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中国が象牙取引禁止の成果アピール 代替品「マンモスの牙」取引活発化も [中国ウオッチング]

 産経新聞
 https://www.sankei.com/article/20180322-DQ7UK4O46BOA3BZUHKFEIGPERM/2/
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 中国の工芸品店を訪れると、店頭には象牙のような白色の装飾品などがあった。
 男性店員に記者と明かさずに尋ねると、販売可能なマンモスの牙だと強調した。
 約1年前に同店を訪れた際には象牙商品が売られていた。
 店員は「見た目は象牙とあまり変わらないが、昔の生物のものだから問題ない」と説明した。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)も昨年、中国でマンモスの牙の輸入が急増している実態を伝えた。
 マンモスの牙の販売自体は合法というが、ロシアなどからの密輸摘発が伝えられる。
 また、環境保護団体関係者によると、象牙をマンモスの牙と偽り、違法に販売する業者の存在も指摘されているという。

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「中国商魂 “新市場”アフガニスタンに挑む」 [中国ウオッチング]

 NHK BS世界のドキュメンタリー
 https://www.nhk.jp/p/wdoc/ts/88Z7X45XZY/episode/te/MV8G8PRQQ3/
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 タリバン下のアフガニスタンを新市場ととらえ、ホテル経営や鉱山開発、映像メディアなどの分野でビジネスチャンスを見い出す中国の起業家たち。
 彼らの挑戦は成功するのか。

 2021年のタリバン復権に伴い多くの外国人がアフガニスタンを離れたが、中国資本による投資を望むタリバンの協力を見込んでいち早く現地で事業を展開する人々がいる。
 中国人向けの宿泊施設を始めたインフルエンサー、工業団地の開発を目指す投資家、映像メディアを立ち上げた男性など。リスクを恐れず挑戦する彼らが直面する困難とは。

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 この番組では、中国の若い起業家の挑戦を描いていた。
 アフガニスタンは地下資源に恵まれた国であり、つい先だって習近平氏がアフガン大統領と会談を行ったばかりである。
 
 参考: 習近平国家主席、アフガニスタン大統領と会談
 http://jp.xinhuanet.com/2015-07/11/c_134403256.htm

 習近平政府はアフガンの地下資源を狙って近づいている訳だが、NHKの番組で登場した人物たちは、これから中国政府系の企業関係者がこぞってアフガンに殺到する事を見越して、高級ホテル等に呼び込もうと計画しているようだった。


 参考: 「金鉱の上に横たわる貧者」―アフガンの地下資源と中国
 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ece3b79fb8939a4d21a9998320da98289fd91745

 *******************◆アフガンに眠る地下資源の実態**************************

アフガニスタンの地下資源.JPG

 中国の「商務部国際貿易経済合作(協力)研究院・中国駐アフガン大使館商務処・商務部対外投資経済合作司」は2020年、『対外投資合作国別(地区)指南 阿富汗(2020年版)』という調査報告書を発行した。

 アフガンには1兆ドルから3兆ドルにのぼる地下資源が埋蔵されたままになっていると言われ、報告書では「金鉱の上に横たわる貧者」という言葉でこの状況を表現している。

  報告書によればアフガンには「鉄、クロム鉄鉱、銅、鉛、亜鉛、ニッケル、リチウム、ベリリウム、金、銀、プラチナ、パラジウム、タルク、大理石、バライト、宝石および半宝石、塩、石炭、ウラン、石油、天然ガス」などが開発されないまま眠っている。

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 流石に中国人の商魂は凄いなと言いたいところだが、彼らの目はやはり中国人にしか向いていない。
 昔の日本人のように、現地に溶け込んで現地人と商売をする様な気はない様だった。
 まあ、商魂はたくましいけども、それだけって感じでした。
 彼ら中国人にとっては、他国の人間はどうなろうと関係ない訳で、どんなに人権が無視された環境で作られた製品でも、それを使って儲かれば良いのだ。
 未だに野蛮な商売をするのが、中国人なのだ。

 参考: 「サプライチェーンと人権」で、日本企業に期待と責任(ASEAN)
 https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2022/246d28840e72187d.html

 私は中国人を非難するつもりはない。
 今の「ぬるま湯に浸かりきったアホな日本人」に比べれば、素晴らしいバイタリティだと思う。
 私の若い頃は、「働かざるもの食うべからず」と言われて来たので、モーレツ社員と呼ばれた私の前の世代から、私までの世代は、とにかく懸命に働いた。
 今の世代のように、「生きる価値が無いから死のう」なんて考える暇もなかったし、自宅で引きこもってなんていられなかった。
 今回の番組を見て、昔の日本人はどうだったのだろうかと、少し考えさせられた。

 参考:何のために働くの?世論調査でわかった「モーレツ社員」が減った理由
 https://withnews.jp/article/f0210112004qq000000000000000W0di10301qq000022345A

 ・仕事はうち込んでこそ!の時代
 ・一転「生活のために働く」時代
 ・努力しても報われないから?


