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ロシアの自律型戦闘ロボット「Marker」実戦配備へ [21世紀のホロコースト]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/01/marker.php
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 ロシアが開発した戦闘ロボット「Marker(マーカー)」がウクライナの前線に配備される。

アンドロイドマーカー.JPG
 
 「自律的に」戦闘任務を遂行することができ、約15キロ先にある標的の正確な位置を特定し、攻撃を行うことができる。
 「ロシア国内で最先端の自律走行スキルを持ち、人工知能(AI)技術に基づく物体認識機能を備えている」。
 「Marker」は将来「電子パルス」や「自爆型ドローン」を使って、無人航空機(UAV)に対抗することができるようになるという。

 動画: https://www.youtube.com/watch?v=9BFWt5AShaY

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 遂に戦闘ロボット洗車が戦場に投入される時代になった様だ。
 ロシアのこの報道をそのまま鵜呑みにはできないし、どれだけの戦果を上げられるかは未知数。

 システムも完全自立なのか、或いは一部はリモコン操作なのか不明だ。
 敵への銃の照準合わせなんてのは、早そうだね。
 完全自律システムであるのなら、例えば塹壕やバリヤー等を設置した場合、果たしてそれを回避したり抜け出したりできるのだろうか?。
 やはり、一緒に人間の兵隊が行動しないと、使えなさそうだ。
 戦闘員が不足しているロシアだが、この戦車は高価そうだし、実際はそれほど戦果はあげられないと思う。
 ロシアの戦車は動きが遅い感じで、実践で使えなくて、また恥をかきそうだ。
 そもそも、西側の半導体が無ければ作れない可能性がある。
 AIシステムの本体は、SONYのプレイステーションだったりして・・・・


 イスラエル製のロボット戦車の方が、機敏な動きで高性能な感じだ。
 システムはオープンソース化されているそうで、今後の進化が恐ろしいね。
 参考; イスラエルのロボット戦車
 https://www.youtube.com/watch?v=hNLCa6isqJA&t=2s

 参考;米国のロボット戦車
 https://www.youtube.com/watch?v=HYmE_MoFfdo

 動画を見る限り、ロボット戦車同士で戦った場合には、ロシア製は米国性のロボットに勝てない感じがする。
 動きがまるで遅い時代遅れっぽいロシア製に対し、米国製ロボットは凄いパワーで動きが俊敏だ。
 まるでバットマンカー。
 ミサイル開発では遅れを取った米国だが、ロボット技術に関しては世界一だろう。
 ロシアは、こんな金のかかる技術開発ができないから、ミサイルや核に金をつぎこんだのだろうから。

 とりあえず思うのは、人間が介在しないロボット大戦だったら、血を流さずに結果が出せて良いかもしれないね。




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ロシアと異なる中国の戦術、日本の「防衛費1.5倍」では不十分だ [中国ウオッチング]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/01/post-100595.php
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 日本政府は昨年12月、大胆な国家安全保障戦略を採択した。同時に閣議決定された「防衛力整備計画」によれば、向こう5年間で防衛費を現在の1.5倍の43兆円に増やし、日本は予算ベースでアメリカと中国に次ぐ世界第3位の防衛大国になる。
 日本はこの予算でアメリカの巡航ミサイル「トマホーク」を獲得するほか、極超音速誘導弾の開発を継続していく計画だ。

 軍備増強だけでは中国の拡張主義に対応できない。
 現在防衛予算が世界第3位のインドも、2020年以降に北部のヒマラヤ地方で続いている中国軍の越境行為を阻止できずにいる。

 莫大な兵力でウクライナに攻め入ったロシアとは異なり、中国は隠密的で相手国や国際社会を欺き、不意を突く形で他国の領土を少しずつ切り取る「サラミ戦術」を取る。

 習近平率いる中国軍は、南シナ海でも武力を一切行使することなく、1988年にジョンソン南礁、2012年にはスカボロー礁を実効支配下に置き、地政学地図を一方的に書き換えてきた。

 日本の尖閣諸島について、中国は領空・領海侵犯をどんどんエスカレートさせている。
 これに対して日本政府は、中国を刺激してはいけないからと、歴代防衛相は尖閣諸島を空から視察することさえ控えてきた。
 今後トマホークや極超音速ミサイルを手に入れるからといって、日本が中国との戦争にうまく対抗できるとは限らない。
 ひそかに、少しずつ、実効支配という既成事実をつくる中国の戦術をくじくためには、ミサイルを獲得・配備する以外にも有効な対抗策を見つける必要がある。

