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エコキュートの時間設定を、12時間シフトしました。 [環境破壊]

 出力制御について(東京電力パワーグリッド)
 https://www.tepco.co.jp/pg/consignment/access/outputcontrol.html
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 需給バランス制約による出力制御
 電気は消費と発電が同時に行われるため、これらを常に一致させる必要があります。
 このバランスが崩れると、電気を安定してお届けすることが困難となり、最悪の場合、東京電力パワーグリッドエリア全体が停電してしまいます。
 このようなことが起きないよう、全体の発電量と消費量のバランスを保つために、発電量を制御することを「需給バランス制約による出力制御」といいます。

 現時点で直ちに需給バランス制約による出力制御が必要となる需給状況ではありませんが、相応の準備期間が必要と想定されることから、当社は、各発電事業者さまに対し、出力制御に向けた準備をお願いすることにいたしました。

 ★出力制御方法について(出力制御方法には、オンライン制御とオフライン制御があります。)

  ・オフライン制御 : 当社から電話やメール等による指令を行い、発電事業者さまが発電設備を制御
  ・オンライン制御 : インターネットや専用通信回線により当社が配信する出力制御情報を取得し、発電設備の出力を調整
  オンライン制御に必要な出力制御機能付PCS等の設置対象一覧
  今後、新増設を希望される場合、下表のいずれかで、必要(対象)に該当した場合は、オンライン制御に必要な出力制御機能付きPCS等の装置設置が必要となります。

出力制御対象.JPG

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 東京電力が、遂に太陽光発電設備業者に向けて、出力制御に対応するようにアナウンスを行いました。
 これは、主に昼間時間帯に太陽光発電設備等からの売電量が需要電力を上回った場合、送電事故の発生の可能性があるために、売電主へ発電装置の停止等を義務付けるものです。
 公共インフラである東京電力などとの契約では、売電事業者などがインフラに悪影響がある場合は、売電設備を停止することができると成っています。

 既に九州電力では、需要電力より発電量が上回る恐れがあった為、出力制御を実施していした。

 九州電力送配電
 https://www.kyuden.co.jp/td_functions_faq_renewable-energy_cotrol_index.html


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 自然エネルギーによる発電量は季節や天候に影響されます。
 近年、太陽光発電で売電を行う人が増えてきた為、需給バランスを保つために「出力制御」が必要に成ってきています。
 我が家は、当時の法律により、発電量が最大で3.3KWしか設置できませんでした。
 その為に幸いな事に今回は、出力制御の対象にはならないようです。
 売電で利益を出そうとして、大量に設置している方には打撃はあるでしょう。
 そもそも個人用太陽光発電は、自分の消費を賄うためが本来の目的なので、仕方ないことです。
 最も発電効率が良い季節は、5月~6月です。
 その季節はエアコンなどはまだ本格稼働前なので、間違いなく電力は余る事になります。
 今後は電力価格の高騰により、自宅に太陽光発電設備を設置する方も増えてくると思われます。
 欲張って、10kw以上の発電設備を設置しても、「出力制御」が頻発すれば設備の費用をペイできないかもしれません。

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 所で、東京電力は昨年からソーラー導入時に契約した「電化上手契約」の電気料金を倍増させました。
 結果、夜間電力の価格が昼時間電力とあまり代わり映えしない価格に成って来ています。

DENKAJYOUZU.JPG
 
 東京電力も、夜間利用でお得?な電気料金プランを受け付けています。
 「よるとく」という契約ですが、それでも昼と夜の料金は10円程しか違いません。

よる得電気プラン.JPG

 また、昼と夜の気温差が10度近くに成ってしまう北関東では、昼間の方が遥かに効率が良いので、ヒートポンプ式で湯を沸かすエコキュートは、昼間稼働の方が効率が良いと思われます。
 東京電力も、昼間の余った電力を使いたい為なのか、「エコキュート昼時間シフトチャレンジ」を始めました。

tepco省エネチャレンジ.JPG 

 我が家は太陽光発電設備を設置しているために、既に昼間に給湯タンクの「炊き上げ」を手動で行っていました。
 北関東では、冬場の最も短い日照時間はおよそ「7:00~16:00」ですが、太陽光発電が満足なレベルで発電できる時間帯は、「9:00~15:00」です。
 朝晩の気温差も10度以上ありますので、気温の上がり具合を考慮すると、11:00くらいから15:00」間でお湯の炊き上げを行いたいところです。

時間別温度変化new.JPG

 今回、我が家のエコキュートのシステム時間を、丁度12時間程シフトさせました。

JIKANNSETTEI.JPG

 その後「料金契約設定の10番設定」を操作して、炊き上げ時間帯を「PM22:00~AM5:00」に設定しました。
  *10番設定は、PM20:00~AM5:00の間で時間設定が可能
 この場合、12時間シフトしているので、実時間は10:00~17:00に設定したことに成ります。

RYUKINKEIYAKUSETTEI.JPG

 その後、炊き上げ終了時間のシフト機能で、2時間程前側にシフトしました。
 計算上はこれで、朝の10:00~15:00間で湯炊きすることになります。

 また、厳寒の季節に対応し炊き上げ湯量を増やすため、運転モードを「おまかせ省エネ」から、「おまかせ」に変更しました。
 我が家は太陽光発電設置から18年程過ぎていますので、東京電力の予電力買取価格はとても安くて、「8円50銭」にしかなりません。
 この時期の、予発電量の買い取り総額は「¥1000程度」ですので、太陽光発電した電力は、出来るだけ使うようにしています。

 とりあえず、これでやってみようと思います。 
 
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