「電気料金」爆上がりのいまEVに乗って得ある? ガソリン車とEVの「給油 vs 充電」料金を比較計算してみた! [電気自動車の闇]
YAHOO
https://news.yahoo.co.jp/articles/c93964b1643044cfc2296f92f09786d23d1fd3f4?page=2
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急速充電サービスの最大手といえるeモビリティパワーの場合、50kW以下の急速充電器のビジター利用料は1分あたり55円となっている。
例えば、eKクロスEVを50kW急速充電器につないだときに10分で7kWh程度の充電が可能だとすると、10分間(=550円)の充電で55kmほど走行、完全にできることになる。
急速充電だけを利用すると100kmを走るのに必要なコストは1000円となる。
eKクロスのターボエンジン車のWLTCモード燃費は21.5km/L。本記事執筆時点での全国ガソリン平均価格はレギュラーで174円/Lとなっている。
この2つの数字から100kmを走行するのに必要なコストを計算すると、約790円となる。
つまり、ガソリンターボのほうがランニングコストを抑えられるという計算結果にもなる。
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EVはランニングコストが安いとして買っている人も多いが、それは自宅充電の場合だ。
その上、急速充電で30分充電しても、その時の温度や状態によっては充電量がそれ以下に成ることが多いだろう。
つまり、自宅で夜間電力を利用できる環境がない人がEVに乗る場合、自宅以外の急速充電設備を使わざるをえないとすると、ランニングコストはガソリン車よりかかるということだ。
もしガソリン車がWLTCが最高値36.0 km/Lである「トヨタ ヤリス」のような高燃費車なら、自宅充電でも逆転する可能性がある。
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所で、日本も海外のメディアも揃って、「日本はEVに乗り遅れた、EVは将来世界を制する、日本の自動車産業は間違いなく衰退する」と言う。
日本人である私は不思議に思う。
なぜ多くの犠牲を払ってまで、化石燃料車をEVに変更する必要があるのか?。
「地球温暖化防止」だと言うが、では、EVが自動車販売全体に占めるシェア27.0%に達した中国は、温暖化防止が進んだのかと言うと、全く逆と成っている。
中国においては、EVを走らせる電力を作るために石炭を大量消費し、温暖化ガスの排出は増加している。
EVは温暖化防止のための手段ではなく、産業活性化と利益追求の為の目的となってしまった。
それは、テスラもドイツ車も同等だ。
参考: メルセデスがEV版超大型SUV投入 フルラインアップ戦略の深謀遠慮
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/02266/
バッテリーを大型化すれば、車体もドンドン重くなり、やはり多くの電力を消費する。
そんな大型EVを走らせるために、多くの電力が必要で、その電力を発電する為に発電所が増設され、ますます温暖化ガスを排出する事になる。
なぜ、温暖化防止のために、自動車を軽量に、小型にしようとしないのか?。
やはり、EVバブルは利益追求の手段であるからなのだ。
参考:https://www.tesla.com/ja_jp/cybertruck
EV普及を担ぐメディアも同罪だが、反省の声はない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c93964b1643044cfc2296f92f09786d23d1fd3f4?page=2
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急速充電サービスの最大手といえるeモビリティパワーの場合、50kW以下の急速充電器のビジター利用料は1分あたり55円となっている。
例えば、eKクロスEVを50kW急速充電器につないだときに10分で7kWh程度の充電が可能だとすると、10分間(=550円)の充電で55kmほど走行、完全にできることになる。
急速充電だけを利用すると100kmを走るのに必要なコストは1000円となる。
eKクロスのターボエンジン車のWLTCモード燃費は21.5km/L。本記事執筆時点での全国ガソリン平均価格はレギュラーで174円/Lとなっている。
この2つの数字から100kmを走行するのに必要なコストを計算すると、約790円となる。
つまり、ガソリンターボのほうがランニングコストを抑えられるという計算結果にもなる。
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EVはランニングコストが安いとして買っている人も多いが、それは自宅充電の場合だ。
その上、急速充電で30分充電しても、その時の温度や状態によっては充電量がそれ以下に成ることが多いだろう。
つまり、自宅で夜間電力を利用できる環境がない人がEVに乗る場合、自宅以外の急速充電設備を使わざるをえないとすると、ランニングコストはガソリン車よりかかるということだ。
