レギュラーガソリンが300円台に突入！ ドイツで「プリウス」は却下せざる得ない理由

　AutoMesseWeb
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　ドイツのレギュラーガソリン価格はリッターあたり300円前後で、給油する度に悲痛な叫びになっています。
　日本で大人気の低燃費車トヨタ「プリウス」に乗れば良いではないか！。
　なかなかそううまくはいかないのです。
　アウトバーンの速度制限解除区間では、空いている時にはいまも180km/h前後。
　ハイブリッド車やEVは残念ながらそのスピードでは逆に長所が活かせなくなってしまい、燃費がとても悪くなってしまいます。

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　この記事の筆者は、アウトバーンで「180㎞/h」の速度が必要だから、ハイブリッドやEVは買わないとなっていますが、ドイツ一般国民と同じだとは思えません。
　この記事は、あまり参考になならないと思います。
　アウトバーンとは言っても、そもそも一般人はそんなスピードは出していません。
　おおよそ、120㎞/ｈくらいですから、日本より少し早いくらいです。
　まあ、120㎞/ｈでは、モーター走行のEVは効率が悪いでしょうし、ハイブリッドも得意の燃費がいかせませんが。

　所で、EVに関していうと、ドイツは電気料金が日本より高く、2023年で67円/kWhと日本より遥かに高額です。
　今後も値上げが計画されている様なので、ガソリンが高くなっても、EVに移行するわけには行かないんですね。
　少し前ですがドイツのタクシーは、プリウスがとても増えているとの事でした。
　商売している方は、EVなんてヨーロッパ国内では使えないと、最初から理解しているんでしょうね。

　参考：レギュラー1L/約320円!? ドイツでプリウスαタクシーが急増！
　https://www.qsha-oh.com/historia/article/prius-alpha/

　これまでドイツのタクシーと言えば、ベンツのディーゼルだったんですが、燃料の高騰でやはりプリウスが売れているようです。
　イギリスなどは更にガソリン価格が高騰しているようですから、日本の小型ハイブリッド車はますます人気が出ることでしょう。

　まあ、EVはこれ以上売れることはないでしょう。