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CN燃料に、欧州から追い風 [電気自動車の闇]

 クロステック
 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/at/18/00012/00137/
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 エンジン搭載車におけるカーボンニュートラル(CN)実現に向けて、欧州と日本で大きな動きがあった。
 電気自動車(BEV)を強く推進してきた欧州は風向きが少し変わり、ドイツを中心にCN燃料の取り組みが加速する。
 日本では、CN燃料を使った車両が耐久レースを走り、トヨタ自動車が中心となった技術研究組合が立ち上がった。

 2021年7月に欧州委員会(EC)から出された欧州グリーンディールの包括的な法案「Fit for 55 Package」の中の「乗用車および小型商用車のCO2排出基準の改正案」(実質2035年に内燃機関搭載車の新車販売禁止)が、2022年6月29日に欧州の閣僚理事会で支持された。

 ただしECは、e-fuelを含むCN燃料技術やプラグインハイブリッド車(PHEV)技術の進捗を考慮して、2026年に見直しを実施することも確認した。この文言の追記が大きな変化点だ。

 CN燃料への追い風はこれだけではない。
 欧州自動車工業会(ACEA)は、2028年までに再生可能エネルギーを活用した合成燃料のCO2削減量を評価すべきである、とのスタンスをとる。
 ドイツ自動車工業会(VDA)は、「CNに向けて常に技術中立であり、あらゆる技術革新を阻害してはならない。水素やe-fuelへの投資にもインセンティブを与えるべきだ」と強調する。

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 エンジン搭載車の販売禁止なんて騒いでいたくせに、もうこんな話かよ!
 全く、欧州の自動車業界は自分勝手でどうしようもない。
 つい最近まで、ディーゼル一本槍だったドイ勢でしたが、排気ガス不正が明らかになった途端、電気自動車に全シフト、そして今度はEーFuelです。
 ヨーロッパの言うことは、信用しないほうが良いです。
 やっぱりトヨタは真面目で正しい。


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新型プリウス発表 「いつまでハイブリッドを作り続けるんだ」へのトヨタの答えは [電気自動車の闇]

 ITメディア・ニュース
 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2211/16/news179.html
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新型プリウス.jpg

 新型プリウスの発表会に登壇したサイモン・ハンフリーズ氏(同社クルマ開発センター デザイン領域 統括部長)は、「いま、BEVが注目を集めるなか、この言葉を聞かない日はありません。『いつまでハイブリッドを作り続けるんだ...』」というフレーズを紹介。
 世界がBEV(バッテリーEV)へのシフトを続ける中、プリウスを新しくする理由はなにか。
 同氏は「プリウスは『みんなの手が届くエコカー』だから」と語る。

  「カーボンニュートラルの実現には、世界中のみんなで協力しなければならない。だからこそ、みんなの手が届くエコカーが必要」「プリウスは、マジョリティのための、多くの人に手が届くクルマ。一部の人だけではなく、すべての人が運転できるクルマ、それが最大の強みであり、存在理由」(ハンフリーズ氏)。

 トヨタは引き続きBEVにも取り組んでいるという。
 「1年前のBEVイベントで、章男社長が『すべての人にEVを』と話したように、トヨタは、BEVを商品ポートフォリオの重要な一部と考えている」「我々はエキサイティングなBEVをフルラインアップで発表。
 世界中の多様な顧客ニーズに対応するとともに、HEV、PHEV、FCVについても同様に取り組んでいる。
 章男社長も常々話すように『BEVは重要な解決策の一つだが、それが全てに勝る選択肢ではない。 
 多様化した世の中には、多様な選択肢が必要』」(ハンフリーズ氏)と選択できる重要性を説いた。

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 至極まともな話だと思いますね。
 真面目に考えると、世界中の人が電気自動車に乗ることは、絶対に無理です。
 コストや社会環境、インフラなど応じたエコカーが必要です。
 日本のメディアはバカしかいないのか?と。本当に思ってしまう。


 
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EV戦略見直しのトヨタ、もう出遅れを挽回できないのか [電気自動車の闇]

 JPpres
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72715
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 フォルクスワーゲンは2026年までに、販売される車の4台に1台がEVになるという見方を示しています。
 その後はさらに増えていくでしょう。
 またプジョーやフィアットなどを抱えるステランティスは2022年に、今後10年でEVを欧州では100%、アメリカでは50%にし年間500万台を目指す計画を明らかにしています。

 2030年に350万台というトヨタの計画は、現時点で世界一の販売台数を競う自動車メーカーの数字としては消極的な予測に見えてきます。
 欧州自動車工業会(ACEA)によれば、EVの乗用車市場シェアは2018年に約1%だったのが、2021年には9.1%に急増しています。
 北欧ではすでに市場の半分以上をEVが占めています。

 カリフォルニア州新車ディーラー協会の統計によれば、EVの市場シェアは2018年の4.3%が、2021年には9.5%に拡大しています。

 中国は2021年にEVの販売台数は270万台に達し、市場シェアは2020年の5%が1年後の2021年には16%に上昇しています。

 とくにテスラは、2017年の年間生産台数10万台が、2018年には25万台になり、2021年には93万台に達しました。
 2022年には150万台弱になるのが確実な状況です。

