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欧州はアメリカなしでは大変なことに、単独ではロシアに対抗できず=フィンランド首相 [21世紀のホロコースト]

 BBCニュース
 https://www.bbc.com/japanese/63844078
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 シンクタンクのロウイー研究所で講演したマリン首相は、「アメリカはウクライナにたくさんの武器と資金支援と人道支援を提供してきた。欧州にはまだ力が足りない」と述べた。

 さらに、欧州の防衛力について、確実に能力を増強し「欧州の防衛産業を強化し、さまざまな状況に対応できるようにしなくてはならない」と強調した。

 マリン首相は加えて、一部の欧州諸国が近年、ロシアとの関係を強化しようとしてきたと批判。
 「欧州は長いこと対ロ戦略を築いていた(中略)ロシアからエネルギーを買って、経済関係を緊密にすれば、戦争が防げると思っていた」ものの、この考えは「まったく間違っていたと証明されてしまった」と述べた。

 参考: メルケル前ドイツ首相、対ロシア外交で「間違ってはいなかった」
 https://www.asahi.com/articles/ASQ682JHMQ68UHBI00D.html

 欧州諸国はポーランドやバルト諸国の警告に耳を傾けるべきだったと指摘。
 ロシアに近い各国は、ロシアがウクライナ侵攻となると「経済関係など気にしていない、制裁など気にしていない、そういう諸々は一切気にしていない」のだと、かねて警告していたと、マリン氏は強調した。
 欧州諸国の軍備がウクライナ支援によって縮小する中、マリン首相は欧州各国が手元の軍備を強化する必要があると強調した。

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テスラ初の大型EVトラック出荷開始 貨物30トン牽引で100km加速わずか20秒 [電気自動車の闇]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2022/12/ev30100km20_1.php
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テスラのトラック.JPG

 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1日、ネバダ工場で行われたイベントで、同社初の大型EVトラック「セミ」を公開した。

 2017年の発表によると、セミの価格は航続距離300マイルで15万ドル、500マイルで18万ドル。

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 日本の自動車メーカーは、EVトラックではなく、燃料電池を動力としたトラックを推進しているようです。

 参考: LAとロングビーチの港でパイロットプログラムの顧客に配送される最初の大型燃料電池電気トラックセット
 https://pressroom.toyota.com/first-heavy-duty-fuel-cell-electric-trucks-set-for-delivery-to-pilot-program-customers-at-ports-of-l-a-and-long-beach/

 技術的には、電気自動車よりはるかに難しい技術ですが、トヨタなら実現できるでしょう。
 テスラのEVトラックは、航続距離が500マイル(約800km)ですが、最大航続距離は正味では500kmに満たないかもしれません。
 大きな荷物を積めばそれだけ電力も消費するでしょうから、500マイルというのは理想的な数値でしょう。
 広大なアメリカ大陸ですから、この航続距離って、満足できるレベル?どうなんでしょうね。
 300マイル(480km)だと、正味300kmくらい・・・。
 100km/hで3~5時間走って、20分くらい充電の繰り返しかな。
 そんなに頻繁に充放電を繰り返すと、バッテリーの消耗も問題になるでしょうね。
 相当に大きなバッテリーを搭載しているでしょうから、それなりに充電時間も必要でしょう。

 参考: 大型トラックは電気で走れるか? 大型トラックの「走行段階」だけCO2ゼロは、単なる本末転倒 エンジンをなくしてしまって、ホントにいいのですか?
 https://car.motor-fan.jp/article/10018575?page=1

 個人的に思うのは、アメリカには長距離鉄道があるので、長距離の荷物は貨物列車で運んだほうが遥かにエコでしょう。
 日本も同じで、夜間に鉄道で荷物を運んだほうがはるかにエコなんですけどね。
 長距離は鉄道(電気軌道)で、近距離は電気自動車トラックを使えば、理想的ですよね。
 でもそれは、今の贅沢に慣れきった我々は、我慢できないでしょうね。
 多分、最も温暖化防止につながるのは、我々のライフスタイルを見直すことなんでしょう。






 
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