もしガソリン車がWLTCが最高値36.0 km/Lである「トヨタ ヤリス」のような高燃費車なら、自宅充電でも逆転する可能性がある。
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所で、日本も海外のメディアも揃って、「日本はEVに乗り遅れた、EVは将来世界を制する、日本の自動車産業は間違いなく衰退する」と言う。
日本人である私は不思議に思う。
なぜ多くの犠牲を払ってまで、化石燃料車をEVに変更する必要があるのか?。
「地球温暖化防止」だと言うが、では、EVが自動車販売全体に占めるシェア27.0%に達した中国は、温暖化防止が進んだのかと言うと、全く逆と成っている。
中国においては、EVを走らせる電力を作るために石炭を大量消費し、温暖化ガスの排出は増加している。
EVは温暖化防止のための手段ではなく、産業活性化と利益追求の為の目的となってしまった。
それは、テスラもドイツ車も同等だ。
参考: メルセデスがEV版超大型SUV投入 フルラインアップ戦略の深謀遠慮
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/02266/
バッテリーを大型化すれば、車体もドンドン重くなり、やはり多くの電力を消費する。
そんな大型EVを走らせるために、多くの電力が必要で、その電力を発電する為に発電所が増設され、ますます温暖化ガスを排出する事になる。
なぜ、温暖化防止のために、自動車を軽量に、小型にしようとしないのか?。
やはり、EVバブルは利益追求の手段であるからなのだ。
参考:https://www.tesla.com/ja_jp/cybertruck
EV普及を担ぐメディアも同罪だが、反省の声はない。
EU新車販売、10月は前年比+14.6% EV大幅増=業界団体 [電気自動車の闇]
ロイター
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/IINJKRP4RJJ7RAEVKEC733EX34-2023-11-22/
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欧州自動車工業会が21日発表した、10月のEUの新車販売台数は前年同月比14.6%増加した。
完全電気自動車(EV)の販売が大きく伸びたことや、ハイブリッド車が全体の約3割を占めたことなどが押し上げた。
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グラフを確認すると、確かにEVの販売台数が伸びているのは理解できる。
しかし記事をよ~く読み、グラフをしっかり見ると、なんだか微妙な記事だ。
記事の内容から、プラグインハイブリッドをEVか、或いはハイブリッド車と考えるかで違ってくる。
プラグインハイブリッドの使われ方から考えると、EVだと考えることもできる。
充電可能で短い距離を走ることが多い場合、殆がEV走行だからだ。
そう考えて見ると、違うものが見えてくる。
ハイブリッド 22.9→25.5 から、販売台数は2.6%伸びた。
EV(含プラグインハイブリッド) 10.7 + 8.8 =19.5% から 14+7.6 =21.6%になった。
EVを、プラグインハイブリッドを含めて考えると、2.1%しか販売は伸びていない事になる。
純粋なハイブリッドは、欧州の自動車業界や政治的にもメディアにも全否定されている状況でだ。
方やEVは、中国を含めた世界中の自動車会社の新車投入もあり、政府の多額の補助金やメディアや政治のゴリ推しが有っても、ハイブリッドの販売台数に勝てないのだ。
やはり欧州の人たちも、高価で航続距離が短く充電が大変なEVを買う気にはならないらしい。
欧州に行ったことの有るひとならわかると思うが、かれらは決して裕福ではない。
イギリスなどの一般人は、今のガソリン車だって新車では買えない人が多い。
「カンパニーカー制度」で中古車を買うのが普通だ。
そんな人達が、高価なEVを買うはずはないのだ。
特に日本のメディアは未だにEV推しで、トヨタはEV戦略に遅れたため先が心配なんて記事を書き連ねているが、トヨタに取ってはとてもプラスな事この上ない。
世界がEV者の開発に夢中になっている間に、ハイブリッドの技術をますます進化させ、世界中で売りまくるトヨタは無敵だ。
トヨタの今年の決算がそれを証明している。
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参考:トヨタ自動車、上期販売台数が過去最高で大幅増益。通期では過去最高益を予想し株価も高騰。2024年3月期上期決算
https://news.yahoo.co.jp/articles/e737578df0eb3320fdeca07d074b3386ce215109
電動車の販売は総販売台数の35.3%となり、前年同期比+35.3%の182万6000台となった。内訳は以下のとおりである。
・HEV(ハイブリッドEV):前年同期比+33.5%の169万5000台
・PHEV(プラグインハイブリッドEV):前年同期比+61.7%の7万台
・BEV(バッテリーEV):前年同期比+598.9%の5万9000台
