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豪政府、石炭産業は「2030年以降も」継続 国連の警告に異議 [政治・時事]

CNNニュース日本語サイトより
https://www.cnn.co.jp/business/35176295.html

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 国連の気候問題担当当局者は、化石燃料を廃止できなければ経済に「大損害を引き起こす」と警鐘を鳴らしている。
 他の複数の先進国は、20年代の終わりまでに石炭の使用を段階的に縮小する取り組みを行っている。
 これに対し、オーストラリア政府は6日、石炭の産出と輸出を「2030年を優に越えても」継続する意向を表明した。
 「重要な産業の未来を決めるのはオーストラリア政府であって外国の組織ではない。
 後者の望むように産業を止めれば、多くの雇用と数十億ドル規模の輸出が我が国の経済から失われることになる」と主張した。
 向こう10年にわたってアジア全域で石炭消費が拡大すると国際エネルギー機関(IEA)が予測しているとし、その背景には中国、インド、韓国などでのエネルギー需要があると指摘した。

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Yahooニュースサイトより
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20180210-00081084

 世界各国の石炭埋蔵量や採掘量の実情をさぐる

世界の石炭消費量.JPG

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 世界はオーストラリアを避難するより先に、中国の取り組みを加速させる必要があると思いますね。
 需要が有れば、採掘が存在するのは当たり前です。
 日本はまだまだこれからも、火力発電を拡大推進させて行く方針です。
 日本の進化した発電方式は、石炭を一旦ガス化し発電を行う為、非常に効率が良いらしいのですが、結局化石燃料による発電なので2酸化炭素を排出する事になり、世界では相当に非難されているようです。

電源開発ホームページより
https://www.jpower.co.jp/bs/karyoku/sekitan/sekitan_q02.html

日本の火力発電.JPG

 話は少し違いますが、ヨーロッパは、CO2排出量を減らすために、2035年にガソリン車などの新車販売を禁止するそうです。
 その上、脱炭素への取り組みが不十分な国からの一部の輸入品に事実上の関税をかける措置を導入する。
 その中で、日本のハイブリッド車の輸入は禁止するらしけど、ドイツやポーランドがこれほど石炭を消費している事実を知ると、単に日本車の締め出しにしか見えません。
 過去、日本車だけヨーロッパでは関税が高く、国に寄っては100~150%もかけていました。
 当時韓国車は低品質だったので、脅威と認識されず関税が低かったので、ヨーロパに沢山輸入され現在の輸入規模に成っています。

 なんだか世界はヨーロッパの言いなりで、気に入りませんね。
 日本はヨーロッパに対してかなり酷い扱いを受けていることからも、私は特にヨーロッパの自動車や工業製品は大嫌いで、買う気に成れません。
 買っているのは、チョコレートとイギリスのシングルモルトウイスキーくらいです。


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1万枚以上のヘリオスタットで発電、まるでSF映画 中国 [サイエンス]

AFP日本語サイトより
https://www.afpbb.com/articles/-/3364737?cx_part=logly

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 中国の新疆ウイグル自治区の哈密(クムル)市にあるタワー式溶融塩太陽熱発電所はこのほど、送電グリッドと接続して発電を始めており、毎年1億9800万キロワット時(KWH)のクリーン電力を供給する。
 ヘリオスタット(1枚の平面鏡で太陽からの光を地上にある特定の方向に反射する装置)は、太陽に合わせて回転し、太陽光を効率的に吸収することができます。
 非常に優れた熱貯蔵材料である溶融塩はより多くの熱を吸収し、十分な光電変換を実現できます。

溶融塩発電中国.JPG

*************** 千代田化工建株式会社 HPより *************
https://www.chiyodacorp.com/jp/service/solar-energy/

 溶融塩・パラボリックトラフ型太陽熱発電

 千代田が技術開発を進める「溶融塩・パラボリックトラフ型太陽熱発電」は、熱媒を合成オイルから溶融塩に変えることにより、運転温度を550℃まで上げることができるようになります。
 溶融塩を熱媒として使用する主なメリットとして、以下の3つが挙げられます。

   熱媒を合成オイルから溶融塩に変更することで、従来型より高温のスチームを供給することができる。これによって、発電効率の上昇と発電コストの削減が期待できる。
   従来型(熱媒:合成オイル)と比べ、溶融塩を熱媒として使用したシステムでは蓄熱システムを小型化することができる。
   従来型(熱媒:合成オイル)は、蓄熱媒体として溶融塩を使用しているため、合成オイルと溶融塩の熱交換が必要であったが、全システムを溶融塩のみで動かすことにより熱交換器が不要となり、プラントをよりシンプルに構成することができるようになる。

太陽熱発電プラント.JPG

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 太陽エネルギーによる発電と言うと、太陽光発電パネルによる発電ばかりが注目されがちですが、太陽熱発電の方が効率が良いそうです。
 太陽光発電パネル発電は主に紫外線を利用しますが、多分幅広い波長による光のエネルギーが使えるんでしょうね。
 日本政府ももう少し、自然エネルギーを活用するプロジェクトにお金をだして欲しい物です。

 
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