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 中国のサラミ戦略に対し安倍晋三首相は、インドやオーストラリアを含む東アジア諸国との、軍事的連携にて対応しようとしてきた。
 其の戦略は、西側からも東アジアの各国からも高く評価されていたが、残念ながら安倍晋三氏は、くだらない宗教に絡んだ凶弾によって命を落としてしまった。
 今後、安倍氏の後を引き継げる政治家が現れるのか、日本にとっては大きな曲がり角であるが、日本国民は平和ボケが長らく続いており、既に中国はとても危険な領域にあることを理解できないでいる。
 敵基地攻撃能力の獲得に対して、未だに反対している人も多い事が、日本人の馬鹿さ加減を表している。
 外国人から見たら、日本人の防衛意識は最低だと評価されている事を知らない。
 自国の行く末さえ考える事ができない、馬鹿な国民が住む国は、中国やロシアに侵略される運命にあるのかもしれない。
 自分で自分の国民、財産、国土、領海を守る意思もなく、毎日を豚のように享楽的に過ごす日本を、どこの国が助けてくれるというのだろうか。


 参考: 「安倍氏ほど米国の対中戦略に影響を与えた人は世界にいない」
 https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00023/071300342/

 参考:防衛費増額とその使途 
 https://www3.nhk.or.jp/news/special/yosan2023/defense-expenses/




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ウクライナ軍事侵攻をめぐる不適切発言で、ドイツ国防相が辞意 [21世紀のホロコースト]

 NHKニュースウエッブ
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230117/k10013951571000.html
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 ウクライナへの軍事侵攻をめぐって、不適切な発言をしたと批判を浴びていたドイツのランブレヒト国防相が16日、辞意を表明しました。

 「ヨーロッパの中心で戦争が行われていて、それに関わりすばらしい人たちと出会えた」などとする新年のメッセージをSNSに投稿し、地元メディアや野党から、ウクライナが侵攻を受ける中不適切な発言だと強い批判を浴びていました。

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 彼女は、ロシアの侵攻直前に軍事支援を求めるウクライナにヘルメットの供与を決め「ドイツがともにあるというシグナルだ」と述べて批判を招いたことや、去年4月には軍のヘリコプターに私的に息子をのせたことなど、以前から資質が疑問視されていました。

 参考; ドイツ政府、ウクライナに軍用ヘルメット5000個供与へ
 https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3392378-doitsu-zheng-fuukurainani-jun-yongherumettoge-gong-yuhe.html

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 参考; ショルツ首相がクリスマス休暇、独空軍の軍用機でカナリア諸島へお出かけ
 https://sputniknews.jp/20221223/14357994.html

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 参考;ドイツの中国接近が止まらない…欧米諸国を尻目に「抜け駆け対中戦略」の実態
 https://diamond.jp/articles/-/313381
 
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 参考:ロシア前大統領の呪いか?今年は欧州が未曾有の危機に陥るという不気味過ぎる予測
 https://news.yahoo.co.jp/articles/c21852fe2491f89e50f2c4eebfe1503829fd58fb
 予測の主な内容は
 (1)英国がEUに復帰し、そのせいでEUが崩壊する
 (2)ドイツにネオナチ政権(第4帝国)が誕生し、フランスと戦争する

 イタリアではムッソリーニの流れをくむ党が政権を握り、ポーランドとハンガリーでは右派の政権が一段と独裁色を強めている。
 ウクライナからドイツへの避難民は100万人を超えており、2015~16年のシリア難民の数を既に上回っている。
 旧東独地域ではウクライナ難民への反発が広がっており、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率は高まっている。
 内向き化するドイツに対して盟友であるフランスは反発を強め、独仏関係は前例のない緊張関係にあるとの懸念が生じている。

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 現行のドイツのショルツ政権は、国内でも、外交でも色々と問題があるようです。
 国内ではネオナチも拡大を続けており、外交では、台湾侵攻を行おうとしている中国との繋がりも疑問視されています。
 ノルドストリーム1、ノルドストリーム2でも、EUの安全保障をロシアに売り渡そうとしていた結果が、今のウクライナ侵攻に繋がりました。
 ロシア/中国/ドイツは、現代のホロコーストを現実にしてしまうかも知れませんね。



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