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過去のスピーカーに学ぶ [FOSTEX W300A2]

 パナソニックは、過去にはリニアフェイズスピーカーを多く販売していました。
 例として、SB-100を見てみます。

 SB-E100_SIDEVIEW.JPG

 スピーカーからホーンユニットが飛び出している様子が良く解ります。
 後部から見ると、その固定方法もなんとなくマニアックです。

SB-E100_RRVIEW.JPG

 しかし、市販のホーンに使われるスロートアダプターが短い為か、ホーンの飛び出し量がそれほどではなく、見栄えは悪くないですね。
 よく見ると、ウーハーユニットとミッドレンジ/ツイーター用一体ユニットのボイスコイルの位置が異なっているように見えます。
 ネットワークの影響で、位相が変化しているのか?。
 このスピーカーのクロスオーバー周波は1.5KHZなので、1波長がおよそ227mmです。
 もしかして、1波長だけ後ろにずらしているのかもしれません。

ボイスコイルの位置.JPG 

 ミッドレンジ/ツイーター用一体ユニットは、断面図で見るとダイヤフラムの位置ではなく、ボイスコイルの位置で合わせてあるようです。

 ボイスコイルで合わせてある中高域.JPG

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 以下の画像は、現在制作を進めている、す¥ウッドホーンスピーカーに対する、ホーン位置の比較画像である。
 左側が、ボイスコイル位置で合わせた姿。
 右側は、900hzクロスで、やく一波長遅らせたホーン位置の場合の全体画像です。

 見た目はやっぱり右側ですかね。

ホーン位置の比較.jpg

 とりあえず大体の位置にホーンを設置して、900hzの信号をウーハーとホーンに同時に送り、干渉により最も音が大きくなる位置を探してみようかと思います。
 或いは、干渉により音が消えるホーン位置を探し出し、そこから前後に半波長の長さ分動かした場所を最適位置とするかですね。

 とりあえず、早く自分の目の病気を治してから、アンプの制作を完了させるのが先ですが・・・・。

 
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