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お気楽オーディオさんの、高精度アンプ制作その1 [お気楽オーディオ・高精度アンプ]

 新作スピーカーに合わせて、アンプも新作しております。
 これまで使っっていた「2chの終段FETのSEPPアンプ」には、電源投入時のミュートリレーが無いので、ホーンドライバーの保護が心配なこともあり、また、久しぶりに新作のアンプ作りをやりたかったのです。
 ※モノラル4パラレルアンプには、今回と同じ構造のFETミュートリレーを装備しています。

 電源トランスは、お気楽オーディオさんオススメの、「RA200 」です。
 ケースは、タカチ電機工業 MBH型放熱穴付アルミケース MBH24-18-29を、縦レイアウト3段構成とします。 

タカチ縦ケース.JPG

 イメージは、Audio Design パワーアンプ DCPW-100に近いものにしたかったのですが???。

dcp100.JPG

 2wayだと2台、3wayだと3台も必要になるので、貧乏人オーディオマニアには手が出ません。
 ここは、なんとか自作で解決したいと考えました。

 途中経過と現在の進行状況の記録

 最下層はトランスを格納しています。
 一見して、ヒューズが見当たりませんが、心配は御無用。
 実はブレーカーを内臓しているメインスイッチを使っていますので、もし大電流が流れた場合には、スイッチが勝手に切断動作を行います。

 アンプトランス配置.jpg

 2段めは「お気楽オーディオ」さん製作基板の「電圧増幅段用電源」、「電流増幅段用電源」と「FETミュートリレー」です。

 アンプ電源部.jpg

 最も苦労したのは、ヒートシンクの加工です。
 パワトランジスタを8個並べるには、ちょっと横幅が足りないかもしれません。
 アイドリング電流をどの程度まで流せるのか、不安は尽きません。

 ヒートシンク.jpg

 現在は3段目のメインアンプ基盤に取り掛かっております。
 基板は、「お気楽オーディオ」さんの「高精度アンプ」です。

 アンプ増幅部.jpg

 所で、これまで長い間使ってきたアナログ式のサーキットテスタが壊れてしまったので、新たにデジタルテスターを買いましたが、なんと!HFEの測定ができるという、すぐれものでした。
 今時は¥1700位で、こんなに良いものが買える時代なんですね、ありがたい。

新たなサーキットテスター.jpg

 今日はこの機能を使って、パワートランジスタのHEFを測定しました。

hfe測定.jpg

 省電力のTRやFETの特性の測定は、中華製のチェッカーでやっていますが、入力部の「2SK30ATM」のバランスはどうなんだろうと、心配になってきた。
 測定してペアリングはしたんだけれども、ちょっと気になります。

マルチメーターテスター.JPG

 とりあえず音出しの後に、オフセットの変化具合を見てから、念のために入力部の「2SK30ATM」をアルミテープとボンドで熱結合したほうが良いかな。

 参考: 3-11 電界効果トランジスターの測定
 https://www.monotaro.com/note/readingseries/testerkiso/0311/



 

 



 


 

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