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ニューヨーク、高温対策として屋根を白くペイント、効果は? [マスコミを信じるな]

 ビジネスインサイダー
 https://www.businessinsider.jp/post-173194
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 ニューヨーク市は過去9年で、少なくとも670万平方フィート(約62万平方メートル)の屋根を白く塗装した。
 太陽光を反射することで、建物内部の温度を下げ、空調費を削減することが狙い。
 ロサンゼルスもより広範囲で同様の対策を講じている。「約1.6キロメートル」あたり「約440万円」を投じて道路も白く塗装している。
 科学者は、屋根を明るい色にすることにより、気候変動による最悪の影響を緩和することができると考えている。
 だが、これが気温を下げるための最善策ではないだろうと述べる専門家もいる。環境に悪影響を及ぼす可能性があるためだ。

 ニューヨーク・タイムズによると、屋根を白く塗装することは、都市の気温を下げる最善策ではないと懸念する専門家がいると言う。
 雨は一般的に、地面に落ちた後、気化することでさらなる雨を降らせる。
 このプロセスは熱が引き起こすため、白く塗装して屋根の熱を下げると、水分の蒸発と雨の生成を妨げてしまうと言う。

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 宇宙は真空に近い為、熱の電動や対流がないので、熱を受けたり放熱する事は殆ど全て「放射」で行われるだろうと思う。
 主に赤外線の吸収や放射である。
 二酸化炭素は赤外線の波長の光により、分子が振動することで熱を吸収しやすいらしい。

 参考:FT-IR の原理と温室効果ガスの赤外吸収スペクトル測定
 https://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~rck/tohda.pdf

 だから、二酸化炭素が温暖化ガスなのだろうが、それらの大気中の濃度がどう大気の温暖化に影響するかは明らかではないらしい。
 温暖化ガスは海に溶け込んだり、植物やプランクトンによる固定化など、それらはかなり複雑であるらしいのだ。
 また、地球の赤外線等の吸収や放射メカニズムも複雑で、きちんと照明はされていないのだ。

 一般的メディアは、もし地球の二酸化炭素の濃度が少し上がっただけで温暖化が劇的に進行し、暴走は止められないと言うが、果たしてそうだろうか?。

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 参考:地球の大気組成の変化~太古の地球には酸素がなかった~
 https://tenbou.nies.go.jp/learning/note/theme1_1.html#:~:text=%E5%9C%B0%E7%90%83%E3%81%AE%E5%A4%A7%E6%B0%97%E7%B5%84%E6%88%90%E3%81%AE,%E3%81%A8%E7%AA%92%E7%B4%A0%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

 46億年前、誕生したばかりの地球の大気は、高温・高圧の水蒸気が大部分を占め、その他に二酸化炭素、窒素などを含んでいたと考えられている。
 その後、数億年かけて地表が冷え、水蒸気が雨となって地表に降り注いで海ができると、大気の主成分は二酸化炭素と窒素になった。
 さらに、海に二酸化炭素が溶け込み、その一部がカルシウムイオンと結合して、石灰岩(炭酸カルシウム)として海底に堆積することにより、大気中の二酸化炭素は減少し、大気の主成分は窒素になった。

 およそ27億年前、太陽の光エネルギーを利用して光合成を行うラン藻(シアノバクテリア)が海中に誕生し、二酸化炭素と水から有機物と酸素が生成されるようになると、大気中の二酸化炭素はさらに減少し、酸素が増えはじめた。
 その後、生物が進化して陸上に進出し、多様な植物による光合成が活発に行われることで、酸素はさらに増え、大気は数十億年かけて、窒素と酸素を主成分とする現在の組成になった。
 現在でもオーストラリアでは、シアノバクテリアがつくる、ストロマトライトという岩石を見ることができる。

chikyuunotaiki.JPG

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 参考:生きている地球とともに
 http://www.kamoto-med.or.jp/hiroba/toukou_1/genkou/ikiteiru2.html#:~:text=%E3%81%95%E3%81%A6%E6%81%90%E7%AB%9C%E3%81%AF%E9%9A%95%E7%9F%B3%E3%81%AE,%E6%B0%97%E6%B8%A9%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82


 恐竜は数千年にもわたる期間を生き抜いています。
 恐竜たちが大型化し繁栄を極めたジュラ紀の環境は、今よりも20倍の二酸化炭素濃度と10度は高い気温だったようです。

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 元々、地球には酸素は無かったのです。
 生物が作り出したガスなのです。
 だから、もし温暖化ガスが増えていっても、遠い過去に戻るだけで地球が無くなるわけでは有りません。
 人間などの生物が生きる環境が、厳しくなるだけなのです。

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 話をもとに戻しましょう。
 もし地球が氷でおおわれると赤外線を反射し、益々地球の温度は下がるというロジックに陥るらしい。
 逆に、濃い色に覆われた場合は赤外線を吸収し、大気の温度は上がる。
 つまり、地球の大気の温度を下げるには、太陽からの赤外線を反射すれば良いわけです。
 屋根や道路を白くすれば、当然の如くたいきの気温は下がるでしょう。
 温暖化防止は、実は簡単なことで回避できる可能性があります。
 補助金を出して、世界中の道路や建物の色を、反射性の塗料で塗り替えれば良い。

 我々の血税を溝に捨てて、高い補助金を注ぎ込み、使えない電気自動車を普及させる必要なんて無いでしょう。


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