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結局トヨタが正しかった? EUが35年までのエンジン車禁止を断念、電気料金の高騰も背景 [電気自動車の闇]

 ZAKZAK
 https://www.zakzak.co.jp/article/20230327-IXD2K76XSBN6NC33TYC3CWGHPY/
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 EU欧州委員会は21年7月、エンジン車禁止の法案を提案。
 欧州議会が今年2月に採択し、各国の正式承認を経て法制化される予定だった。
 ところがフォルクスワーゲン(VW)など自動車大手を抱えるドイツが土壇場で反対を表明すると、あっさり覆った。


 
 そもそも欧州のEV化方針は温暖化対策の一方、ハイブリッド(HV)車に強いトヨタなど日本メーカー対策の側面もある。
 その尻馬に乗って日本のEV化の遅れを批判する論調も多かったが、ハシゴを外された形だ。



 参考: 世界はとっくにEVシフトなのに…日本車の成長を阻む「モノづくり世界一」という深刻な病
 村沢 義久 元東京大学特任教授、環境経営コンサルタント
 https://president.jp/articles/-/55016?page=1

 2021年4月22日の日本自動車工業会の会見で、豊田社長はEV第一の風潮を批判し、HVにe-fuelを使うことでCO2排出をゼロに近づける重要性を強調したとされる。
 e-fuelとは、水を電気分解して得た水素とCO2を合成した液体燃料で、ガソリンに混ぜて使う。再生可能エネルギーを利用して生成することでCO2排出は実質ゼロになる、ということになっている。
 しかし、製造過程で多量のエネルギーを使うので、総合的には非常に非効率であり、結果として既存の燃料の何十倍ものコストとなってしまう。

 こうした技術評価をトヨタが分かっていないとは考えにくい。
 2021年末の記者会見で、「EVシフト」を大々的にアピールしたことも考えると、一連の発言は世間の目をEVから引き離すための戦略だったのか、と邪推したくなる。

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 電気自動車イチオシしていた日本のおバカ自動車ジャーナリスト達は、これからどんな記事をかくのだろうか。
 結局が欧州だって、電気自動車に見切りをつけることになりそうだ。
 欧州は元からこうなることは予測していたと思う。
 いきなり、e-fuelなんて出てくることはありえない。
 欧州の嘘に日本の自動車ジャーナリストは踊らされていて、みっともない事この上ない。



 参考; 政府、合成燃料の設備に600万ユーロを出資、生産拡大を目指す
 https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/01/14d1376da268c0c1.html

 
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アングル:電池にかすり傷で全損も、エコには程遠いEV保険事情 [電気自動車の闇]

 ロイター
 https://jp.reuters.com/article/autos-electric-insurance-idJPKBN2VQ09V
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  電気自動車の多くは、事故によりバッテリーに軽微な損傷があっただけでも修理や評価が不可能になる。
 保険会社としては、たいした距離も走っていない車両を全損扱いとせざるをえない。
 すると、保険料は高くなり、EV移行のメリットも薄れてしまう。

 一部の国ではこうしたバッテリーパックが廃棄物として山をなしている。
 これまで報道されていなかったが、想定されていた「循環型経済」にとって手痛い落し穴だ。

 EV購入の動機は持続可能性だ。
 だが、ちょっとした衝突事故でもバッテリーを廃棄せざるをえないとすれば、EVはあまりサステナブルとは言えない。

 参考; EV大国の中国で顕在化、次の環境問題は「廃棄EVバッテリー」
 https://forbesjapan.com/articles/detail/42669

 EVバッテリーには毒性があり、汚染力がきわめて強い。
 EVバッテリーの寿命は5~8年であるため、中国がバッテリーを安全に廃棄する方法を見つける必要に迫られるまでには、しばらく時間がかかった。
 2020年には、中国はおよそ20万トンのバッテリーを廃棄しなければならなかった。
 中国政府の予測によれば、この数字は今後4年で年間40%を超える率で増加し、80万トンに達する。

 EVバッテリーには、コバルトやニッケルなどの重金属が含まれる。
 土壌や水、空気を汚染するマンガンも含まれる。
 マンガン鉱石を粉砕するなどして粉塵が発生する職場では、1立方メートルの空気に500マイクログラムのマンガンが含まれているだけで、マンガン中毒が生じるとされる。