・FCEV(燃料電池EV):前年同期比+77.2%の3000台
●トヨタ自動車の当第2四半期連結の営業利益
営業利益は前年同期比+124.2%の2兆5592億円9400万円であった。
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参考:トヨタ 上半期の世界生産台数505万台余で過去最高
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20231030/3000032530.html
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参考: 販売台数が半減 岐路にある〝世界一〟EV市場中国の実情
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/29575?page=2
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/IINJKRP4RJJ7RAEVKEC733EX34-2023-11-22/
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欧州自動車工業会が21日発表した、10月のEUの新車販売台数は前年同月比14.6%増加した。
完全電気自動車(EV)の販売が大きく伸びたことや、ハイブリッド車が全体の約3割を占めたことなどが押し上げた。
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グラフを確認すると、確かにEVの販売台数が伸びているのは理解できる。
しかし記事をよ~く読み、グラフをしっかり見ると、なんだか微妙な記事だ。
記事の内容から、プラグインハイブリッドをEVか、或いはハイブリッド車と考えるかで違ってくる。
プラグインハイブリッドの使われ方から考えると、EVだと考えることもできる。
充電可能で短い距離を走ることが多い場合、殆がEV走行だからだ。
そう考えて見ると、違うものが見えてくる。
ハイブリッド 22.9→25.5 から、販売台数は2.6%伸びた。
EV(含プラグインハイブリッド) 10.7 + 8.8 =19.5% から 14+7.6 =21.6%になった。
EVを、プラグインハイブリッドを含めて考えると、2.1%しか販売は伸びていない事になる。
純粋なハイブリッドは、欧州の自動車業界や政治的にもメディアにも全否定されている状況でだ。
方やEVは、中国を含めた世界中の自動車会社の新車投入もあり、政府の多額の補助金やメディアや政治のゴリ推しが有っても、ハイブリッドの販売台数に勝てないのだ。
やはり欧州の人たちも、高価で航続距離が短く充電が大変なEVを買う気にはならないらしい。
欧州に行ったことの有るひとならわかると思うが、かれらは決して裕福ではない。
イギリスなどの一般人は、今のガソリン車だって新車では買えない人が多い。
「カンパニーカー制度」で中古車を買うのが普通だ。
そんな人達が、高価なEVを買うはずはないのだ。
特に日本のメディアは未だにEV推しで、トヨタはEV戦略に遅れたため先が心配なんて記事を書き連ねているが、トヨタに取ってはとてもプラスな事この上ない。
世界がEV者の開発に夢中になっている間に、ハイブリッドの技術をますます進化させ、世界中で売りまくるトヨタは無敵だ。
トヨタの今年の決算がそれを証明している。
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参考:トヨタ自動車、上期販売台数が過去最高で大幅増益。通期では過去最高益を予想し株価も高騰。2024年3月期上期決算
https://news.yahoo.co.jp/articles/e737578df0eb3320fdeca07d074b3386ce215109
電動車の販売は総販売台数の35.3%となり、前年同期比+35.3%の182万6000台となった。内訳は以下のとおりである。
・HEV(ハイブリッドEV):前年同期比+33.5%の169万5000台
・PHEV(プラグインハイブリッドEV):前年同期比+61.7%の7万台
・BEV(バッテリーEV):前年同期比+598.9%の5万9000台
・FCEV(燃料電池EV):前年同期比+77.2%の3000台
●トヨタ自動車の当第2四半期連結の営業利益
営業利益は前年同期比+124.2%の2兆5592億円9400万円であった。
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参考:トヨタ 上半期の世界生産台数505万台余で過去最高
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20231030/3000032530.html
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参考: 販売台数が半減 岐路にある〝世界一〟EV市場中国の実情
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/29575?page=2