SSブログ

補助金積み増し決定!! でも「EV車の購入予定はない」人が9割弱、20代の半数以上は「欲しいとも思わない」 [電気自動車の闇]

 モーサイ
 https://mc-web.jp/life/column/97516/
************************
 EV車(電気自動車)を「欲しい」「とても欲しい」と回答した人は18%

EVがほしいか.JPG

 「買い替えサイクル」「充電設備」「購入費&維持費」がネックか

 ほしくない理由.JPG

 5年以内にEV車購入予定の人はわずか6.5%

KOUNYUUYOTEI.JPG

 2022年11月には政府が「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の積み増しを決定

 もともと「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」には全体の予算額が設定されており、日産や三菱が発売した軽EV車の販売が好調だったことなどから、2022年11月中にも上限に達し、受け付けが終了する見通しになっていました。
 今回の積み増しは、事実上「補助期間の延長」となり、近い将来EV車を購入する意思のあるユーザーを後押しする意図があると見られます。

**********************

 EVをほしいと思うかのグラフですが、自動車関連では久しぶりに大きな話題ですので、欲しいと考えているではなくて、乗ってみたいだけなのではないかな?
 それを踏まえても、購入予定者が10%にも満たないのは、車自体に魅力がないからでしょう。
 現代のガソリンやハイブリッド車は、素晴らしい性能を持っています。
 わざわざ、不自由な電気自動車を買おうとは思わないのが普通でしょ。

 本気で普及させたいなら、欧州の様に「化石燃料エンジン搭載車の販売禁止」でも法化しない限り無理。
 しかし日本でそれをやると、中古車ばかりが人気で新車が売れず、自動車会社は困ることになるでしょうね。
 まあ、インフラ的にもそれは無理でしょうけど。
 私はそんな制度が始まるのなら、直前にガソリン車を買いますね。



 

 

nice!(0)  コメント(0) 

SDGs優等生の不都合な真実 「豊かな国が高い持続可能性を維持している」という嘘 [環境破壊]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/sdgs.php
**************************

magf201008_SDGsRanking.jpg

 SDGインデックスでスウェーデンの評価は84.7点と第1位。
 しかし世界中の生態学者が以前から指摘しているように、この国の1年間のマテリアルフットプリント(消費する天然資源の総量)はアメリカと同程度で、国民1人当たり約32トンに上る。
 世界平均は現状で1人当たり約12トン。ちなみに持続可能なレベルは1人当たり約7トンとされる。

 SDGインデックスで3位のフィンランドは、二酸化炭素排出量が国民1人当たり年間約13トンで、石油大国サウジアラビア並みの水準だ。
 ちなみに中国の国民1人当たり二酸化炭素排出量は約7トンで、インドは2トンに満たない。世界中がフィンランド並みに化石燃料を消費したら、温暖化で地球は人が住めなくなる。

 英リーズ大学の科学者が発表したデータによると、SDGインデックスの上位の国々は資源消費量や温暖化ガスの排出量だけでなく、土地利用や窒素などの化学物質の環境への排出量といった点でも、人口比で各国に許容される範囲を大幅に超過している。

 全ての国がSDGインデックス上位国のレベルで消費し、環境汚染を続けていくとすれば、地球の生態系は間違いなく、物理的に破壊されてしまうだろう。

 どの目標も3つの観点から評価されるが、観点ごとに評価項目の数が異なる。
 具体的にはエコロジカルな負荷(森林破壊や生物多様性の喪失など)、社会的な開発度(教育の充実や飢餓の解消など)、そしてインフラの開発度(交通機関や送電網の整備など)という3つの観点があり、ほとんどの目標はこの3つの組み合わせで評価される。
 だが現実には、必ずと言っていいほど開発関連の評価項目数がエコロジカルな負荷の評価項目数を上回っている。

例えば目標11(住み続けられるまちづくりを)には4つの評価項目があるが、3つは開発関連で、生態系への影響に関する項目は1つだけだ。つまり開発関連で高い評価を得れば、生態系への負荷が大きくても(つまり持続可能性が低くても)結果として点数は高くなる。
 17ある目標のうち、生態系の持続可能性を主眼とするものは4つ(目標12〜15)だけで、あとの13目標は開発に重点を置いている。
 たとえ持続可能性の点数が低くても開発関連で点数を稼げば総合点は上がる。
 だから生態系への負荷という点では劣等生のスウェーデンやドイツ、フィンランドのような国が、SDGインデックスでは上位になる。

