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2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 [電気自動車の闇]

 経済産業省
 https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/ggs/index.html
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日本の温暖化防止戦略.jpg

 日本は、2020年10月に2050年カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
 2050年カーボンニュートラルの実現は、並大抵の努力では実現できず、エネルギー・産業部門の構造転換、大胆な投資によるイノベーションの創出といった取組を、大きく加速することが必要です。
 これを踏まえ、経済産業省が中心となり、関係省庁と連携して「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定しました。
 グリーン成長戦略では、産業政策・エネルギー政策の両面から、成長が期待される14の重要分野について実行計画を策定し、国として高い目標を掲げ、可能な限り、具体的な見通しを示しております。
 また、こうした目標の実現を目指す企業の前向きな挑戦を後押しするため、あらゆる政策を総動員しています。

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 マスコミは視野が狭く、そのうえで偽善です。
 欧州が流した「EVシフト」が温暖化防止の切り札であるとの情報を拡大解釈し、流布し、世界中の人達を騙しました。
 何度も言いますが、温暖化防止は「EVシフト」では不可能です。
 最近は、「EVシフト」による環境破壊の現実も報道され始めています。
 しかし、日本のマスコミはそんな事は取り上げたりはしません。
 お金にならないからです。

 参考:https://penguin-village.blog.ss-blog.jp/2024-03-30-1


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EV減速?ハイブリッド車復権?自動車大国アメリカの実態 [電気自動車の闇]

 NHK
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240229/k10014374191000.html
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 1月に首都ワシントンで開かれた恒例のオートーショー。
 日本メーカーのハイブリッド車の購入を検討しているという女性は「環境に優しい技術も、ガソリン代を節約できることも気に入っている。
 年に3、4回はアトランタやニューハンプシャーまで10時間くらいかけて旅行するので、充電に時間がかかるEVは選択肢にならない」と話します。

EV販売原則.jpg

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 人類が生き残るためのとりあえずの目標は、温暖化防止であり、決して「EVシフト」ではないのですが、未だにマスコミって、頭が足りていません。

 温暖化に逆行する電気自動車の販売よりも、インフラとしてのエネルギー戦略をちゃんとやったほうが良いと思いますがどうなんでしょう。
 特にエネルギーのほぼすべてを海外に依存している日本ですから、新エネルギー戦略は電気自動車ではなく、グリーンエネルギーの技術革新でしょうけれどね。


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日本では「失速」や「踊り場」と報道されるEVシフト〜世界の1月販売実績から読み解く真実は? [電気自動車の闇]

 EVsmartブログby ENECHANGE 電気自動車と充電環境を快適に
 https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/ev-shift-in-japan-described-as-stalling-or-at-a-plateau-what-does-january-global-sales-data-reveal/
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 2024年1月、世界の新車販売におけるEV(BEV+PHEV)のシェアは16%(BEVは10%)で、2023年1月の11%(BEVは7.6%)と比べると、約1.5倍に増えています。
 台数ベースでも前年から63%の成長で、1月としては過去最高となる100万台を突破。
 このうちBEVは+48%、PHEVは+98%の成長で、絶対数では引き続きBEVが多いものの、中国市場で人気のPHEVを中心にEV全体のシェア向上に貢献しています。

evとhevの販売台数.JPG

 「販売数」においてはEVが1,196万台(+28%)に対して、HVは421万台(+30%)と依然として3倍近い775万台の差があり、この差は2022年の611万台からさらに拡大しています。

 多くの海外メーカーがEVへの移行に注力する一方で、日本の既存メーカーはEVの拡大が遅れていることが指摘されています。
 さらに国内に限らず、欧州ではBMWやVW、ルノーなど一部の既存メーカーが2035年の完全EV移行に反対し、米国では約30%のディーラーがEPAの新規制に緩和を呼びかけるロビー活動を展開しているとの報道もあります。

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 このサイトの記事ですが、何時も思うのは闇の深さです。
 記事をよく読むと、限りなく嘘に近い内容に気がつくでしょう。

 この記事ですが、「PHEV+BEV = EV」として取り扱っている様です。
 「BEV」とはバッテリーだけで走行する真の電気自動車です。
 「PHEV」とは、少量のバッテリーと、化石燃料エンジンを搭載したハイブリッド車です。
 電気自動車としては、満充電で一般に50KM程度が走行できますが、それ意向はエンジンを主としたハイブリッド走行を行います。
 この記事のグラフによると、販売台数2023年度はEV(BEV + PHEV)総販売数1193万の「5/8」がBEVの実台数ですから、「746万台」ということになります。
 PHEVの実販売台数は、「447万台」です。
 
 さて、「HEV」の台数が「421万台」とされていますが、PEHVがHEVの一種と考えると記事の内容は逆転します。
 欧州は元々、エンジンを搭載した自動車はEVではないとして、将来は販売を禁止するとしていました。
 なのに、何故に今更「PEHV」を「EV」としてカウントしている???。

 欧州の考え方から言うと、EVの2023年度の実際の販売台数は 764万台。  HEV(EHV + PHEV)の2023年度の実際の販売台数は、 421万台 + 447万台 = 868万台とするのが本当ではないでしょうか?。
 
 一般的に、EVとPHEVは別物として考えられています。

 参考:BEV大国の中国で販売が失速! ここ数年でPHEVのシェアが伸びていた
 https://news.yahoo.co.jp/articles/ae2a01cac4e457ac617807caa964606cfe57feb0

 今年に入ってから、発展途上国で中国製EVがシェアを伸ばし始めているとの記事もありますが、欧州で売れなくなったEVを、大幅な値引きしてアジアで売ろうとしているだけです。
 そして補助金支給と「メディアにだまされた」結果ですから、そう遠くないうちに失速するでしょう。
 そもそも、「EVシフト」で温暖化防止は不可能です。

 参考:脅威的な低価格でEVシェアを広げる中国、今後10年は業界のけん引役に
 https://eetimes.itmedia.co.jp/ee/articles/2312/12/news077.html

 米国や中国では、もう既にBEVは駆逐されつつ有りますので、トップメーカーのBYDも苦しい状況のようです。

 参考:中国BYD、23年第4四半期は18.6%増益 2年ぶりの低い伸び
 https://jp.reuters.com/markets/world-indices/P7AWJPTINVMS3CCAEGXJU7OTXQ-2024-03-26/

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 「EVsmart」さんに言いたいね、勝手な解釈による「グレーな記事」を流布するのは止めてほしいです。


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