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数日前から異常音が発生、同時に私の耳のテストも実施 [FOSTEX W300A2]

 先日から、左側のホーンツイーターの音が、ギターのアタック時にポコポコ音が聞こえるようになりました。
 まるで、木琴の音のような感じで大いに違和感あり。
 チャンネルデバイダーの遮断周波数を下げていくと、顕著になります。
 今日の午後から、左右のホーンツイーターを入れ替えて聴いてみようと思います。

 ホーンドライバーのダイヤフラムが破損しているとすれば、最悪の自体です。
 FOSTEXは既にこのドライバーの生産を中止して久しい様です。
 私が買ったのも、10年ほど前です。
 修理もままならないことでしょう。

 最悪、ホーンドライバーを全て交換になるかもしれませんが、今の時代はコンシュマー用のホーンドライバーは市場に少ないです。
 中古の良いものを探すにしても、結構たいへんですよねぇ・・・

 とりあえず視聴してみて、やはり破損しているようであれば、バックカバーを外してダイヤフラムの状態を確認してみようと思います。
 そうそう、チャンネルデバイダーの設定値が、きちんと音に反映されているのかを知る手がかりとして、周波数ジェネレーターの音を再生してみようとも思います。
 ネットで、各周波数のwavデータを見つけました。

 参考:周波数別試験音源
 https://sound.jp/musicyou/page048.html

 親切な方がいて助かります。
 早速ダウンロードして、ヘッドホーンで聴いてみました。
 私の耳では、13000hzはかすかにしか聴こえない。
 12000hzは聴くことが出来る様です。
 ハイレゾって、私には無意味なんですね、やっぱり。


 確認結果 PM17:00記入

 ホーンドライバーを左右入れ替えても症状は変わらず、よって、ホーンドラーバーは問題なしと判断。
 チャンネルデバイダーのR/Lを入れ替えても同様なので、パワーアンプに問題はないと判断。
 残るは、チャンネルデバイダーではないかと思えました。

 思案した挙げ句、まずはちゃんとクロスオーバーの状況を確認していないのが問題ではないかと思われました。
 そこで、周波数確認用wavデータ(1khz)を使って、フィルターの特性を耳で確認することにしました。
 チャンネルフィルターの周波数を少しずつ変更し、周波数確認用wavデータ(1khz)がどの程度離れた周波数まで聴こえるかを確認しました。
 120hzまで離れると、ほとんど聴こえなくなります。
 図にすると、以下のイメージ。

shuuhasuu.jpg

 Hi/Lowのクロスオーバー周波数の設定は、指定値から少なくとも60Hzくらいはそれぞれ離した値が良いようです。
 早速、Hi(1060hz)/Low(940hz)に設定しました。
 そうしますと、クロス付近に若干の高揚感、歪み感が有ったのですが、あまり気にならなくキレイに発音できるようです。 
 
 しかし、ホーンドライバーからの「ポコポコ音」は治りません。
 段々に遮断周波数を上げていくと、1200~1300Hz当たりで聞こえなくなりました。
 結局原因は、ホーンドライバーの最低周波数のようです。
 普通の音楽だと問題ないのですが、ギター等の高い周波数で衝撃的なアタック音が入ると、エッジが耐えられなくなってポコポコ音が出るようです。
 結局、最終的に Hi(1240hz)/Low(1360hz)に設定しました。

shuuhasuu02.jpg 

 これでホーンドライバーからのポコポコ音はなくなりました。
 しかしながら、高域の伸びは少し物足りなく感じます。
 私の2wayシステムの高域の特性は、高域ドライバー「Fostex d-1400」に依存しています。
 此のドライバーは、2~3kHz付近から高い周波数に向かってだら下がりですので、やはり高域の補正が必要なようです。

D1400特性.jpg

 最高周波数域の出力の落ち込みを改善するために、手持ちの「Fostex T90A」を使って3WAY化しようと目論んでいます。
 現在、3wayデジタルクロスオーバーとパワーアンプを追加で作成中です。

kouikihosei02.JPG

 まだまだ先があると言うことは、ある意味で嬉しことでもあります。
 いまより良くなるだろうと思えるのですから。
 色々と工夫することで、自分の好きな音に近づける事ができるので、自作は楽しいのですね。

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