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反田恭平~第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ CD 入手しました [読書・VIDEO鑑賞]

 CD音源を入手しました。

 反田恭平~第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ_DISC1.jpg

 「ピアノの森」と言うNHKのアニメ番組の中で、主人公の指導者の演奏を担当された頃から、注目していました。
 このアニメはまさに、最終的に主人公が「ショパンピアノコンクール」で優勝すると言うストーリーでした。
 反田恭平さんは、「2021年 第18回ショパンコンクール」に挑戦されました。
 結果は果たせて、日本人の2位入賞は1970年の内田光子さん(現在は英国籍)以来という、約50年ぶりの快挙だそうです。
 実は、私の好きなピアニストの「小山実稚恵」さんは、過去に4位に入賞されており、ショパンコンクールの審査員をされたこともあります。

 話を反田さんに戻しますが、「Chopin Institute」からアップされたYoutube動画で、2021年の演奏は既に見ており、その素晴らしい演奏動画もPCにダウンロードして聴いていました。

 参考: KYOHEI SORITA – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
 https://youtu.be/3bMF5wS7Mr4

 CDが発売されていましたので、早速音源を入手しました。
 さて、その音質ですが、流石にCDだけにそれなりのクオリティで作られています。
 CDの演奏を聴いていて、ちょっと気になる所がありました。
 実は反田さんがピアノ演奏に入る直前のタイミングで、後方で何か落ちたときの音なのか、「バシッ」と大きな音が発せられるんです。
 Youtube動画ではとてもクリアーにこの騒音?が聴こえるのですが、このCDはうまくマスクされていて、あまり気になりません。
 音声マイク位置のせいなのか、それともマスタリング時に音を排除する操作をしたのかは不明です。

 改めて聞き直してみて、CDより動画がより音質がクリアーにも聴こえる気がしました。
 また、動画のほうがより「反田さんのピアノのタッチがとても日本人的で、穏やかでちょっと戸惑い気味に優しく聴こえる」様に感じました。
 動画の場合、MP4なので低音域がすこし減衰しているので、そう感じるのかもしれません。
 大型スピーカーで聞くと、CDが腰の座った音に感じます。

 私は日本人なのでヒイキ目に考えてしまう事は理解していますが、優勝者のブルース・リウさんよりも、ピアノのタッチはよりショパン的であったと感じました。
 対して、確かにブルース・リウさんの演奏テクニックは素晴らしいとも思いますが、ショパンらしくないなと思います。
 まあ、甲乙つけがたい演奏だと思います。

 参考:BRUCE (XIAOYU) LIU – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
 https://youtu.be/UcOjKXIR8Iw

 まあ、演奏したピアノが違うこともあるでしょう。
 反田恭平さんは、「Steinway & Sons」でしたが、ブルース・リウさんは「Fazioli」。

 ドイツ製である「Steinway & Sons」と、イタリア製の「Fazioli」、いかにもの異なった音でした。
 ちなみに、今回のコンクール時の「Fazioli」の調律は日本人らしいです。

 参考: https://www.sigma-sein.com/jp/seekers/akiraochi/




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