 もうSDGインデックスなどに頼るのはやめるべきだ。
 地球環境の危機は深刻だ。いま地球にはどんな負荷がかかっていて、その責任は誰にあるのか。
 それをもっと正確に、もっと正直に示さないと議論は始まらない。

*********************
 まあ、欧州連合は自分たちに都合よく何事も決めてしまうので、ごまかしが多く信用しないほうが良い。

 参考: ドイツ銀と運用部門DWSに家宅捜索-グリーンウォッシュ疑惑
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-31/RCQNI2T0AFB401





 
nice!(0)  コメント(0) 

オスだけ殺すタンパク質「Oscar(オス狩る)」のメカニズムが解明される [サイエンス]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/akane/2022/11/post-45.php
***********************:
 東大大学院農学生命科学研究科の勝間進教授らの研究チームは、オスだけを狙って殺すタンパク質を同定し、メカニズムを解明したと発表しました。
 「Oscar(オス狩る)」と名付けられたこのタンパク質は、昆虫の体内でよく見られる共生細菌のボルバキアが持つものです。

 ボルバキアは65%以上の昆虫種に感染している共生細菌で、宿主の卵巣にはほぼ確実に存在しています。
 ミトコンドリアのように母から子に伝わる性質を持つため、ボルバキアが次世代に子孫を伝えるためにはメスに感染しなければなりません。

 ボルバキアが行う宿主の性・生殖操作は、次の通りです。

 ① 細胞質不和合:感染していないメスの繁殖を感染したオスが妨害する
 ② 単為生殖:メスがオスなしで子孫を産めるようにする
 ③ 性転換:遺伝的にオスである宿主をメスに変える
 ④ オス殺し:オスの卵のみ発生初期に殺し、メスだけが生まれるようにする

 ダンゴムシでボルバキアによる性転換が発見されています。
 ボルバキアに感染したダンゴムシのオスは、遺伝子的(遺伝子型)にはオスのままで、見た目(表現型)は完全なメスになります。
 ボルバキアの繁殖に貢献できないオスをメス化することによって、ボルバキアの繁殖を効率的にすると考えられています。

**************************
 動物の性って、いがいと揺れ動いているんですね。
 人間だけが、ゆるぎがない性である必要は無いのですね。

 ちょっと前に、生殖能力をなくしたオスの蚊を繁殖させてばらまき、蚊を駆除するなんて事がTVで放映されていましたが、ボルバキアを利用した方法らしいですね。
 個人的には、ニンゲンの手で自然の摂理を変えるのには、賛成しかねます。


 borubakia.jpg


nice!(0)  コメント(0) 

「知性を持っていた?」もし恐竜が絶滅していなかったらどうなっていたのか [サイエンス]

 ニューズウイーク日本語版
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/11/post-100215.php
***********************
 6600万年前に小惑星が地球に衝突して大量の塵が発生し、これらが大気中に漂うことで空が暗くなり、植物が光合成をしなくなって激減。食物連鎖は崩壊し、やがて恐竜を含め、多くの動物が絶滅したと考えられている。

 地球と小惑星との衝突が回避され、恐竜が生き残ったとしたら、どうなっていただろうか。
 1980年代、カナダの古生物学者デイル・ラッセル教授は「肉食恐竜が絶滅せずに進化し、道具を使える知性を持つようになっていたとしたら」という思考実験を行い、知的生命体となった「恐竜人間(ディノサウロイド)」を提唱した。

 その「ディノサウロイド」説に対し、英バース大学のロングリッチ博士は、「生物の進化には一定の方向性がある」とする「定向進化」を根拠に、「『ディノサウロイド』は不可能ではないが、可能性は低い」との見解を示す。
 恐竜は進化を繰り返して巨大化する一方、その脳は比較的小さなままであった。
 「地球と小惑星の衝突がなかったら、長い首を持つ巨大な草食恐竜やティラノサウルスのような大型肉食恐竜がまだ生息していただろう」とする一方、「これらの恐竜の脳はわずかに大きく進化していたかもしれないが、知能が進化したことを示す証拠はほとんどない」と主張した。