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太陽光パネル「大量廃棄時代」到来、30万トンをどう処分?解体現場のリアルな懸念とは [環境破壊]

 ビジネス+IT
 https://www.sbbit.jp/article/cont1/115869
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 10年後、太陽光パネルは年間約30万トン廃棄される。
 再エネ施設の中でも特に設置しやすいとされる太陽光発電設備は、2012年のFIT開始により全国に広がり、発電量に占める割合が2011年度の0.4%から8.3%(2021年度の速報値)に増加。
 件数ベースでは、FIT以降新たに稼働した再エネ設備(計245万件)のうち、住宅用太陽光が約177万件、非住宅用は約68万件に上ります。

 太陽光パネルの製品寿命は一般的に25~30年とされています。
 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の推計では太陽光パネルの排出量は2035~2037年ごろにピークを迎え、年間約17~28万トン。
 最大で2020年の100倍近くに膨らみ、産業廃棄物の最終処分量の1.7~2.7%相当に達すると見込まれています。

 いずれ訪れる太陽光パネルの「大量廃棄時代」にどう備えるかが課題となっています。

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 我が家のソーラーパネルは、既に20年近くが経過しています。
 一昨年末に、制御装置が破損した為に、コントローラーの交換を余儀なくされましたが、修理後の発電量は設置当初の値を10~20%を上回るようです。
 最新の半導体デバイス等が高効率に成った為と思われます。

 太陽光パネルの耐用年数は最大で30年程度と言われていますが、我が家のパネルは最新式ではなく、雲母を薄くスライスして並べた古いタイプですので、最近の塗料タイプと少し違うかもしれません。
 当時のシャープ株式会社の営業は、太陽光パネルの耐用年数を50年以上と話していました。

 実際にはどうなのかは今後の実績次第でしょうね。

 所で最近は近所の農家さんで、耕作放棄地に大量の太陽光パネルを設置している所があります。
 無駄に税金を払うより、売電した方が良いからでしょうけど、高価格で売電できる期間は設置から10年と法律できめられています。

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 多分、10年経つとほとんど利益は出ないことに成るので、設備が破損したら、修理はしないで廃棄する人も増えるでしょう。
 そういう意味では、売電目的の太陽光パネルの設置が、大量のゴミを発生させる元となりそうです。
 個別の住宅では、電気代高騰の昨今には、自宅で発電した電気を使えることは、実は大変ありがたいことです。

 我が家の話で恐縮ですが、夏も冬もソーラーパネルの恩恵はとても大きくて、電気代を抑える事に大変有効に働いてくれています。
 我が家ではオール電化で暖房や冷房を一日中使い、飯を炊き、風呂を沸かし、掃除洗濯を行っていますが、電気代は安く抑えることが出来ています。

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 「ソーラーパネルの大量廃棄時代が来るから、SGDs的にはマイナスだ!」と、太陽光パネル設置にネガティブな意見の人も居ますが、老後の年金生活者にとっては、生活費の節約にとても貢献してくれています、もう感謝しかないレベル。
 太陽光パネル導入に当たって重要なことは、売電目当てで大量のパネルを設置するのではなく、10年後以降の自宅の消費電力を賄う事を目的として、発電量(パネ設置量)を考えることです。
 そうすることで、太陽光発電システムの導入費用も低く抑えることができるでしょう。


 参考: 全国平均で1世帯が1年間に消費したエネルギーは、電気が4,258kWh。

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 365日で分割すると、一日平均で12kw程度のようです。
 日射時間の年間平均が6時間とすると、時間あたりの発電容量は「2kw」以上は必要みたいです。

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 我が家は総発電量3.7kwの発電パネルを設置しています。
 設置場所や地域、設置方向にもよると思いますが、実際の瞬間的な発電量は2.7kwくらいが最大値です。
 お昼の炊飯時は、IHコンロや電子レンジの併用で、5~6kwの電力を一気に使うこともしばしばですから、瞬間的な発電量は当然足りなくなります。
 今思うと、4kwくらいの瞬間発電量を目標に、5~6kw容量の発電パネルを設置すれば良かったと思っています。

 *当時は家庭用では、法律で3.7kwが最大設置容量とされていました。
 
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大阪万博とマイナカード、「迷走」する2つの事業の共通点...「時代遅れ」な発想と決別せよ [政治・時事]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2023/08/post-248.php
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 パビリオン建設の大幅な遅れによって大阪万博の開催が危ぶまれている。一方、政府のマイナンバー制度は保険証との一体化をめぐって迷走を続けており着地点が見えない。
 2つの問題に共通しているのは、ハコモノ行政という時代遅れの発想である。

 大阪万博は2025年春の開催を目指しているが、海外パビリオンの建設は全く進んでいない。
 建設事業者が決定したのは6件しかなく、8月14日時点で建設申請が出されたのは2件のみである。

 大阪万博については当初から意義を問う声も上がっていた。
 巨大な展示会を開催し、昭和を彷彿とさせるハコモノでお金を集める手法はもはや、完全に時代遅れである。
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 個人的に思うのは、今回の万博開催は意義も意味も何もないと思っている。
 ウクライナ侵攻による戦争や、地球温暖化が顕著となり、世界中で災害が発生している状況で、何が万博だ!と、怒りさえ覚える。

 万博のhpへ行ってみたが、なんだか言っている事が全く繋がっていない。
 https://www.expo2025.or.jp/overview/purpose/

 要は、大阪人が祭りをやって人を呼んで金を儲けたいだけにしか見えない

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 今どき、こんな意味のないお馬鹿なイベントは、失敗するだろうし、個人的には大失敗して大赤字を出すことを望んでしまう。
 こんな意味のないイベントの開催に、無駄に我々の血税が投入されることは、どうしようもなく嫌だ。
 岸田政権は、早く終わらせねばならない。

 参考: 25年大阪万博の建設遅れ問題で岸田首相が政府主導で準備指示の方針
 https://www.nikkansports.com/general/news/202308300000506.html


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