韓国、宙を飛んだ暴走SUV 運転ミスか車両の欠陥か、立証義務は誰にある? [雑談]
ニューズウイーク日本語版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/post-101005.php
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2022年12月6日午後4時ごろ、A氏が運転していたSUVは、交差点の前で前方の車に衝突後、速度を上げて暴走した。
A氏は「どうして動かないの!? 大変!」と言って、孫の名前を叫んだが、SUVはその後も速度を落とさず600mほどをさらに走行。
周囲の車を避けながら走っていたA氏のSUVは4車線の道路を飛び越えた後、地下通路に転落した。
警察はA氏を交通事故特例法違反により刑事立件したが、家族たちはA氏に罪がないことを訴える嘆願書を提出。
事故の原因は「車両の欠陥による急発進だ」として、2月にはメーカーを相手に民事訴訟を起こした。
今回の事故で12歳の息子を失ったイ・サンフン氏は、「現行の製造物責任法(PL法)は急発進が疑われる事故が発生しても、車両に欠陥があることを非専門家である運転者や遺族が立証するように規定している」と、車両に欠陥があったとしても立証することの難しさを訴えた。
動画: https://www.youtube.com/watch?v=SKqfIMhEqJo&t=1s
交通事故専門の弁護士として知られる「韓文鉄」弁護士は、「この事件が裁判所に起訴されれば私が無罪判決を勝ち取る」と宣言。
そして「急発進が疑われる事故の問題が根本的に解決されるその日まで、問題を提起する」と覚悟を表わした。
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なんだか、韓国らしい報道ですね。
「韓文鉄」弁護士が「私が無罪判決を勝ち取る」なんて息巻いていますが、被害者が言っている事はそんな事じゃなくて、PL法に問題が有って原因の究明ができないため、起訴しても戦えないという事です。
もちろん日本国内での池袋暴走事故と同じく、原因は運転者の踏み間違いって事も考えられる訳ですので、この弁護士の言う「絶対に無罪を勝ち取る」なんてコメントはどうなのかなって思ってしまいます。
普通に考えると、自動車のECUは問題が発生しないように2重3重に安全に配慮した構造としてあり、エラーが発生した場合はデータを自動的に保存する機能を持っているので、プログラムに問題が発生した場合は、メーカーが正直に解析すれば明確に判定できると思いますが、どうなんでしょう。
参考:クルマの自己診断機能「OBD2」の用途は“診断”だけじゃない
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/1511/11/news004_4.html
日本のPL法も、韓国と同様に裁判を起こした場合には被害者に不利という問題を抱えています。
米国は製品の欠陥が疑われる場合、製造者が調査し製品に問題がないことを証明するように、PL法で定められております。
しかし未だ、日本のPL法も韓国と同じく、製品により被害を受けた場合、その製品に問題が有ることを、被害者が立証する必要があります。
PL法に限らず日本の裁判では、例えば検察側が弁護士に有利な証拠をつかんでいた場合、それを公開する義務はありません。
裁判とは、何が真実なのかを追求するものではなく、間違った結果となろうとも、お互いに自分の主張を行って結果を勝ち取るものなのです。
日本の裁判制度では、例えば起訴されたメーカーは嘘さえ言わなけば違法にはならず、自分に不利な情報を公開する義務もないのです。
日本における、製造物責任(PL)法とは
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/other/pl_qa.html#q1
この法律は、製造物の欠陥が原因で生命、身体又は財産に損害を被った場合に、被害者が製造業者等に対して損害賠償を求めることができることを規定した法律です。
不法行為責任(民法第709条)の特則であり、不法行為責任に基づく損害賠償請求の場合には、加害者の過失を立証しなければならないところ、製造物責任については、製造物の欠陥を立証することが求められます。
池袋暴走事故では幸い、トヨタ自動車が当局の要請に対し真摯に原因究明を行った様ですが、輸入製品も含めて、全ての製品のPL法を、米国並みに改善する必要があるのではないでしょうか?。
参考:「車両に異常なかった」池袋暴走事故、トヨタがコメント
https://www.asahi.com/articles/ASP6P5Q6TP6POIPE005.html
所でこのSUVって、何処のメーカーの何という機種なのでしょうね??、動画を見る限りでは、ミニバンっぽいですね。
池袋暴走事故と違って、事故前の走行画像ではホイール周辺から相当な量の煙を吹き出しているように見えます。
アクセルの踏み間違いではなく、運転者はサイドブレーキを引いたか、ブレーキを踏み続けて車両を停止させようとしていたのかもしれません。