************************
 このテーマは、1979年に作家の豊田有恒氏により「ダイノサウルス作戦」と言うSF小説で提唱されている。
 タイムスリップと平行宇宙、そしてディノサウロイドをテーマにした内容だ。
 円盤型タイムマシンで白亜紀にやってきていた、進化したドロマエオサウルスと人間が出会い、一種の友情みたいな物を育む物語だった。
 彼ら恐竜は進化し、知能を持ち、タイムマシンで過去を変えるためにやってきていた。
 小説では、恐竜が滅んだ原因が衝撃的で面白かったのを思い出す。
 有名な小説なので、図書館にも有ると思います。
 読んだことのない方にはおすすめします。


 現実的に考えると、恐竜が闊歩した時代は酸素が薄く二酸化炭素が多かった。
 呼吸器が横隔膜によるシステムであり、酸素を取り込む性能が劣った動物は、ネズミレベルにしか成長できなかった。

横隔膜呼吸システム.JPG

 恐竜は「気嚢システム」を持っていたため、空気を効率的に循環させることが出来たので、酸素の取り込み性能が高く、その為に体を大きくすることが出来た。
 現代の鳥類は恐竜の子孫なので、同じ「気嚢システム」を持っており、大量の酸素を胸の筋肉に供給できる為、強く羽ばたいて空を飛ぶことができる。

気嚢システム.JPG

 恐竜が滅んだ後、地球の大気中の酸素が急激に増えて、動物が大きくなったと同時に、酸素を大量に使う脳も大きくすることが出来たのではないか?と、私は思っている。

 恐竜が滅ばないうちに酸素が増えていたら、ディノサウロイドもあり得たかもしれない。
 
 ダイノサウルス作戦.JPG


nice!(0)  コメント(0) 

電気自動車(EV)が普及しない課題・デメリット [電気自動車の闇]

 チューリッヒ保険会社
 https://www.zurich.co.jp/car/useful/column/mj-okazaki/04/
*********************
 エンジンや、エンジンとモーターを組み合わせて走るハイブリッド車は、走行段階で化石燃料を消費しCO2を発生します。
 電気自動車はバッテリーに蓄えた電力でモーターを回して走るため、走行段階では排気ガスを一切出しません。
 しかし、実際に電気がどのようにして作られているかを考えると、ゼロエミッションではありません。
 日本の発電量の84%は火力発電ですから、排気管からCO2を出さない代わりに発電所で出していることを意味します。

 ユーザーが実際に走って記録した実燃費&実電費データ(プリウスが22km/L、リーフが7km /kWh)をもとに概算すると、おおよそのCO2排出量は、電気自動車のほうが概ね30~40%少ないという結果になります。

 日本の電力需給をみると、電気自動車が数万台増えたところで心配はありませんが、数百万台に達すると、夏場や冬場の電力ピーク時の電力供給量が追いつかなくなる可能性が出てきます。
 大量の電気自動車が同時に充電をしたら大量の電力が必要になるからです。

 電気自動車が増えたら、ほぼその分だけ発電能力の強化が求められた時、火力発電、特に石炭発電を増やすようではCO2削減という本来の意味がありません。
 選択肢の中には、原子力発電の増加も考えられます。

 参考: ロイター
 廃止原発建て替えなどの計画案、年末までに成案得る=西村経産相
 https://jp.reuters.com/article/nishimura-nuec-idJPKBN2SJ02T

 電気自動車が善で内燃機関が悪、という二元論に流されないことが求められます。
 電気自動車は有力な選択肢のひとつですが、すべての問題を解決してくれる夢のクルマではないのです。

***********************************
 世の中には、電気自動車はエコでco2を出さないと、勘違いしている人が多いです。
 無駄に税金を使って電気自動車をふやしたり、その対応で発電所を増設したり、充電ポイントをふやしたりが、今の電気自動車推進車の考えですが、それが本当に正しいのか大変疑問です。
 世界の人間の全てがエコに関心を持ち、生活スタイルを変えていかない限り、どんなに大量に税金を投入しても、温暖化は止まらないでしょう。

 ロシアのウクライナ侵攻や、中国による南シナ海への進出、アフリカや南米などでの資源採掘等を考えると、今後100年は温暖化ガスが増えるのを止める事はできないと思います。
 食料やエネルギー、資源の奪い合いにより戦争が多発、核戦争により地球が荒廃し、人口が1/10くらいに成れば、止まるかもしれません。

荒廃した地球.JPG

 参考:西側とは違うロシア人、追い込めば核戦争を躊躇しない
 https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/72402







 

 
 
nice!(0)  コメント(0)