電気料金の上昇が心配です。
 太陽光発電の導入は、理にかなっていると思います。








 
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