田中博「科学は噓をつかない。でも科学者は噓をつく」 [マスコミを信じるな]
日経BOOKプラス
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/060900083/060900002/
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筑波大学教授の田中博さんはノーベル賞を受賞した真鍋淑郎さんと親交があり、アラスカ大学で温暖化研究を始めました。
当初、自由闊達な議論が交わされていた温暖化研究が、次第に政治色を強め、一つの見解に集約されていったそうです。
日本気象学会では、中立的な立場で地球温暖化に対する意見をまとめようと、「地球環境問題委員会」という企画を立ち上げました。
その成果が『地球温暖化 そのメカニズムと不確実性』(朝倉書店)です。
本書の校了寸前になって、IPCCの執筆者に査読してもらおうということになりました。
すると、IPCCの執筆者の見解と異なる主張は原稿から削除され、「温暖化の半分は自然変動で説明できる」という内容の原稿は、ほとんどが削除されました。
この頃から、日本では「温暖化は人為的なCO₂排出が主因であることは明白。
異論をはさまないことが「大人の対応」といわれるようになりました。
私は勘違いしていました。
「いやいや、まだ温暖化の原因について、科学的に決着はついていない」と、科学者として憤りを感じ、反論をしていました。
しばらくして分かったんです。
決着したのは「科学的」にではなく、もう世の中の流れがそちらのほうに行ってしまったので、「抵抗しても無駄」という意味での「決着」だったのです。
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世の中の流れは、マスコミや一部の科学者の世論操作により、一気に変わってしまうことが良くあります。
中身を良く見てみると、実は途中が全くつながっていないで、いきなり結論付けされていたりしますが、世の一般人は権威や風潮に流されてしまいます。
小さいことですが、私は今でもスーパーのレジ袋の有料化って意味がないと思っています。
完全に無くすならある程度は納得できますが、金を払えばもらえるのでは意味はないでしょう。
そもそもですが、問題はレジ袋をあちこちに捨ててしまう人間が問題であって、レジ袋にはなんの問題もない。
レジ袋はポリエチレンで作られていますが、その用途は一般人が想像するより遥かに広いのです。
参考: https://www.sanipak.jp/faq/words/hdpe.html
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フィルム形状では、ゴミ袋、レジ袋、スーパーや小売店で肉・魚・野菜・果物などを入れるロール袋などが主な用途です。
いずれの用途でも薄膜化が進んでおりロール袋では5μという極限までの薄膜化がなされています。
押出成形品は、魚網や網戸のほかブルーシートなどがあります。
また梱包用のテープや紐、下水道管や排水管なども高密度ポリエチレン(HDPE)製です。
ブロー成形品では、液体の化粧品やシャンプー、洗剤などのトイレタリー製品の容器また灯油用のポリタンクなどがあります。
射出成型品では、ポリバケツ、物流用コンテナ、文具などがありますが、コンテナではポリプロピレン(PP)と競合しています。
回転成形品は、肥料や水を入れる大型タンクに低密度ポリエチレン(LDPE)とともに使用されます。
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我が家では当然ですが、ゴミは決められた場所、日時以外は捨てる事はしません。
ドライブ先やキャンプ地、山林などにでは絶対に捨てることはせず、持ち帰りして団地のごみ収集で捨てるようにしています。
我が家の奥さんは、レジ袋はきちんと折りたたんで整理して収納し、団地のゴミ収集日に捨てるゴミのゴミ袋として活用していました。
ところが、レジ袋が有料化されたので、結局同じポリエチレン製のゴミ袋を買うことになりました。
なんて無駄なことなんでしょう。
せっかくスーパーが無料でゴミ袋をプレゼントしてくれていたのに、あえてそれを金を出して買うように仕向けたのはマスコミなのです。
スーパやコンビニはこのレジ袋有料化により、店全体のコストを下げることに成功しました。
マスコミ様々です。
そもそも論で言うと、レジ袋がもし自然破壊するのなら、ポリエチレンで作られている物は全て無くすべきですが、それをマスコミが報道することは有りません。
自然破壊の原因はレジ袋にあるのではなく、マナーを欠いた一部の人達の行為なのですが、偽善であるマスコミはその事を取り上げる事はありません。
マスコミが言うのは、レジ袋だけが悪者で、他のポリエチレン製品やゴミをどこでも捨ててしまう人には問題はないのです。
大きな問題としての地球温暖化も同様のロジックです。
どこかでだれかが論理の飛躍を行い、それを検証もせずに流布するマスコミが最も悪質な偽善者なのです。
EVシフトも同様で、全く意味のない世界的に無駄な行動であるばかりではなく、温暖化を加速させたり、地球環境を破壊する可能性のある悪行なのですが、もちろん、マスコミがそれを取り上げることはしません。
それが「大人の対応」なのです。
アホくさ、本当に人間ってバカばっかりしかいないんですよね。
滅びてしまって当たり前かもしれません。