アクセルを踏みつけていたら、こんな煙は出ないと思いますので、自動車側の欠陥なのではないかと、勝手に思っています。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/post-101005.php
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2022年12月6日午後4時ごろ、A氏が運転していたSUVは、交差点の前で前方の車に衝突後、速度を上げて暴走した。
A氏は「どうして動かないの!? 大変!」と言って、孫の名前を叫んだが、SUVはその後も速度を落とさず600mほどをさらに走行。
周囲の車を避けながら走っていたA氏のSUVは4車線の道路を飛び越えた後、地下通路に転落した。
警察はA氏を交通事故特例法違反により刑事立件したが、家族たちはA氏に罪がないことを訴える嘆願書を提出。
事故の原因は「車両の欠陥による急発進だ」として、2月にはメーカーを相手に民事訴訟を起こした。
今回の事故で12歳の息子を失ったイ・サンフン氏は、「現行の製造物責任法(PL法)は急発進が疑われる事故が発生しても、車両に欠陥があることを非専門家である運転者や遺族が立証するように規定している」と、車両に欠陥があったとしても立証することの難しさを訴えた。
動画: https://www.youtube.com/watch?v=SKqfIMhEqJo&t=1s
交通事故専門の弁護士として知られる「韓文鉄」弁護士は、「この事件が裁判所に起訴されれば私が無罪判決を勝ち取る」と宣言。
そして「急発進が疑われる事故の問題が根本的に解決されるその日まで、問題を提起する」と覚悟を表わした。
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なんだか、韓国らしい報道ですね。
「韓文鉄」弁護士が「私が無罪判決を勝ち取る」なんて息巻いていますが、被害者が言っている事はそんな事じゃなくて、PL法に問題が有って原因の究明ができないため、起訴しても戦えないという事です。
もちろん日本国内での池袋暴走事故と同じく、原因は運転者の踏み間違いって事も考えられる訳ですので、この弁護士の言う「絶対に無罪を勝ち取る」なんてコメントはどうなのかなって思ってしまいます。
普通に考えると、自動車のECUは問題が発生しないように2重3重に安全に配慮した構造としてあり、エラーが発生した場合はデータを自動的に保存する機能を持っているので、プログラムに問題が発生した場合は、メーカーが正直に解析すれば明確に判定できると思いますが、どうなんでしょう。
参考:クルマの自己診断機能「OBD2」の用途は“診断”だけじゃない
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/1511/11/news004_4.html
日本のPL法も、韓国と同様に裁判を起こした場合には被害者に不利という問題を抱えています。
米国は製品の欠陥が疑われる場合、製造者が調査し製品に問題がないことを証明するように、PL法で定められております。
しかし未だ、日本のPL法も韓国と同じく、製品により被害を受けた場合、その製品に問題が有ることを、被害者が立証する必要があります。
PL法に限らず日本の裁判では、例えば検察側が弁護士に有利な証拠をつかんでいた場合、それを公開する義務はありません。
裁判とは、何が真実なのかを追求するものではなく、間違った結果となろうとも、お互いに自分の主張を行って結果を勝ち取るものなのです。
日本の裁判制度では、例えば起訴されたメーカーは嘘さえ言わなけば違法にはならず、自分に不利な情報を公開する義務もないのです。
日本における、製造物責任(PL)法とは
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/other/pl_qa.html#q1
この法律は、製造物の欠陥が原因で生命、身体又は財産に損害を被った場合に、被害者が製造業者等に対して損害賠償を求めることができることを規定した法律です。
不法行為責任(民法第709条)の特則であり、不法行為責任に基づく損害賠償請求の場合には、加害者の過失を立証しなければならないところ、製造物責任については、製造物の欠陥を立証することが求められます。
池袋暴走事故では幸い、トヨタ自動車が当局の要請に対し真摯に原因究明を行った様ですが、輸入製品も含めて、全ての製品のPL法を、米国並みに改善する必要があるのではないでしょうか?。
参考:「車両に異常なかった」池袋暴走事故、トヨタがコメント
https://www.asahi.com/articles/ASP6P5Q6TP6POIPE005.html
所でこのSUVって、何処のメーカーの何という機種なのでしょうね??、動画を見る限りでは、ミニバンっぽいですね。
池袋暴走事故と違って、事故前の走行画像ではホイール周辺から相当な量の煙を吹き出しているように見えます。
アクセルの踏み間違いではなく、運転者はサイドブレーキを引いたか、ブレーキを踏み続けて車両を停止させようとしていたのかもしれません。
アクセルを踏みつけていたら、こんな煙は出ないと思いますので、自動車側の欠陥なのではないかと、勝手に思っています。