 トヨタはEVの将来性を見誤っていたと言うこともできそうです。

 自動車メーカーの想定超えたテスラのコストダウン

 テスラは前部、後部で「数十の鋼板を溶接で組み合わせて車体を作る」工程をまるごと省略できるよう、前部、後部を一体成型できる鋳造装置を採り入れたのです。
 鋳造は、モノが大きくなると金属の中に空隙ができやすくなり、強度が落ちます。
 これを「スが入る」と言います。
 この現象は、自動車メーカーの技術者の間では常識化していたことでしたが、新たな着想と技術で打ち砕きました。
 テスラの決算報告書によれば、ギガプレスの導入によって170の部品を減らしています。
 これにより作業単位当たりのロボットの数を70%削減することができたとしています。


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 これまでの経緯を見ると、トヨタにとって、EVは多様性の中での選択肢のひとつでしかないようです。
 中心はハイブリッド車であり、水素エンジンであり、いずれにしても内燃機関を重視しているように見えます。

 いきなりのEVシフトは極めて困難とも思えます。
 トヨタのEV『bZ4X』が、発売直後にリコールで数カ月間も生産を止めたのは、トヨタは否定していますが、EVの経験値と無関係ではないように思えます。


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 テスラのギガプレスに関しては、色々なHPで取り沙汰されています。
 例えばここ
 https://energy-shift.com/news/6ca5bcdb-44e2-46ff-91e3-fc9fe7695a17

 なんだか、メディアに依っては、簡単におもちゃのようアンダーボディが一体成型で作られて、とてもコストが低いなんて記事もありますが、やっぱり物を知らない日本のメディアは困ったモノですね。

 鋳物は製品が型から外れるように形状を設計しないと不可能です。
 そこあMで複雑なものは作れないんですよね。
 テスラのアンダーボディは、リヤフロアとリヤフレーム、インナーホイールハウスを一体で作っているだけの様に見えます。

テスラのギガフレーム部品.JPG

 リヤフレームの横部を見ると強度を保つトラス構造が見えますが、ここは塞ぐことが出来ないわけです。
 一部のバカメディアが騒いでいるような、アンダーフロアの全てが一体成型なんて無理です。
 前後フロア、ミドルフロアが全て一体成型だと、すごいと思いますけどね。
 ところで、日本のメーカーでも、アルミダイキャスト製の大型部品を作ることは可能です。

 参考: https://jp.empcasting.com/aluminum-die-casting-battery-housing.html


 大型アルミダイキャスト.png 

 ところで、テスラのサイドフレームとインナーホイールハウスを一体で整形して、そんなにコストが下がるんですかね?。
 テスラの投資家向けのコマーシャルなのではないのかな?。
 いずれにしろ、もしそんなにコストが下がるなら、日本の自動車メーカーも必ず追従するでしょう。
 いずれにしろ、アルミボディと鉄板ボディだと、コストに差が有りすぎます。
 そもそも、アルミ精製には相当な熱量が必要だし、アルミボディの溶接にも、沢山の電力が必要なので、全くエコでもない、
 最近の鉄板は熱可能などでプレスできないほどの強度を与えることができます。
 当然、薄板化も可能になるので、折り曲げフレーム構造等しして、周辺の板厚を下げるなど、設計の仕方に依っては、まだまだ軽量化も可能です。
 リサイクル技術も市場で完成しているため、沢山の一般の人が乗る自動車に最適です。
 全てがテスラのような自動車になることは有りえません。
 やっぱり鉄板ボディ車の全てが、アルミ製車体に変わることはないでしょう。

 
 
 



 
 
 

 
 


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テスラ振るわずトヨタ首位、EVよりハイブリッド-米誌の最新調査 [電気自動車の闇]

 ブルームバーグ
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-15/RLDCK1T0AFBA01
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 15日に発表された米消費者団体専門誌コンシューマー・リポートの最新信頼性調査では、ハイブリッド車が自動車部門で最高ランクとなり、トヨタ自動車などガソリン・電気のハイブリッド車を展開する自動車メーカーの評価が高まった。
 「現在のハイブリッド車は静かで速くかつ快適だ。EVの信頼性はそれほどではなく、実際は大半が平均を下回っている」。

 複数のハイブリッドモデルを提供しているトヨタと同社の高級車部門レクサスがランキング上位を占めた一方、EVメーカー最大手の米テスラは24ブランド中19位。今回の年次調査では30万台余りのデータが収集された。

 ランキング最下位はドイツのメルセデス・ベンツ。最新テクノロジー搭載モデルの故障の多さが響いた。米フォード・モーターは18位。
 米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のブランドもバッテリーの問題などで振るわなかった。

  最新調査によれば、次の自家用車としてハイブリッド車を検討すると回答した購入予定者の比率は36%と、2019年の29%から上昇した。

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 メディアは、これからは電気自動車だと勝手に騒いでいるが、一般のユーザーの身になれば、やっぱり歴史を重ねて改善され続け、信頼性抜群で燃費もよく静かで力強く、メンテナンス費用も安い。
 そして何より、燃料補給がどこでも短時間で出来るハイブリッドが選択されるのは当然でしょう。
 わざわざ、高価でまだまだ信頼性が低く、充電場所が限られ、充電時間がかかる電気自動車を選ぶ人は少ないでしょう。
 意識高い系か、自己顕示欲の高い人、温暖化防止を勘違いして信じているひとくらいかな。

 日本のメディアは、技術に疎いくせに勝手な思い込みで記事を書く。
 もっと勉強してほしいね。



 
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