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ホンダ、「脱炭素」航空燃料SAF製造へ着手…2030年代の実用化目指す [電気自動車の闇]

 読売新聞オンライン
 https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230205-OYT1T50172/
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 ホンダはSAFの製造や流通に向け、国内のエネルギー関連企業との連携を始めた。
 培養した藻類は自動車生産で出たCO2の吸収にも活用し、工場の脱炭素化も進める。

 政府は30年までに国内航空会社が使う燃料の1割をSAFにする目標を掲げるが、国内ではまだ商用生産されていない。
 石油元売りのエネオスと三菱商事が共同で事業化を検討しているほか、三菱地所とプラント大手の日揮ホールディングスが原料となる廃食油の回収で協力するなど、国産化に向けた動きが加速している。

  ◆SAF= Sustainable Aviation Fuel(持続可能な航空機用燃料)の略称。使用済み食用油や一般ごみ、藻類を原料にする。通常の燃料と混ぜて使う。SAFのみで使うと、原油由来の燃料に比べて、CO2排出量を半分以上削減できる。

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 食用油を再生して作り出すSAF生産事業を、TVで特集していた。

 参考:  “SAF”利用が進む環境先進国ドイツ 市民の環境意識は
 https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0019/topic125.html

 海外では、既に事業化されている国もある様です。
 日本で排出される大量の廃食油(天ぷら油の廃油など)は、現在は殆どが海外に輸出されているらしいのですが、既に関連した企業間で取り合いになっている様です。
 国内の廃食油から作れるSAFは、最大量で35万キロリットル程度になると報道されていましたが、コストと生産量が少ない事が課題のようでした。

 高茎

 航空機は温暖化ガスや窒素化合物等の有害ガスを大量に放出するらしく、最近は「とび恥」と呼んで、飛行機の利用を控える人も多いそうです。
 日本は島国であり、海外からの訪日には飛行機の利用は欠かせないため、今後は大きな問題に発展しそうです。
 流石に、電池はエネルギー密度が低すぎて、航空機は飛ばせないらしく、温暖化ガスを排出しない水素やアンモニア燃料のエンジン、ジェット機用バイオ燃料の開発は急務のようです。

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 参考:二酸化炭素をジェット燃料へ変換する新たな鉄系触媒を開発
 https://engineer.fabcross.jp/archeive/210122_jet-fuel.html

ゼロエミッションプレーン.JPG



 
 


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