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反撃能力 本当の理由は「中国の核ミサイル」 [中国ウオッチング]

 毎日新聞web
 https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20221212/pol/00m/010/004000c?inb=ys
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 北朝鮮や中国のミサイル技術が高度化して迎撃が困難となる中、ミサイルを撃ったら反撃されて痛い目に遭うと思わせる「懲罰的抑止」が重要になっている。
 国家の抑止力を高めるためにこそ相手国のミサイル発射拠点などをたたく敵基地攻撃能力が必要だ。
 ミサイルの長射程化など、防衛体制を早期に強化する必要がある。

 中国の習近平共産党総書記(国家主席)が3期目入りし、中国統一をミッションとして掲げ「武力行使の放棄は約束しない」と発信しており、5年以内に台湾有事が発生する可能性が高まっている。
 中台紛争が起きた場合、中国は日米両国に対して「関与するなら核ミサイルで攻撃する」という脅しをかけてくる。
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 本当に近い将来、中台紛争は確実に起こるだろう。
 その際に米国はどう動くのか、日本の平和にとっては、とても重要な事である。
 米国軍が中国とわずかでも小競り合いを行った場合は、韓国や日本の米軍基地が爆撃されたり、ミサイルを打ち込まれる可能性が大いに有る。
 迎撃ミサイルが最も重要な役目を果たすが、敵基地攻撃能力が大いに大切になる。
 もし、ミサイルを発射した場合は、こちらも同等以上の反撃ができると相手に脅しをかける必要があるからだ。
 米国も中国も、核ミサイルは世界の滅亡につながる可能性があるため、通常兵器での局地戦になるだろう。

 参考:「庶民に血を流せと」 首相「国民の責任」発言にネットで批判
 https://news.yahoo.co.jp/articles/bc9250e92a06b2016161335093974bc4b957435e



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「現状を一方的に変更しようとした中国軍を撃退、双方に負傷者」インド国防相 [平和ボケ]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/12/post-100340.php
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 インドのシン国防相は13日、中国との係争地である北東部アルナチャルプラデシュ州で9日に起きた両国軍の衝突について、中国軍がインド領内に侵入するのを阻止し、双方に負傷者が出たと明らかにした。
 「中国軍はタワン地区のヤンツェ地域で実効支配線を侵害し、現状を一方的に変更しようとした」と述べた。

 シン国防相は9日の衝突について「インド軍司令官の時宜を得た介入により中国人民解放軍兵士は自陣に戻った」と議員に説明。現地の司令官が11日に中国側と協議し、「このような行動を慎み、国境の平和と安定の維持を求めた」と述べた。

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 中国は近隣諸国と散々に国境に関して問題を起こしていますね。
 困った政府です。


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「渚にて 人類最後の日」 を読み終わりました。 [雑談]

 前々から読んでみたいと思っていましたが、目の調子が悪くて中々細かい字が読めなかった為に、果たせませんでした。
 今回、右目がかなり回復してきたので、老眼鏡を使いながら、短期間で読むことができました。

agisanite.JPG

 内容説明

 第三次世界大戦が勃発し、世界各地で4700個以上の核爆弾が炸裂した。
 戦争は短期間に終結したが、北半球は濃密な放射能に覆われ、汚染された諸国は次々と死滅していった。
 かろうじて生き残った合衆国の原潜〈スコーピオン〉は汚染帯を避けてメルボルンに退避してくる。
 オーストラリアはまだ無事だった。だが放射性物質は徐々に南下し、人類最後の日は刻々と近づいていた。
 そんななか、一縷の希望がもたらされた。合衆国のシアトルから途切れ途切れのモールス信号が届くのだ。生存者がいるのだろうか? 最後の望みを託され、〈スコーピオン〉は出航する……。

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 血湧き肉踊るでもなし、不思議な内容に感激するでもない、また、パニック小説でもない。
 放射能による人類滅亡を目前にして、人はどう生きるのか、暮らすのかが描かれた小説だった。
 シンプルな事象に対し、ある期間だけ生き残る事が許されたオーストラリアの南端の人達の、愛に満ちた内容である。
 残された命の中で、やりたいことを実現したいと行動しながらも、他人を思いやる人達が描かれている。
 最終章は、自分の最後を待てずに薬に依って亡くなっていく。

 この本についての感想で、若い人の中で「あまりにも悲劇的で後味が悪かった」と書いたネットでの感想を読んだ。 
 だけど、私はそうは思わなかった。
 人は最後には必ず死んでいくものであるが、若いうちはそんな事は頭の隅にもないから、そんな感想を得るのであろう。

 私達の年代になると、自分の死期が遠くとはいえ見えてくる。
 遅くとも、20年位先には訪れるのだ。
 そしてその時期は、家族それぞれに時間の隔たりを伴ってやってくるのだ。
 例えば、伴侶が亡くなった後に、下手をすれば長い時間を一人で過ごすことになる可能性もある。

 今回の小説では、わずか数日でもその日々を、しかも自分も体調を崩して苦しい中で過ごさねばならないことに耐えられず、または残された人にその重荷を背負わせることを嫌って、ほとんどの方が薬品で自殺していくけれども、その行為に対しては、自分には納得できる気がした。
 多分この辺が、若い人には理解しがたい内容だろう。
 私にとっては、読み終わった後には静かな感動が感じられ、そして今後の人生に対する考え方が、いくらか見えてきた様な気がする小説でした。


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プーチン大統領に〝逃げ場なし〟ウクライナの最新ドローンがモスクワを急襲も 「ロシア側は対抗できない」元陸上自衛隊・渡部悦和氏 [21世紀のホロコースト]

 zakzak
 https://www.zakzak.co.jp/article/20221211-ZMJWVKYNINOVZA3EDSTVL3VCBI/
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 無人機攻撃を受けたのは、モスクワ南東リャザニ州のジャギレボ空軍基地と、南部サラトフ州のエンゲリス空軍基地。核兵器搭載可能な「ツポレフ160」や、「ツポレフ95」など主力長距離戦略爆撃機が配備されている重要拠点で、それぞれウクライナ国境から約500キロ離れている。

 無人機「ツポレフ141」は、1970年代に偵察用として開発された無人機で、航続距離は約1000キロ。
 約150機生産され、ソ連崩壊後は大半がウクライナ領内に残された。

 ロシア側にとっては、空軍基地にやすやすと攻撃を許した防空網の手薄さも重大問題だ。
 この国の防空システムは通常、近距離の対空機関砲から中距離、長距離の『S300』などの対空ミサイルによって重層的に構築される。
 領内への攻撃を油断して24時間体制の警戒ができていないか、戦力が不足している可能性がある。

 ウクライナ製の無人機は理論上、モスクワも攻撃することができるが、ロシア側の戦術核使用を招きかねないなど過激なメッセージになる面もある。
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 ロシアからの核攻撃を懸念して、ウクライナはロシア内の軍事基地しか攻撃できない。
 なんとも歯がゆい状況である。
 ウクライナ軍に核ミサイルがあれば、こんなロシアによる侵攻は無かったではないだろうか。
 人により、核は絶対に良くないと言うが、実情では戦争の抑止に大きな効果があることが証明されたとも言えるのだ。
 誰がなんと言おうと、日本の安全はアメリカ軍の核の傘に守られている。
 そして、NATOさえも最後には核ミサイルで自分たちを守っているのだ。

欧州の核兵器.JPG

 もしウクライナ侵攻において、ロシア軍が核ミサイルを使用し、その後に西側諸国が通常兵器でロシア軍を壊滅させロシアを屈服させることができたなら、核不要論は正しかったと結果で証明できるだろう。




 




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