https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/060900083/060900002/
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筑波大学教授の田中博さんはノーベル賞を受賞した真鍋淑郎さんと親交があり、アラスカ大学で温暖化研究を始めました。
当初、自由闊達な議論が交わされていた温暖化研究が、次第に政治色を強め、一つの見解に集約されていったそうです。
日本気象学会では、中立的な立場で地球温暖化に対する意見をまとめようと、「地球環境問題委員会」という企画を立ち上げました。
その成果が『地球温暖化 そのメカニズムと不確実性』(朝倉書店)です。
本書の校了寸前になって、IPCCの執筆者に査読してもらおうということになりました。
すると、IPCCの執筆者の見解と異なる主張は原稿から削除され、「温暖化の半分は自然変動で説明できる」という内容の原稿は、ほとんどが削除されました。
この頃から、日本では「温暖化は人為的なCO₂排出が主因であることは明白。
異論をはさまないことが「大人の対応」といわれるようになりました。
私は勘違いしていました。
「いやいや、まだ温暖化の原因について、科学的に決着はついていない」と、科学者として憤りを感じ、反論をしていました。
しばらくして分かったんです。
決着したのは「科学的」にではなく、もう世の中の流れがそちらのほうに行ってしまったので、「抵抗しても無駄」という意味での「決着」だったのです。
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世の中の流れは、マスコミや一部の科学者の世論操作により、一気に変わってしまうことが良くあります。
中身を良く見てみると、実は途中が全くつながっていないで、いきなり結論付けされていたりしますが、世の一般人は権威や風潮に流されてしまいます。
小さいことですが、私は今でもスーパーのレジ袋の有料化って意味がないと思っています。
完全に無くすならある程度は納得できますが、金を払えばもらえるのでは意味はないでしょう。
そもそもですが、問題はレジ袋をあちこちに捨ててしまう人間が問題であって、レジ袋にはなんの問題もない。
レジ袋はポリエチレンで作られていますが、その用途は一般人が想像するより遥かに広いのです。
参考: https://www.sanipak.jp/faq/words/hdpe.html
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フィルム形状では、ゴミ袋、レジ袋、スーパーや小売店で肉・魚・野菜・果物などを入れるロール袋などが主な用途です。
いずれの用途でも薄膜化が進んでおりロール袋では5μという極限までの薄膜化がなされています。
押出成形品は、魚網や網戸のほかブルーシートなどがあります。
また梱包用のテープや紐、下水道管や排水管なども高密度ポリエチレン(HDPE)製です。
ブロー成形品では、液体の化粧品やシャンプー、洗剤などのトイレタリー製品の容器また灯油用のポリタンクなどがあります。
射出成型品では、ポリバケツ、物流用コンテナ、文具などがありますが、コンテナではポリプロピレン(PP)と競合しています。
回転成形品は、肥料や水を入れる大型タンクに低密度ポリエチレン(LDPE)とともに使用されます。
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我が家では当然ですが、ゴミは決められた場所、日時以外は捨てる事はしません。
ドライブ先やキャンプ地、山林などにでは絶対に捨てることはせず、持ち帰りして団地のごみ収集で捨てるようにしています。
我が家の奥さんは、レジ袋はきちんと折りたたんで整理して収納し、団地のゴミ収集日に捨てるゴミのゴミ袋として活用していました。
ところが、レジ袋が有料化されたので、結局同じポリエチレン製のゴミ袋を買うことになりました。
なんて無駄なことなんでしょう。
せっかくスーパーが無料でゴミ袋をプレゼントしてくれていたのに、あえてそれを金を出して買うように仕向けたのはマスコミなのです。
スーパやコンビニはこのレジ袋有料化により、店全体のコストを下げることに成功しました。
マスコミ様々です。
そもそも論で言うと、レジ袋がもし自然破壊するのなら、ポリエチレンで作られている物は全て無くすべきですが、それをマスコミが報道することは有りません。
自然破壊の原因はレジ袋にあるのではなく、マナーを欠いた一部の人達の行為なのですが、偽善であるマスコミはその事を取り上げる事はありません。
マスコミが言うのは、レジ袋だけが悪者で、他のポリエチレン製品やゴミをどこでも捨ててしまう人には問題はないのです。
大きな問題としての地球温暖化も同様のロジックです。
どこかでだれかが論理の飛躍を行い、それを検証もせずに流布するマスコミが最も悪質な偽善者なのです。
EVシフトも同様で、全く意味のない世界的に無駄な行動であるばかりではなく、温暖化を加速させたり、地球環境を破壊する可能性のある悪行なのですが、もちろん、マスコミがそれを取り上げることはしません。
それが「大人の対応」なのです。
アホくさ、本当に人間ってバカばっかりしかいないんですよね。
滅びてしまって当たり前かもしれません。
2024-03-21 12:07
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