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 そろそろ世界も、電気自動車の嘘に気がついてほしい。
 数年後には、今買った電気自動車は、ゴミくらいの価格に落ちるだろう。
 
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EV補助金の見直し、一部で減額も…4月1日登録から [電気自動車の闇]

 レスポンス
 https://response.jp/article/2023/03/24/369034.html
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 経済産業省は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などの環境対応車の車両購入費用の一部を補助する制度の申請受付を3月23日に開始した。
 4月1日以降に登録の車両については、補助金制度を一部見直し。

クリーンエネルギー車補助金変更.JPG

 参考: 令和4年度補正予算「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」
 https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/automobile/cev/r4hosei_infrastructure.html

 2023i充電インフラ予算.JPG

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 経済産業省のこの政策に対しては、本当に腹が経ちますね。
 我々の血税を、ドブに捨てるような物です。
 今の岸田政権は、馬鹿ばかりで使えません。

 世界中で相当な額の補助金を使っても、電気自動車のシェアは、自動車販売全体の10%しか売れていません。
 「世界中で電気自動車の販売台数はどんどん伸びている」なんて報道をよく見かけますが、冷静に考えるとフェイクニュースを堂々とメディアは流し続けている事がよく判ります。

 これだけ補助金を使っても、10%しか売れないって事は、商品価値はゼロです。
 シェアをなんとか伸ばしている国は欧州の一部だけで、豊かだけどガソリンが鬼のように高価なドイツや、二酸化炭素を大量に吐き出す石炭を燃やす発電設備で作った電気が極端に安い中国だけです。

 買っている人も、補助金目当てだったり、ガソリン高騰対策や、一部の目立ちたがり屋や自己満足目的が主ですね。
 日本では、走行距離が少ない奥様が買い物目的で買う「軽電気自動車」に、湯水の如く血税が投入されています。
 いくら高い補助金出しても、元々走行距離が少ない車では、二酸化炭素の削減に殆ど貢献しないでしょう。

 日本の経済産業省のやり方には、本当に呆れます。
 メディアも、いい加減にフェイクを流し続けるのは止めて欲しいです。
 だから、新聞が売れないんだよ、倒産して当然だ、ざまあだ。

 参考:創業以来最大の赤字:朝日新聞社で今、何が起きているのか
 https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02059/

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 参考: クルマ王国ドイツのガソリン価格高騰が鬼すぎる!
 https://wpb.shueisha.co.jp/news/car/2022/07/19/116824/

 ドイツでは一般的な、バイオエタノールを10%混ぜてあるガソリン「スーパーE10(95オクタン)」が、フランクフルト近郊では、1L当たり2ユーロ8セント(約291円。*1ユーロ140円換算)くらい。
 なんとか安いガソリンスタンドを探して給油しましたが、それでも2ユーロ5セント(約287円)くらい。
 5月31日にはドイツの全国平均価格が2ユーロ15セントまで上昇していたので、もう1L300円です。
 ドイツは日本より平均所得も物価も高いんですが、現地で生活する人にとってもこれは相当痛い。

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 参考: 世界と比べる日本の電気代(サイト紹介)
 http://blog.jf-cs.main.jp/?eid=6

 中国の電気料金は1kwにつき9~11円という韓国ほどではないが日本の半額以下という値段設定。
 これは石炭や天然ガス等の豊かな電力資源が手に入るほか、発電コストよりも安い電気料金で提供している。

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 参考: 世界EVシェア、ついに自動車販売の10%
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/73554

 シェアは欧州11%、中国19%
 LMCオートモーティブによれば、22年におけるBEVの自動車販売に占める比率は、欧州で11%、中国で19%だった。
 EVボリュームズによれば、プラグインハイブリッド車(PHEV)を含めた場合、欧州でのEVシェアは20.3%になる。

 LMCオートモーティブによると、22年の世界新車販売台数は8060万台で前年から1%減少した。中国での4%近くの伸びが、米国での8%減、欧州での7%減を補った。


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